頑張れ☆早稲田スポーツ

日本拳法部
 ― 栄光に向かって―


教育学部3年 主務 樋川 容子


▲ 昨年度東日本学生リーグ戦にて
右側が前主将の伊東誠宣さん(政経4年)

  「空気があつい」。ふと気が付くと大会中、必ず感じる瞬間が何度もある。円陣を組み、選手・監督・OB、早稲田全員が声を出す。「わせだー、勝つぞー、勝つぞー、勝つぞー」鳥肌が立ち、緊張感が走る。いよいよ試合が始まる。

  わが日本拳法部は男子19人、女子3人の計22人で活動している。

  日本拳法とは面、胴、グローブ等の防具を着装し、突き、蹴り、極(関節技)投げ等により一本を競う競技である。試合は三本勝負で行われ、二本先取した方が勝ちとなる。この一本は、効果的な強い技が面・胴に的中した場合、連撃で相手を圧倒した場合、相手の身体を組み押さえて打撃した場合、関節技で相手を制した場合に認められる。

  また、和製格闘技とも呼ばれ、一徹な武道性と柔軟な吸収力をもち、実践性、安全性が極めて高い。競技自体は一般的には無名だが、日本拳法の真髄ともいうべき「直突き」は非常に合理的に大変な破壊力をもつ拳として、他の武道からも一目置かれている。日本拳法の技術を身につけて他の格闘技に転出した格闘家は数多くいる。猪狩元秀氏(元キックボクシングチャンピオン)や渡辺二郎氏(元ボクシングチャンピオン)などが有名である。また、その実用性から自衛隊にも採用されるなど活躍の場を広げている。

  部員の大半が初心者から始めるわが部は前年度、男子が東日本リーグ戦3位・全国大学選手権大会ベスト8・東日本トーナメント戦3位・東日本新人戦3位。女子の小澤音夢(一文4年)が東日本女子個人選手権大会準優勝、全国学生個人選手権準優勝という快挙を収めている。

  体育各部に所属するわが部は今年50周年という節目を迎える。伝統ある早稲田大学競技スポーツセンターに所属するわれわれは胸を張ってこう宣言する。「今、日本拳法部があつい!」

  わが部の最大の魅力は絆である。日本拳法というスポーツは個人競技であり、それゆえ、元来チームワークを重んじるものではない。練習も自分との戦いである。しかし、東日本リーグ戦を7人制・全国大会を5人制で戦う姿は、見えない絆で結ばれているように思える。主将に寄せる部員の信頼も大きい。全神経を集中させ、戦いに臨む姿は、背中が大きく逞しく見える。彼らが一番輝く瞬間なのだ。


主将の意気込み!

日本拳法部主将 法学部3年 大久保泰佑

 今年度、わが日本拳法部は創部50年という節目の年を迎える。その大きな節目にあたり、2つの具体的な目標がある。1つは、昨年惜しくも後塵を拝した早慶戦での勝利。そしてもう1つは、創部50年に華を添えるべく、団体戦の優勝旗を奪取すること。主将として未だ試行錯誤を繰り返しているが、責任の重さを常に意識し、目標を果たすべく鋭意努力する。

※日本拳法部では新入部員を募集中! 興味のある方は
 [TEL] 03(3204)3623(部室)まで


今年のGW合宿にて 2列目左端が筆者、同じく3番目が大久保主将

(2005年6月16日掲載)