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平山郁夫記念ボランティアセンター(VOC)始動!

 1995年の阪神淡路大震災の際、181人の早大生有志が被災地に赴き、救済物資の仕分けなど、現地の支援活動を行ったことをご存知だろうか? また、1999年の台湾地震のときにも、迅速な救援募金活動が行われた。このような大災害時に、早大生は潜在的なパワーを社会に見せてきた。そんな早大生の力を存分に発揮できるのが、今年の4月に設立された平山郁夫記念ボランティアセンター(以下、VOC)だ。
 今回はVOCの利用方法や公認プロジェクトを紹介する。ボランティアと一言でいっても幅広い活動がある。興味を持った活動に参加してみてはいかがだろうか?

■平山郁夫記念ボランティアセンター
【URL】http://www.waseda.jp/voc/index-j.html
【E-mail】voc@list.waseda.jp



Q VOCの特徴は何なの?
A このセンターの特徴は次の3つ。

(1)公開性(オープン)
 原則として18歳以上なら誰でも参画できる活動機会を提供し、幅広い層の参加者が集まることができる。
(2)孵化機能と情報公開(インキュベーション&ディスクローズ)
 メンバー間に互いのこれまでの経験、知識、技術などを情報公開して、新しいプロジェクトの発生を活性化させる。もちろん、意欲あるグループにはコーディネーターをつけて、多角的にアドバイスを行う。
 公認プロジェクトに認定されると、ボランティア保険、指定寄付の受付など、大学からさまざまな便宜が得られるメリットがある。
(3)教育活動(エデュケーション)
 今年度はオープン科目に「自己表現論」、「社会貢献論」、「国際ボランティア実践論」の3科目を設置。基本的な知識、心構えなどを教育するとともに、ボランティアスピリッツをわき上がらせる内容になっている。その他にも、公開講座、セミナーを開催していく。


Q 現在あるVOCの公認プロジェクトは?
A 早速、この夏の公認プロジェクトが3つ立ち上がった。

昨年行われた埼玉県での林業体験ボランティアの様子
昨年行われた埼玉県での林業体験ボランティアの様子
●2002夏体験ボランティアプログラム
【内容】夏季休業期間に学生・生徒対象に行われる体験型ボランティア。地域活動先でのボランティアを体験できる場として、初心者でも参加しやすい。
【リーダー】江森謙太郎(社学4年)
【実施日】2002年6月1日〜8月31日
【実施場所】コーディネート・説明会:本学内、活動:各地域(主に都内)
【対象者・参加者】学生
【参加予定総人数】100人
【URL】http://www.geocities.co.jp/CollegeLife/5137

● ケニヤ植林プロジェクト
【内容】ケニアで実施されているJICAプロジェクトであるケニア半乾燥地社会林業普及モデル開発計画に協力し、農家の社会条件調査を行い農林地造成に係る農民の基礎データ収集をボランティアで行う。
【リーダー】多賀秀敏社会科学部教授
【実施日】2002年8月16日〜28日(予定)
【実施場所】キツイ、ナイロビ(ケニア)
【対象者・参加者】3時間程度の講義を受講できる英語力が必要。VOCの参加者の他に、オープン教育センターのインターンシップ科目受講学生、多賀ゼミ生、NVC新潟国際ボランティアセンターからの派遣ボランティアが参加する。
【参加予定総人数】30人
【URL】http://www.waseda.jp/voc/project/kenya.html

5月に行われた事前合宿「EGG5」の様子
5月に行われた事前合宿「EGG5」の様子
●Egg
【内容】みんなでサッカーボールを作って紛争地域に贈る。現地の子どもたちが裸足でもボールを蹴れるように、フリース生地でボールを作成。一体感・充実感を分かち合うため、期間中はフットサル大会など企画も充実。
【リーダー】金沢和央(商3年)
【実施場所】追分セミナーハウス
【実施日】8月23日〜25日
【対象者・参加者】主に大学1、2年生と高校生。講師にさまざまな社会人を招く予定。
【参加予定総人数】260人


