研究室探訪
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自分がこれと思うことに、精一杯向かっていこう!
西早稲田キャンパス4号館 白木三秀研究室

フットワーク抜群の白木先生は、教え子たちの自慢
フットワーク抜群の白木先生は、教え子たちの自慢
窓辺を飾るサボテンたち
窓辺を飾るサボテンたち
白木ゼミでは毎年恒例の海外調査旅行。上は、調査後の交流会でシンガポール大学の学生たちと一緒に行ったナイトサファリのパンフレット
白木ゼミでは毎年恒例の海外調査旅行。上は、調査後の交流会でシンガポール大学の学生たちと一緒に行ったナイトサファリのパンフレット
 取材中もたびたび学生たちが訪れる。するとまるで親戚の家に遊びに来た時のようにお茶とお菓子をすすめられ(今日だけ?)、世間話や研究の話で盛り上がる。かと思えば電話が鳴ったり、業者の方が挨拶に来たり…。何とも忙しい、しかし笑いと活気に満ちた政治経済学部、白木先生の研究室。

 主にアジア圏の企業研究に力を注ぐ先生が、アジアに目を向けたのは大学院修士時代。「統計学の授業で、台湾のデータ解析をして、それをきっかけに、台湾をテーマにして修論を書いたんですよ。一回も行ったことはなかったけど(笑)」。その論文を読んだ他大学の先生から「行ったことないなんていいかげんだなぁ」と留学を勧められたが、「当時は今と違ってアジア圏の情報は少なかったからね。長期留学はリスクが大きいな、と(笑)。でも短期ならと思って、ひと月余りで七カ国を回ってきたんですよ」。これを皮切りに現在まで、毎年アジア諸国を飛び回り、調査に勤しむ。「今でも、東南アジアなどの企業研究は手薄ですね。まして当時はアジア研究をする社会科学者は中国を除けば少なかった。だけど自分たちの地元を知ることは、やっぱり大切だと思うんですよ」

 「以前TVで、木の実を石で割る技術をもった野生の猿の集団を見たことがあります。そこに途中から入ってきた猿が、その技術を覚えようとしてもできない。つまりこの技術には学ぶべき時期があって、それを過ぎると身に付けられないんですね。人も同じで、勉強は何歳になってもできるけど、ある時期でないと身に付けられないこともきっとある。だから学生時代にハードな経験をするのも大事。避けないで向かっていった方がいい。自分がこれと思う専門のことを目一杯やるといい」

 「僕はそんなにバイタリティのある人間じゃないですよ」と先生は言うけれど、話しているだけでやる気・元気がわいてくる。そんな先生のオーラに引かれて、教え子たちが研究室に集うのもナットクなのだ。

(2002年11月14日掲載)

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