早稲田大学では、学生が利用できる場所はすべて禁煙となった。これは本年5月1日に健康増進法が施行され、「受動喫煙防止対策および喫煙防止教育の推進」が大学にも求められるようになり、学内で検討を重ねた結果、7月18日理事会決定に至ったもの(本紙7月24日号既報)。早稲田の現状レポートと、今後の施策などをお知らせする。
大学は、今回は何をしたのか
理事会決定に基づき、「指定場所以外構内禁煙」の看板を新たに各門に設置し、喫煙所以外の灰皿をすべて撤去。喫煙所を示すラインひきなおしなどの対応措置(別表)が完了した。また、全学教職員による喫煙マナー徹底化の巡回も定期的に行われている。

▲グラフ(1) 学生のマナーが最も悪いと思われる項目を選んでください(キャンパス別)
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▲グラフ(2) 喫煙者率の推移
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喫煙所…「写真撮ります」と言うとみんな一斉に逃げる。喫煙所での喫煙でも恥ずかしい?
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これまでよりも狭められた喫煙可能ゾーンを示す白線
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ベンチの側になにげなく置かれていた灰皿はすべて撤去された。
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早大生喫煙マナーをチェック
早稲田のキャンパス内外の喫煙マナーについては、気管支系疾患を持つ学生を始め、教職員・校友、近隣の人々から大学への苦情が後を絶たない。多くの一般学生自身はどう思っているのか。創立記念日(10月21日)に発行された『学生生活調査報告書』を見てみよう。本学学生の喫煙マナーの悪さが、学生の多いキャンパスでは、ワースト1になっている(グラフ(1)参照)。
これは、急に喫煙マナーが悪くなったというよりも、喫煙者数が減っていき(グラフ(2)参照)今まで我慢していた学生たちが「迷惑だ!」と、声をあげやすい時代になったということだろう。
喫煙マナー徹底巡回者の声
「西早稲田キャンパスの昼休みに巡回した。全ラウンジ禁煙にもかかわらず喫煙者に遠慮は見られない。歩きタバコは、注意し続けるのに疲れ果てるほど、当たり前に近い状況。喫煙マナーの徹底にはまだ道のりは遠いと実感」
今後は、全学生・教職員の意識がどう変化するかが勝負!
これからは、(1)総合健康教育センターの「プロジェクト健康早稲田21」の企画・活動や、本紙の活用などの広報活動の強化、禁煙表示やポスター掲示の明確化、(2)学生サークルやボランティアの協力による禁煙キャンペーンや禁煙週間プロジェクトの導入などが検討されている。巡回も引き続き行われる。
しかし、喫煙エリアの白いラインを何度ひきなおし、巡回を繰り返しても、学生・教職員一人ひとりの意識が変化しなければ、歩きタバコや吸殻のポイ捨ては減らず、受動喫煙防止対策などはすべて有名無実のものとなってしまう。今や、受動喫煙被害に苦しむ人々を思いやるのは当然のこととなり、分煙から禁煙への移行が世界的な潮流になっている。しかし、早稲田の歩きタバコ一つ取っても、学生だけでなく教職員の問題でもある。全学的な意識の大変化が期待されている。
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知ってるのかな?
