研究室探訪
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「研究」の場ではなく「研究指導」の場 〜英語文献の宝庫〜
 西早稲田キャンパス19号館5階 アジア太平洋研究科
   グレンダ・ロバーツ研究室

グレンダ・ロバーツ先生
「学問の道は、目的に向かって最後まで責任を持って進むものです」
唯一(?)研究に無関係な亀の置物
唯一(?)研究に無関係な亀の置物。
立ち上げから携わっている『SSJJ(Social Science Japan Journal)』
立ち上げから携わっている『SSJJ(Social Science Japan Journal)』。東大とオックスフォード大学の共同出版誌。日本に「移住」するきっかけとなった仕事だ。
貴重な文献がズラリ
貴重な文献がズラリ。この裏にも本を置けるようになった。
 本、本、本。本しかない。「本が大事ですね。特に、うちのゼミは英語が必須。英語の文献をたくさん揃えています。図書館にないものもありますよ」と、なめらかな日本語で力強く答える。「研究室は研究指導の場。自分の研究は家でします」と言い切る先生の研究室は、学生が研究に使う文献の宝庫だ。取材時も、本をさらにもっとたくさん置けるようにと模様替えの真っ最中。

 そんな先生の専門は、文化人類学。中でも、ジェンダー、マイグレーション(移民)、ライフワークバランス。アジアを中心とした世界各地から集まるゼミ生は、「どんどん増えて」今では20人を超える。

 「文化人類学の研究は、現場に入り込むのが一番。友達になると、いろんな話も聞けます」。ご自身も、京都大学での研究員時代、工場で働いた。「そこの女性の班長さんが、仕事と家庭の両立のポイントは、分けることって(笑)」。以来、「分ける」ライフワークバランスを実践し(?)、研究室には研究指導に関係のないものは一切置いていない!

 「趣味はジョギング。走るとストレス発散できます。あとは教会の聖歌隊。今は歌ってないけれど、そのうちまた始めるかも」。コースは、自宅のある横浜本牧。港の見える丘公園まで、素敵なジョギングコースだ。

 「学生は、文献をたくさん読ませる先生だというでしょうね」。ところが、ゼミ生たちは「ホームパーティーを開いてくれたり、アットホームな先生です」と答える。ひとり一品手料理を持ち寄ってのピクニックも大好評。「学生には、将来何らかの形で国際的な場で輝いてほしい」と語るロバーツ先生。研究指導以外にも、まだまだロバーツ先生の魅力は尽きそうにない。

(2003年10月9日掲載)

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