入学記念特集

早稲田の杜はこんなとこ!
学生部長 紙屋敦之

 新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。心より皆さんのご入学を歓迎します。
 さて、昨年、早稲田の杜に新しい館が建ちました。2007年に創立125周年を迎える記念事業の一つとして、新しい学生会館がオープンしたのです。入学式が行われた戸山キャンパスの記念会堂隣りに「早稲田大学学生会館」はあります。125は本学の創立者大隈重信が唱えた人生125歳説にちなむ、本学では意味ある数になっています。ちなみに大隈講堂時計塔の高さは125尺(約37.8m)です。
 早稲田が誇りに思えることの一つに活発なサークル活動が挙げられます。大学公認・届出団体だけでも七百数十以上のサークルが活動しており、早大生のおよそ6割がサークルに参加しています。中には世界的にその名を知られたサークルもあります。
 自由闊達な早稲田文化はこれらサークルが担っていると言っても過言ではありません。大学は課外活動を奨励するために、昨年、早稲田学生文化賞を創設しました。
 学生会館のオープンを記念して、昨年秋、「WASEDA EXPO」が開催されました。64企画・237団体の参加、来場者延べ35,000人という、早稲田祭中止(1997年)後、本学で開催された最大規模のイベントでした。「WASEDA EXPO」はサークルだけでなく、学部の専門ゼミやIT・ベンチャー、インターンシップ、環境問題に取り組んでいるグループ等幅広い参加があり、21世紀の早稲田文化の見本市の観がありました。
 大学は、学生企業家を応援しています。この4月からは、平山郁夫記念ボランティアセンターが活動を始めました。学生のボランティア活動も応援します。
 早稲田の杜では学術研究はもとよりさまざまな興味・関心を持つ学生たちが活動しています。
 本学はこの10年間、学外の政治セクト・革マル派に蹂躙(じゅうりん)されてきた学園の正常化に取り組んできました。(1)商学部自治会の非公認(1995年)、(2)早稲田祭の中止・早稲田祭実行委員会の非公認(1997年)、(3)早稲田大学新聞会の公認取消(1999年)、(4)文化団体連合会常任委員会に対する便宜供与中止(1998年)および補助金の支給中止(2000年)は、正常化に向けた取り組みの中で起こりました。これらについては追って説明することにします。
 革マル派を支持するか、あるいはそれに操られた一部の学生および学外者が、今なおキャンパス内を跋扈(ばっこ)しています。大学が問題にしているのは彼らの思想・信条ではなく、自分たちに異議を唱える者たちに対し、ビラや立看板によって誹謗中傷を加えたり、脅迫したりするその行為を許すわけにいかないと考えています。
 早稲田の杜は広大です。学生部が発行する『学生の手帖 COMPASS』を使って、これから自分の歩く道を探してください。毎週木曜日発行される学生向け広報紙『早稲田ウィークリー』もさまざまな情報を提供していますので、ご愛読ください。

(2002年4月1日掲載)