…本学の受動喫煙防止対象エリア
建物内では、教室・ラウンジ・廊下・階段等、学生が頻繁に立ち入る場所を受動喫煙防止エリアとし、禁煙とする。研究室についても、そこで、ゼミや学生指導を行う場合は教室とみなし、禁煙とする。屋外でも、喫煙場所以外は全面禁煙とする。もちろん、歩きタバコも厳禁。
(7月18日理事会決定事項)
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喫煙マナー徹底化対応措置一覧
| 対応措置内容
| 場所
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| 現在設置されている看板「歩行中の喫煙禁止」を「指定場所以外構内禁煙」に修正し、各キャンパスの各門付近に設置する | ・西早稲田、戸山、大久保キャンパス |
| 「指定場所以外構内禁煙」の看板を新設 | ・所沢キャンパス(看板4個新設) |
| 喫煙所に白いラインを、新規でひく |
・国際会議場1F広場向かって右手
・14号館1F6号館より軒下の喫煙所向かって右手
・10号館1F軒下向かって右手
・大隈講堂鉄扉とガラス戸の間の空間、向かって左手
・大隈小講堂石段上がったところ、現在のバス停付近 |
| 喫煙所の白いライン狭くひきなおし | ・11号館1F12号館側喫煙所 ・16号館1Fロータリー植栽 |
| 喫煙所の白いラインひきなおし(移動)7号館銅像側の建物向かって右側にある喫煙所ラインを消し、高田早苗像向かって左側通路にラインを引く。喫煙所の看板と灰皿も移動 | ・7号館大隈銅像側入口付近の喫煙所 |
| 喫煙所の看板増設 |
・国際会議場1F広場 ・14号館1F6号館寄り庇下の喫煙所
・10号館1F軒下向かって右手
・大隈講堂鉄扉とガラス戸の間の空間、向かって左手 |
| 喫煙所の看板増設、バス停を道路側に数メートル移動 | ・大隈小講堂石段上がった現在のバス停付近 |
| 学生ラウンジ喫煙所撤去(喫煙所の表示看板、空気清浄機、灰皿) | ・4号館 ・12号館 |
| 灰皿撤去。3本を指定の喫煙所に移動 | ・国際会議場1F階段下 |
| 喫煙所灰皿撤去・喫煙所のシールはがし・白いラインテープはがし | ・10号館3F屋上向かって左側 ・14号館2F広場側風除室横 ・14号館内すべての灰皿 |
| 10号館1F向かって右手軒下に、喫煙所のラインをひき喫煙所と灰皿を移動。旧喫煙所のシールと白テープをはがす | ・10号館1F向かって左の入口入って右手 |
| 禁煙 喫煙所→の掲示はがし | ・10号館3F廊下 |
| 喫煙所灰皿撤去・喫煙所のシールはがし | ・9号館1F入口付近 |
| 灰皿撤去 | ・ガーデンハウスへ向かう通路 |
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何とかタバコへの依存症を克服しようと思う人には「禁煙マラソン」などの有力なサイトもある。もちろん総合健康教育センターでも全面的に支援している。
■禁煙マラソン (世界的に例を見ない抜群の成功率を誇る禁煙サイト)
【URL】http://www.kinen_marathon.org/
体験者の激励が飛び交い孤独感無く禁煙が進む。始めてから1年間禁煙を続ける割合は、常時6割を超える。
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喫煙マナーポスター募集
…あなたのデザインでワセダの杜のタバコマナーを向上させよう!!
喫煙マナーの徹底化を図るため、インパクトのあるポスターを、広く募集することになった。
採用されたポスターは、来年4月から全キャンパスに広く掲出され、各種広報活動やキャンペーンに活用される。
◆応募規定
- A4判用紙を使用。画材、彩色は自由。
- CG作品の場合は、作品のデータ(MO、CD、FD等)とA4判用紙に出力したものを添付。
- 応募作品の裏面に住所、氏名、学籍番号、所属学部・大学院、学年、電話番号を明記の上、作品のコメント(200字以内 書式自由)をあわせて提出。
- 応募点数制限なし(ただし1作品はA4 1枚とし、組み写真など不可)。
応募作品は返却不可。他キャンペーンなどへの二重応募は厳禁。
◆応募資格:本学学部・大学院・芸術学校・高等学院の全学生・生徒
◆応募方法:郵送または持参。
〒162-8644(住所不要)
早稲田大学学生部学生生活課 喫煙マナーポスター係
◆応募締切:2004年1月9日(金)(必着)
◆表 彰:採用作品には、賞状と副賞として3万円分の図書券を、総長招待昼食会(2月上旬)の席上で進呈。
◆著作権:採用された作品の著作権等は、早稲田大学に帰属。
採用作品は使用の際、若干の変更を加える場合あり。
◆発 表:2004年1月中旬、入賞者に直接お知らせする。
■問い合わせ先:学生部学生生活課
【TEL】03(3202)0706 【E-mail】 student@list.waseda.jp
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