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新しい時代の新しい体制の下、新しい関係の構築を目指して
本庄市との包括地域協定締結!


調印式の様子
調印式の様子(茂木稔市長(右)と固い握手を交わす白井克彦総長)
本庄国際リサーチパーク研究推進機構 とは?
 本庄地方拠点都市地域における次世代型地域づくりモデル都市構想の下、研究・技術開発、人材育成、情報、交流等の諸機能を集積し、国際的な科学技術革新を先導する産学官連携による学術研究都市づくりの推進を目的に、2002年に設立された組織。地域住民や地元産業界との連携の橋渡し役も担う。本学教職員を始め、各界研究者、埼玉県や本庄市の行政担当者等で構成される。
本庄国際リサーチパーク
▲ 本庄国際リサーチパーク

協定締結のねらいと内容

 5月11日、本学と埼玉県本庄市は「協働連携に関する基本協定書」を締結した。この協定は、包括的な相互連携の下、活力ある地域づくりや人材育成を図り、地域社会の発展に寄与することを目的とする。

  本学は知的財産、豊かな人材、研究教育施設等の保有資源を地域社会発展のために積極的に活用し、地域社会に対して「開かれた大学」としての発展を目指す。

  一方、本庄市は前述の貴重な資源を有する大学との協働により、地域社会の発展や地域経済の振興を推進するとともに、相互連携により豊かな地域社会の創造を目指す。

  今後は以下の事柄について、相互に支援、協力を行っていく。

  1. まちづくりに関する事項
  2. 産業振興に関する事項
  3. 人材育成に関する事項
  4. 文化の育成・発展に関する事項
  5. 研究・開発に関する事項
  6. その他、協定の目的に沿う事項

締結に至る経緯

 本庄高等学院、本庄セミナーハウスを擁する本庄市と本学の関わりには長い歴史がある。特に近年、1998年の国際情報通信研究センター・理工学総合研究センター研究棟開設、2004年新幹線「本庄早稲田」駅開業と早稲田リサーチパークコミュニケーションセンター開設に併せた国際情報通信研究科・研究センター移転、さらに今春の理工学研究科環境・エネルギー専攻開設など、着々と積み重ねてきた連携・協働の実績が今回の協定締結につながった。 この間、ハード面のみならず、小山川・元小山川の水環境再生プロジェクトの主導、企業セミナーへの講師派遣、青少年の人材育成を目的とした「ベンチャー・キッズ(早期起業家育成事業)」の開催などの活動を(財)本庄国際リサーチパーク研究推進機構(※)との連携により進めてきた。今後も、これまでの路線を継承し、さらに同機構との連携を強化しながら諸活動を推し進めていく。

包括協定における3つのキーワード

包括協定における3つのキーワード

今後の具体的な取り組み

本庄―早稲田100キロハイクで学生に豚汁をふるまう地元の人々
本庄―早稲田100キロハイクで学生に豚汁をふるまう地元の人々

 当面予定している連携事業として、まちづくり、将来交通システム、環境教育システムを三本柱にすえている。詳細は次のとおり。

まちづくりの検討

  • 「安全なまちづくり条例」にともない地域コミュニティを中心とした「安全安心なまちづくり計画」の作成
  • 本庄新都心を中心とした「合併後の新しいまちづくり」
     注 本庄市は来年1月に児玉町との合併を予定している

将来交通システムの検討

  • 電動バス等による先進コミュニティ交通システムの実証実験(本紙1061号既出)
  • 市民参加による地域の将来交通システムの検討

環境教育システムの検討

  • 環境教育に関する小中学校との連携と教育プログラムの開発
  • 早稲田大学による環境インストラクターの認定
友成真一客員教授
友成真一客員教授

 本協定の締結に向けて尽力してきた友成真一理工学術院客員教授は、「協定書自体は単なる紙切れにすぎない。肝心なのは、一緒に取り組むという意気込みの表明である協定書に息を吹き込み、その下で真剣勝負する人材が早稲田、本庄市双方から出てくること。お互いが有する知的資源、物的資源の双方をフルに活用していけば、当初予想もしなかった展開がどんどん起こってくる。熱意ある人々が魅力的な活動を行い、それに賛同した人々が次から次に本庄の地に集まってくるような正のスパイラル的発展を期待したい」と熱く語った。

  本学としては5番目となる自治体との包括協定だが、その目指す規模は最大で、内容面での充実度も大いに注目される。

  ここ本庄の地で、地域全体を舞台とした壮大な実験が行われようとしている。

新市長は本庄育ちのワセダニアン
吉田信解新市長
吉田信解新市長
 現職の茂木稔市長の任期満了にともない、 7月2日付で本庄市の新市長に就任する吉田信解氏は、本庄市に生まれ、本庄高等学院から本学第一文学部(1992年卒)に進んだ生粋の本庄育ちのワセダニアン。市議3期を経て、市長に。新市長の指揮の下、本学との連携に拍車がかかることが期待される。就任に先立ち、「豊かな自然と広大な土地を誇る本庄市は環境系や映像系の実験・研究のフィールドとして最適な場所だと思います。市民は大学との連携を心から歓迎しています。今後も早稲田がコンテンツの仕掛けを、本庄市民が持ち前のホスピタリティの発揮をしながら、相乗効果を生み出していきたいですね」と抱負を語った。

(2005年6月30日掲載)

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First drafted 2005 June 30.