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ウエイトリフティングで世界を目指す!
 菊田 裕子さん・城内 史子さん


菊田 裕子さん・城内 史子さん
菊田 裕子さん
(きくた ゆうこ:写真左)
1985年石川県生まれ。県立飯田高校卒業。社会科学部2年。内藤明ゼミ所属。平成16年度ジュニアオリンピックカップ69kg級優勝

城内 史子さん
(じょうない ふみこ:写真右)
1985年岩手県生まれ。県立宮古北高校卒業。社会科学部3年。片岡晴雄ゼミ所属。平成16年度ジュニアオリンピックカップ75kg超級優勝

 もともとは、本人たちの意思とは関係なく周囲の期待から始まった競技生活。菊田さんは、高校時代、通っていた学校の教師でもありウエイトリフティング部の監督でもあった父からの「頼むからやってくれ」という土下座(!)に根負けして、競技を始めた。一方の城内さんは、高校で柔道をしていたとき、元ウエイトリフティング選手の柔道部監督から誘われた。「柔道でさえ、女の子がするスポーツじゃないと抵抗があったので、えーっ、わたしがこれやるの? って(笑)」。周囲の人が見抜いた素質は、練習を重ねるなかで確かなものに。ともに高校時代の「全国女子」で優勝を経験、努力した分が結果に表れることに楽しさを覚え、「もっと強くなりたい」と、向上心が芽生えた。階級が別なので、視線が火花を散らす「ライバル」とは違う。朗らかな印象の城内さんと温和な雰囲気が漂う菊田さんとの気のおけない掛け合いに、場が和む。

  試合は、「スナッチ(一気に頭上へ持ち上げる)」と「クリーン アンド ジャーク(胸元で一度止めてから持ち上げる)」をそれぞれ3回ずつ行う。持ち上げてから3秒の静止後、前方に落とすことができたら成功。「以前は試合が近づくと、もう緊張してしまって練習どころじゃなかったんです。そんなプレッシャーを、試合では力に変えられるかが重要になってくる」と城内さん。本番に強いという菊田さんは「そこまでの緊張感は味わったことがないけれど…(笑)。試合は厳しい駆け引きの場でもあります。重いバーベルが上がれば、周囲のどよめきも手伝って相手にプレッシャーを与えることができる」と競技者ならではの世界を披露する。

  過酷かつメニューの豊富な練習を毎日こなしているふたり。はじけるように笑う屈託のない姿は、キャンパスの雑踏に混じればフツーの女子大生に映るだろう。しかし、「今後は?」の質問にふたりの声が揃った。「目指すは北京オリンピックです!」

(2005年6月30日掲載)

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First drafted 2005 June 30.