現場レポート |
イスラム世界の文化と言語
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佐藤次高文学部教授
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社会科学部2年 井上 季
イスラム文化に対して私たちはいったいどれほどのことを知っているだろうか。ここ数年イスラム文化圏がにわかに注目を浴びているが、われわれ一般人の同文化圏に対する理解度はまだ低いように思われる。そうした状況の中で11月6日に本学で開催された今回のシンポジウム「イスラム世界の文化と言語」は、会場もきれいに埋まり終始良い雰囲気で無事に終わった。イスラム文化学習者の学習意欲を大いに掻き立てたことだろう。
このシンポジウムは早稲田大学国際言語文化研究所と大学書林国際語学アカデミーが共同で開催したもので、今回はその4度目にあたる。前半では佐藤次高文学部教授にイスラムの統一性ならびに多様性についてお話しいただいた。質疑応答では会場からかなり専門的な質問も出て、集まっていただいた人たちのレベルの高さを実感した。後半は日本イラン文化交流協会会長の岡田恵美子さん、アラビア語の書家としても名高い大東文化大学国際関係学部教授の本田孝一氏、そして俳優でもある慶應義塾大学トルコ語講師のアイデン・ヤマンラール氏の3人を迎え、国際言語文化研究所所長の池田雅之社会科学部教授とともにパネルディスカッションを行った。内容はアラビア文字や、女性がかぶるスカーフの話、それから歌を歌っていただいたりした。内容が親しみやすく、会場にはたびたび笑い声が沸き起こった。
参加者の中にはアラビア語学習者も多数いて、国語教育と地域文化研究を結び付け学習や研究を行うという、早稲田大学国際言語文化研究所の姿勢が評価されているのだと思った。今後も同研究所がこの方法論をさらに深め、その発信源として、ますます発展していくことを願っている。
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パネリストの興味深い話に、満員の聴衆は熱心に耳を傾けた。
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(2004年12月2日掲載)
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