わせだかいわい

水 神 社

水神社の前の猫。人なつこいブチ猫
水神社の前の猫。人なつこいブチ猫。他にも茶トラ、雉トラたちがいた。
大きな銀杏の下は夏でもひんやり
大きな銀杏の下は夏でもひんやり
 大隈講堂から歩くこと5分。神田川を渡る。と、大きな2本の銀杏と小さな鳥居が見えてくる。前の空き地には何匹もの猫がいて、何だかホッとできる。石段を上がり銀杏の間を通ると、その木陰にひっそりと水神社が佇んでいる。

 創建の年代は不明。祭神は、速秋津彦命、速秋津姫命、応神天皇。「江戸砂子」には「上水開けてより関口水門の守護神なり」とある。伝えによれば、水神が八幡宮社司の夢枕に立ち、「我水伯(水神)なり。我をこの地に祀らば堰の守護神となり、村民を始め江戸町ことごとく安泰なり」と告げたのでここに水神を祭ったという。上水の恩恵にあずかった神田、日本橋方面の人々の参詣が多かったといわれる。

 江戸時代、このあたりは田園地帯で清らかな神田上水が流れ、前には早稲田田んぼが広がり、後ろには目白台の椿山を控え、西には富士の姿も美しく眺められて、行楽の地だったという。

 大学からも近いので、オススメの散歩コース。右に行けば江戸川公園、左には都会のど真ん中にいるとは思えないほどの緑や花や鳥に出会える新江戸川公園もある。

 今度は、新江戸川公園まで足を伸ばしてみよう、っと。
毛繕いをしていたブチ猫
毛繕いをしていたブチ猫
水神社
水神社 右は胸突き坂。坂が険しく、自分の胸を突くようにしなければ上れないことから、急な坂には江戸の人がよく付けた名前。
神田川の岩の上で
神田川の岩の上で。これゾ、本当の亀の甲羅干し! 天気が良いときは、亀は思いっきり首を伸ばして日光浴。
神田川沿いの江戸川公園は桜並木がきれいで有名
早稲田大学は新宿区だが、リーガロイヤルホテルの前の新目白通りの反対側は文京区。そこをちょっと行くと神田川が見えてくる。神田川沿いの江戸川公園は桜並木がきれいで有名。白鷺もよく水遊びをしている。
地図
水神社(すいじんじゃ)
文京区目白台1−1−9


(2003年5月29日掲載)