研究室探訪
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軽やかな ワインのように
 西早稲田キャンパス14号館  教育学部  福田育弘研究室


研究室入り口には大きなワインセラーが

普段の食事に合わせる、手頃でおいしいワインが知りたい方も研究室を訪ねてみよう。今回紹介してくださったのはコート・デュ・ローヌ産のワインSolstice

本棚には、授業中や打ち上げで飲んだワインの空瓶が。「4月から並べ始めて、年度末に処分します。ずっと集めているとキリがないので」
 「仏文科卒、専門のひとつがワインというと、お坊ちゃんだと勘違いされがちなんですよ。学生たちにまで『先生は金持ち』って言われているらしいし(笑)。僕の家は全然裕福なんかじゃなかったですよ」

 院生時代、フランス政府給費留学生として過ごした3年間は、研究にいそしむと同時に(それ以上に?)、「食べる・飲む」ことを大いに楽しんだ。すっかりフランスの食に魅せられ、担当している語学の授業で使う資料も、料理のレシピなど飲食に関するものが多い。昨年度は「飲食の表象」というテーマカレッジも立ち上げた。趣味を研究のレベルまで引き上げたのだ!

 パリ市のモットー「たゆたえど沈まず」は、そのまま先生のモットーでもある。「だから僕は、軽やかでありたい。軽やかでないと『たゆたえ』ないでしょ? 一生懸命頑張ったり、悩んでみせるのは実は意外に簡単。肩の力を抜いて、軽やかに生きる方が難しいんです。決して適当に生きるという意味ではないですが」。先生曰く、ワインもまた、濃く重みがあるものよりも、軽やかでおいしいものを作る方が難しいのだそうだ。

 ワインについて語る姿は、涼やかな自由人。しかし、授業や学生のこととなると、驚くほど熱がこもる。「内剛外柔」。そんな言葉がぴったりはまる先生の研究室では毎年十一月のボジョレー解禁日を皆で祝う。「参加してみたい!」と思った方はぜひどうぞ(お酒は20歳になってから)。

(2003年4月10日掲載)

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