特派員・現場レポート

祝!早稲田松竹復活!!
 ―早稲田松竹復活まで、永遠と一日―

もうすぐ復活!
もうすぐ復活!
経営案などを検討した報告会の様子
経営案などを検討した報告会の様子  (写真奥が沼田真一さん)
政治経済学部4年 武内 一洋

 2002年4月1日、早稲田松竹映画劇場が経営不振のためひっそりと休館した。早稲田実業学校中等部の頃からこの街に通っていたに私にとって、通学路にあって気軽に入れる早稲田松竹は「映画の先生」だった。今までレンタルビデオ屋に行ってもCDしか借りたことのなかった私を、女の子との最初のデートには必ず映画をチョイスする男に変えたのだ。

 閉館から三カ月が過ぎたある日、友人の沼田真一さん(社学4年)から「早稲田松竹を復活させようぜ」という話が出て友人数人と賛同したのが、このプロジェクトの始まったきっかけだ。

 プロジェクトの柱は2つ。1つは署名、もう1つは早稲田松竹の経営母体へ経営案を提案すること。後期が始まって3週目に大学構内で1週間出店を開いて署名を集めた。現在はホームページで署名フォームを設けている。

 経営案については、公的に手に入るデータはもちろん、アンケート、早稲田松竹の前の流動調査までやった。また古書店やカフェなどとの連携も考えた(経営案の詳細については漸次ホームページに公開する予定)。アンケートの結果やデータから見ると、知名度とイメージさえ変われば早稲田松竹にはまだまだ可能性があると感じた。

 11月22日には一区切りとして、今までの活動報告と考えた経営案を紹介する「報告会」を開いた。

 さあ、その次は早稲田松竹の関係者に面会していただき、私たちの熱意や、報告会で練った経営案をお見せしようとしていた矢先のことだった。12月9日、WebのBBSに早稲田松竹が復活するという情報が入った。信じられない。すぐに劇場に問い合わせたところ、12月21日からプレオープンに「たそがれ清兵衛」を上映し、1月下旬から本格的に上映を開始するとの言葉をいただいた。

 これほど嬉しいことはない。だが、単純に喜んでばかりはいられない。早稲田松竹復活後も、われわれにサポートできることはあるか? それは何か? を考えていくため、このプロジェクトは続いていくだろう。まだまだ、多くの人や知識が必要なのだ。


興味を持った方、協力していただける方は、メールをください!!
■早稲田松竹復活プロジェクト
【URL】http://w-eiga.com

(2002年12月12日掲載)