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集まり散じて人は変われど… ―卒業式&入学式挙行―雨が降っても、槍が降っても、桜の開花が遅れても、早稲田大学の卒業式は3月25日、入学式は4月1日(大学院・芸術学校は4月2日)に挙行される。これは営々と続く早稲田の伝統。 希望を胸に巣立つ卒業生を社会に送り出したという晴れやかな安堵感を覚えた1週間後には、大学生活への期待を胸に抱いた新入生を迎え入れるというさわやかな緊張感を覚える。 今年はあいにく寒風吹きすさぶ卒業式となったが、晴れ着をまとった卒業生の表情からはそんな寒さも吹き飛ばすほどの漲るパワーを感じ取ることができた。待ちに待った東京の開花宣言の翌日に行われた入学式では、遅咲きの桜のつぼみが、これから満開の花を咲かせる可能性を秘めた新入生を象徴するかのようだった。 卒業式では学部(9,404人)・大学院(2,104人)・芸術学校(109人)と合計11,617人の卒業生および111人の博士学位授与者を送り出し、 入学式では学部(10,441人)・大学院(3,229人)・芸術学校(154人)と合計13,824人の新入生を迎えた。 壇上での晴れやかな表情が 印象的な卒業式
式典の冒頭は、白井克彦総長から各学部・研究科・学校の総代および博士学位取得者の代表に対する学位記の授与。終盤には、学術・芸術・スポーツ等で顕著な業績を残した12人と1団体に対し、小野梓記念賞が授与された。いずれも壇上での晴れやかな表情が印象的だった。 式辞で総長は、昨年のノーベル平和賞受賞者、ケニアのマータイ氏のグリーンベルト運動を45年前から本学の学生とともに岩手県田野畑村での植林に励んできた故小田泰市氏(元商学部教授)の活動となぞらえ、氏が人生の道標としていた大隈重信の言葉「高く飛ばんと欲すれば、深く学ばざるべからず」を紹介。卒業生に対し、「使命を果たし、人間への関心と限りない愛情、社会への鋭敏な感受性を持ち続けながら、人生を果敢に歩んでほしい」と激励の言葉を贈った。 また、小林栄一郎校友会代表幹事は「先輩が築き上げてきた本学に対する高い評価というバトンを自信と誇りを持って引き継ぎ、さらに定着させるランナーになることを願う」とエールを送った。 当日は、魚允大高麗大学校総長、顧秉林清華大学校長、趙錫來早稲田大学韓国校友会会長の三氏に対し、本学における名誉称号として最高位にあたる名誉博士学位が贈呈された。 さらに、野球部を東京六大学野球4連覇達成に導いた野村徹前監督の6年間にわたる功績に対し、総長賞が授与された。 厳かな中にも、温かな歓迎ムード漂う入学式
真新しいスーツに身を包んだ新入生たちは、緊張した面持ちで入学式に臨んだ。そんな緊張をほぐしてくれたのが、式典前に行われた応援部による校歌の歌唱指導を兼ねたデモンストレーション。温かい歓迎の意が伝わった。 総長は「人生の原点とも言える貴重な時期となる大学生活を充実したものにするために、自主的、主体的に行動し、自分を守り、他を尊重しながら良き師、良き友との出会いを大切にしてほしい」と激励。さらに、来賓として、今年1月に南米アンデス山脈でグライダーによる長距離飛行世界記録樹立という快挙を成し遂げた校友の森中玲子氏を紹介した。 また、リシャール・デコワンパリ政治学院院長、閔維方北京大学校務委員会主席、カルロス・ゴーン日産自動車(株)取締役社長兼CEOの三氏に対して、名誉博士学位が贈呈された。 (2005年4月7日掲載) Copyright (C) 2005 Student Affairs Division, WASEDA University. All rights reserved.First drafted 2005 April 7. |