Q VOCのプロジェクトに参加したい!
A まず、E-mail、ハガキにてVOCに登録しよう。参加したい活動等の登録必須項目を記入して送付するだけでOK。その後、プロジェクト内容と登録データを照会して、参加者を決定する。参加者は公募する場合と、プロジェクトリーダーが選抜する場合とがある。
 新たに公認プロジェクトを立ち上げたい場合、所定の提案書(下記のURLからダウンロードできる)と必要書類を提出し、後日プロジェクト案のプレゼンをする。そこで採択されれば、公認プロジェクトのリーダーとなり、ボランティアコーディネーターと共に、実際にプロジェクトを展開していける。
■提出先(E-mail・郵送可)
【URL】http://www.waseda.jp/voc/general/proposal.html(提案書ダウンロード)
【E-mail】voc-register@list.waseda.jp(登録)
【E-mail】voc@list.waseda.jp(プロジェクト案提出)
【郵送先】〒169-8050 東京都新宿区戸塚町1-104-12 早稲田大学平山郁夫記念ボランティアセンター


Q VOCの他に大学でボランティア活動に触れる機会はあるの?
A 本学では、聴覚障害学生のノートテイクサポート、日本語研究教育センター、国際教育センターで募集している留学生支援活動、教職課程で今月中旬から募集する新しい教育ボランティア制度、6月11日に開催される目が不自由な方のための音声ガイドつき映画上映会のスタッフなど、幅広くボランティアの募集が行われている。 
 また、サークル数日本一の本学には、ボランティア活動を行うサークル・団体も多く、それぞれ独自のメッセージを発信するために、ユニークなイベント・講演会・交流会を行っている。
 さらに、本紙951号に登場したアメリカの国立公園でボランティアを行った伊藤祐樹さんのように、個人で学外のNGOやNPOの団体に直接参加する学生もいる。その気になれば、ボランティア活動に触れるチャンスはたくさんあるのだ。

イベント
イベントの他に、普段も留学生に学生特有の話題(携帯電話など)など日本の紹介をしている。
留学生と一緒にイベント開催!
 【窓口】国際教育センター

日本語教育研究科科目等履修生 野沢真弓さん

 ボランティア活動ってどんな大層な活動をしているの? と、聞かれることがしばしばある。実際は何も特別な活動ではなく、身近にある日常の一部分で自発的に何かの活動を、利益を求めずにやればそれでボランティア。そうでもなければ学部の1年から今まで続いてない気がする(笑)。最近の活動は5月にオール早稲田文化週間最終日のインターナショナルフェア。次は6月13日のコーヒーアワーと古本市。ちょっとした空き時間にお手伝い程度でいろいろな人に出会い、認め合い、とても良い刺激になります。
【E-mail】cie@list.waseda.jp
【URL】http://www.waseda.jp/cie/index-j.html(国際教育センター)

教員志望者必見!!
新しい教育ボランティア制度ができる。
 【窓口】教職課程


 大学と新宿区教育委員会との間で教育ボランティア協定が結ばれた。
 この制度を利用すれば将来教員を目指す学生は、新宿区立小・中学校でのボランティア活動を通じて、在学中の早い時期に教育現場を直接体験することができる。
 教員志望者で子供好きな人は積極的に応募してみよう。
【内 容】
 新宿区立小・中学校での教員とのティームティーチングによる児童・生徒の学習指導補助など。
【対象者】
 下記の学生のうち一定の履修条件を満たしている人。
 (1)全学の教職課程科目履修者。
 (2)教員免許状取得者で大学院で研究を継続している人。
【募 集】
 6月中旬から各学部・研究科の教職課程掲示板で募集する。

山手線沿線のごみ拾いをオールナイトで敢行!
山手線沿線のごみ拾いをオールナイトで敢行!
TOKYO@liveでオールナイトゴミ拾いを実施!!
 (サークル:TOKYO@liveが行っている活動)

第二文学部3年 永野 智子さん

 エコロジーというと堅いイメージが先行すると思うのだが、それをあえて楽しんでやろうというのが基本姿勢。活動のひとつであるオールナイトごみ拾いも、そうしたゲームを楽しんでいく感覚で年3回ぐらいやっている。そうしてごみを拾っても、またもとに戻る訳で、直接ごみの削減につながるとは思わない。それでも何かしら行動することで得られるものはとても大切だと思う。これは私個人の考えで、サークル全体の意見という訳ではない。実際に行動することで自分のなかの「何か」が変わったら、それでいいと思う。not for the earth, but for US! 
【URL】http://go.to/tokyo@live


(2002年6月6日掲載)

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