早稲田スポーツ観戦記 |
2004年4月18日 隅田川
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必死の表情を見せる対校エイトのクルーたち
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4月18日、春の麗らかな日差しが降り注ぐ浅草・隅田川で、第73回早慶レガッタが行われた。レガッタ(regatta)とは、「ボートの競技会」を意味する。この大会は学内にとどまらず、ボート界においても非常に注目を集める大会だ。中でも、「エイト」(8人の漕ぎ手と、舵を操り漕ぎ手に指示をするコックスが乗る9人制の種目)と呼ばれる競技がこの大会のメインイベントである。
14時50分、春風が強く吹く中、対校エイトのスタートが切られた。最初のカーブがインコースになるため、一気に慶應との差を広げたい早稲田は、自慢のスタートダッシュをかける。しかし、差を広げるどころか逆に先行される展開に。スタートから700m付近の蔵前橋では、その差1艇身。レースの前半は波のうねりも高いため、安定したリズムを刻めないのだが、この日の早稲田のリズムは本来のそれとは違うものであった。レースの中間点付近の駒形橋では、2艇身差。徐々に慶應の背中が遠のいていく。桜橋の大観衆の目に飛び込んできた時には3艇身近い差があり、そのまま慶應の勝利という結果で終わってしまった。
自他共に認める個々の能力(漕力)で勝る早稲田がなぜ、慶應に敗れたのか。その問いに対して一言で言い表せないところが、ボートの魅力であるが、昨日のレースでは、早稲田が自分たちの漕ぎができなかったということが最大の理由であろう。
ボートシーズンはこれから盛り上がりを見せていく。例年にない漕力、そして艇のスピードを併せ持つ早稲田が表彰台の一番上に上がる可能性は、かなり高い。早稲田大学漕艇部のファンは誰もが、彼らの笑顔を一日でも早く見たいと思っているのだ。
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応援に詰めかけた人々の大歓声を浴びて、桜橋付近を通過。
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(2004年4月22日掲載)
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