ユニーク学生! 「何をしてるの?」

わせだ風街(かぜまち)宣伝社


早稲田ちんどん研究会幹事長 社会科学部4年 内山 尚子

早稲田内外の学生が集う
▲ 早稲田内外の学生が集う
昨年11月、ポルトガルでの街頭宣伝の様子(右が筆者)
昨年11月、ポルトガルでの街頭宣伝の様子(右が筆者)

 早稲田ちんどん研究会(屋号:わせだ風街(かぜまち)宣伝社)は東日本唯一の「学生ちんどん屋」である。ちんどん屋は日本の伝統的な宣伝業。仮装集団でも路上ミュージシャンでもない。自分たちのためではなく、宣伝媒体として、クライアントのために活動する。派手な化粧も衣装も音楽もすべて人の目を引きつけ宣伝するための手段なのだ。でも、化粧や衣装や音楽にこだわりがない、わけではない。こだわりだしたら、止まらない。

  このサークルにはいろいろな人がいる。目立つのが好きな人、そうでない人、音大生、リズム音痴、ただ暇な人。みんな自分のチンドン観を持っていて、衣装、音楽の音など、各々がこだわるポイントが違うのが面白い。ただ、誰もがチンドンを通して人と触れ合うのが好きなのだと思う。笑顔で話し掛けてくる見知らぬ人、地域を元気にしたいと願い私たちに依頼をしてくる商店街の方…。

  早稲田ちんどんの歴史はまだ5年と浅い。はじめは、ちんどん屋の要であるチンドン太鼓さえないところからのスタートだった。そこから、ちんどん屋としての形ができ、学生ちんどん屋としての道を模索し、今に至る。昨年は、この5年間の成果がようやく形になった。まず、毎年富山で開催されるちんどんコンクール素人部門で最優秀賞受賞、そして、11月にはポルトガルへ初めての海外遠征。東京、日本、そして、世界へと活躍の場を広げている。

  早稲田ちんどんのモットーは笑顔だ。プロの方には技術などの面で見劣りするかもしれない。けれど、私たち学生ちんどん屋でもプロの方に勝負できるところ、それが笑顔だと私は思っている。

  夏は夏の暑さを吹き飛ばし、冬は心があったかになるように。依頼主の方、街で出会った方、皆が思わずニコニコしてしまうように。そんなちんどん屋を目指し、日々活動している。

■早稲田ちんどん研究会
【URL】http://homepage.mac.com/chingdong/


(2005年4月28日掲載)

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First drafted 2005 April 28.