でた 出た 早稲田データ

(12)学生生活調査速報第一弾 〜早大生は勉強好き?〜
学生の皆さんのご協力に心から感謝!

 大学の授業が始まって約3カ月が過ぎるころだが、そろそろ試験や期末レポートの対策もスタートか?
 今回は、6月9日まで実施された学生生活調査から、早大生の授業・勉強や研究に対する意識を紹介しよう。


<グラフ1>
Q.研究・勉強のために教科書・専門書・教養雑誌を月に何冊読みますか?

グラフ1

 グラフ1は、1カ月に勉強・研究のために読む本の冊数である。全体の約84%の学生が1冊以上の本を読んでいることが分かる。そのうち6冊以上読む学生も14%いる。早稲田の学生というと、勉強よりサークル活動というイメージがあるが、実際には結構真面目に勉強しているのだ!

 この結果を、学生の授業への興味とクロス集計したものが、グラフ2である。

 研究書等をよく読む学生ほど授業に興味があると思いきや、そうでもない。確かに全く読まない学生は、授業への興味の度合いが少なくなる傾向が見えるが、6冊以上読む学生は、どの層にも同じ程度いる。授業への興味の有無にかかわらず、勉強や研究のための読書はするということか。

<グラフ2>
Q.大学の授業に興味がありますか?
グラフ2

 さて、早稲田大学生協ブックセンターによると、季節柄、4、5月の売上の大部分を教科書・参考書等が占めているそうだ。
 それでは、それ以外ではどんな本がよく売れているの? ということで、今回は教科書などで利用されていないような本の「生協ブックセンター文庫本売上ベスト10」を出してもらった。
 この中では、村上春樹氏の本が4つもランクイン! 根強い人気があるのが分かる。また、5月に実施されたカルチャートークで講師を務めたピーター・フランクル氏の著書も5位にランクイン! そして、見事1位には、『面接の達人』ですっかりおなじみの中谷彰宏氏が挙がった。

 その他では、期待あふれる春のためか、雑誌売上数「ベスト5」はすべてNHKラジオ講座が占めるそうだ。(ただし、4月をピークに徐々に売上数は落ちるそう。語学をマスターしようとする学生たち、しかしその勢いはなかなか続かず…という感じだろうか?)
 生協によれば、今の学生には、「外国語を何かモノにしてやろう」、「スキルアップしよう」という意気込みを感じるとのこと。この気持ちをいつまでも持ち続け、常日頃から自分を磨き続けてもらいたい。

ランキング書名著者名出版社
1大学時代しなければならない50のこと中谷彰宏PHP研究所
2本がいままでの10倍速く読める法栗田昌裕三笠書房
3神の子どもたちはみな踊る村上春樹新潮社
4ノルウェイの森村上春樹講談社
5世界青春放浪記ピーター・フランクル集英社
6スプートニクの恋人村上春樹講談社
7もの食う人びと辺見庸角川書店
8キッチン吉本ばなな角川書店
9マイブック 2002年の記録大貫卓也新潮社
10国境の南、太陽の西村上春樹講談社


(2002年6月27日掲載)