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日本拳法国際選抜個人選手権大会で優勝!!
 神川 紀信さん

神川 紀信さん
かみかわ のりのぶ
 1981年生まれ。広島学院高校卒業。商学部4年。日本拳法部所属。2002年東日本学生選手権ベスト4、2002年全日本総合選手権ベスト4。2003年フランス大会準優勝。趣味はスポーツ観戦、読書。
 日本拳法は突き、蹴り、投げ、関節技を駆使する総合格闘技だ。選択の幅が広く、格闘スタイルは多彩だ。神川さんは、独自の技をいくつも持っている"必殺技の人 "。技の1つは「神川投げ」。「新技を考えるの好きなんです。みんな考えた技を練習では試しても、試合では使わない。でも私は使います」。スポーツ観戦や、なんでもないテレビを見ているときにも、パッと技がひらめく。ひらめくのは一瞬だが、根底には理詰めで積んできた研鑽がある。「人間の体のつくりを考えたら、ここをこう押したら必ずこっちに動く、というのが分かりますから。地味な技1つにも自分なりの工夫が入っています」。その工夫の積み重ねが、新技を次々と創造する元なのだろう。

 こういう珍しいタイプの競技者が生まれる土壌が、早稲田の日本拳法部にはある。「『とにかく考えること』と、『自由度』がうちの伝統です」。例えば、後輩を指導する時、自分と同じやり方を教えることはない。「体格が一人ひとり違うのだから、相手をしっかりイメージして、自分の打ち方を自分で探せ、と言います。もちろん、基本はしっかり作った上でですが」。その伝統の賜物か、団体戦に出場する5人はいつも全員見事に違うタイプなのだという。

 高校までバスケットボールをやっていたので、大学でもそのつもりだった。が、早稲田で日本拳法をやっていた父親に頼まれて見学するつもりで行ったら、部の雰囲気に惹かれてそのまま入部。それから3年、初めての優勝が今回の国際大会。「結果じゃなくて、過程が大事なんだと、素直に言えるようになりました。負けたときの言い訳ではなく、勝った後にそう思えたことが嬉しいです。いまだに父親は自分の方が強い、といい張ってますが」

 格闘技を始めて変わったことを尋ねると「挙法で実績を残したからといって、変に自信を持ちたくなく、将来、困難なことにつき当たったら、拳法で培ったことが自然と気負うことなく活きてくればいいなあ」と答えて、いや、活きてこないかもしれませんが、と笑う神川さん。おおらかな知性を武器にして、さらなる戦いに臨む。

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  03-3204-3623

(2003年5月8日掲載)

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