進路選択物語 |
チャレンジという選択社会科学部3年 鈴木 文乃
「就活? まだ2年生なんだからそんなこと考えるのは早いんじゃない?」と、昨年よく言われていた。しかし、そうもいかない。1浪している私にすれば、高校時代の友人は皆、現在、就活に励んでいる。その姿を見て、就活、そして将来について考えられずにはいられない。 自分には、これまで何か積み上げてきたものがなく、常に行き当たりばったりな行動で、自分のスタンスというものがない。何か一つでも自信を持っているものがないという現状にコンプレックスを感じることさえある。勉学においても専門分野と呼べるものがなく、将来、自分が何をできるのか、とても不安に思ってしまう。 2年生の夏に市役所でインターンシップを2週間行ってきた。国際関係を勉強している時に、国際舞台における地方自治体の大きな可能性に興味を持ち、現場を見ようと思ったのだ。このインターンでは、配属先の部署がとても活動的で、「行政=デスクワーク」というイメージを塗り替えてくれた。同時に、特に就職を意識しての参加ではなかったはずなのに、心のどこかで就職を意識し、行政が自分に合っているのか考えていた。今の積極的なモチベーションがあるならば、行政だけでなく企業を視野に入れてもいいのではないか?。結局は「自分が何をしたいか」が大事なのであり、企業か行政かという選択肢は次の段階なのだ。そして、決定的な問題にぶつかることになる。今の私には何がしたいのか分からない。その事実にものすごい焦燥感を覚えた。 今、私は「自分が何をしたいか」を意識して日々を過ごしている。とにかく少しでも興味のあることはやってみる。やってみて、自分の方向性を固めていくしかない。友人の「何事も始めるのに遅いということはないと思うよ」というアドバイスが、新しくチャレンジする私を後押ししてくれている。 「とにかくやってみること」が、私の今のスタンスと言えるだろう。3年生のこの1年間を大切に過ごしていきたいと思う。 (2005年6月9日掲載) Copyright (C) 2005 Student Affairs Division, WASEDA University. All rights reserved.First drafted 2005 June 9. |