頑張れ!体育各部

第20回 競走部

人間科学部4年  競走部主務      和田 節

精進練磨

 競走部というと、皆さんは何を連想するのであろうか。野球部の東京六大学野球、ラグビー蹴球部の大学選手権と比較すると、正月に行われる箱根駅伝のイメージが強いかもしれない。確かに東京箱根間を襷で繋ぐ東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝の正式名称)は、心を繋ぐ競技として大変人気があり、視聴率も高いと聞く。しかし、競走部は決して駅伝だけではない。一九〇四(大正三)年に早稲田大学の体育各部としては八番目に発足し、陸上競技界としても大変な歴史があり、まさに名門であろう。特に織田幹雄氏(アムステルダムオリンピック三段跳金メダル)・南部忠平氏(ロサンゼルスオリンピック三段跳金メダル)・西田修平氏(ロサンゼルスオリンピック棒高跳銀メダル)の活躍は、もはや陸上競技界の常識であり、記念大会が毎年実施されている。

 さて、このような素晴らしい先輩方の背中に追いつき、追い越そうとしている現在の部の紹介をさせていただきたい。
 競走部には次のような部訓がある。
一、部員は常に学生陸上界のリーダーシップをとるために努力する。
一、部員は理想を掲げ、創造性および合理性をもってその実現の為に精進する。
一、部員は各自の能力を遺憾なく発揮し部の前進に協力する。
 この部訓をもとに競技を真摯に行っているのが競走部員であろう。また、競技成績だけでなくアカデミックに競技に取り組む姿勢も競走部員の規範となっている。

 先日(四月五日)行われた東京六大学対校陸上競技大会ではトラックの部・フィールドの部共に優勝し、総合優勝を収めた。この良い流れをぜひとも五月の関東インターカレッジ、七月の全日本インターカレッジに結びつけたいと部員一同考えている。エンジにWのユニホームを少しでも皆さんに見ていただきたい。

 競走部は野球部・ラグビー蹴球部とともに強化部に指定していただいている。野球部の東京六大学野球春秋制覇、ラグビー蹴球部の大学選手権優勝の朗報を聞き、嬉しくも悔しくもある。次は競走部の番である。ぜひとも期待していただきたい。
文武両道の競走部員たち(筆者撮影)
文武両道の競走部員たち(筆者撮影)

(2003年4月24日掲載)