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日本選手権3m飛板飛込で4年ぶりの日本一に! 山下 美沙子さん
小学校4年生で飛込と出会う。出身の小松市は市営プールに飛込の施設が整備され、多くの有力選手を輩出してきた飛込王国だ。自然と飛込に興味がわく。「同じころ習っていたクラシックバレエか、飛込かで悩んだ時もありました。結局、飛込を選びました。家族の反対ですか?ありませんでしたけど…。父は高所恐怖症なんです(笑) 始めて1年足らずで、全国ジュニアオリンピック11歳以下男女混合の部で優勝。しかし、この頃から飛込の練習と学校生活との間で心が揺れるようになった。「本当は友達と遊びたいのに、飛込の練習に行かなければならないのが辛かったですね」。しかし、飛込をやめたいと思っていたピークの中学校3年の時、転機は訪れ「日本選手権での優勝で、一番になるという快感を知りました。またこの気持ちを味わいたいと…」。はにかみながら語る姿からは、およそ「日本一」とか「期待の新人」という強烈なパワーは感じとれない普通の1年生だ。小さな声でインタビューが続く。 「飛込の難しさですか…リズム…ですかね。1試合で高飛込は9本、飛板飛込は10本飛びます。すべてのジャンプのリズムを崩さないで飛ぶのが難しい」。順番が来るまでの待ち時間、飛込台に昇ってからの精神集中、板に立った時の瞬間。この一連のリズムがポイントだという。 「アテネ五輪ですか? 前回の五輪ではシングル飛板飛込は男子しか選ばれなかったんです。アテネでは女子も可能性があるので頑張りたい…」。「その後の事はあまり考えていません。今は自分で飛込みを楽しんでいたいです…」この自然体こそ、勝つための秘訣なのかもしれない。 (2002年11月14日掲載)
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