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歳末恒例 餅つき大会
申 恵淑(シン・ヘスク)(韓国) 丁 天武(テイ・テンブ)(中国) 12月13日大隈庭園で日本語研究教育センターの主催で餅つきが行われた。日本語センターの学生がほとんど外国人留学生なので、初めて日本の餅を食べる人が多かった。餅を食べながら、真剣に日本の伝統文化を味わう留学生たちの姿がたくさん見られた。日本語研究教育センターの先生と学生だけでなく、日本語教育研究科の大学院生もボランティアとして活躍していた。 その中でもっとも注目を集めたのは2人のお相撲さんであった。朝日山部屋の大磐石(19歳)と大恩寺(19歳)が日本語センターの宮崎里司先生の要請で餅つきの応援に来てくれたのである。「外国人力士の日本語習得法を研究している経緯で、毎年来てもらっている」ということであった。 今回のお相撲さんは2人ともモンゴル出身で、浴衣を着ていたが、テレビで見られないお相撲さんの素顔を見せていたために、力強く餅をつき、大きな音を出し、近くを通っている学生も興味をもって見ていた。「この音を聞くと、自然に食べたくなる」と日本語研究教育センターの鈴木義昭先生がおっしゃっていた。そのあと、外国人留学生たちがみんな興味津々で餅つきにチャレンジし、雰囲気は最高潮まで盛り上がった。 2人のお相撲さんにインタビューをしたところ、日本語が非常に上手なので、たいへん驚いた。大磐石は日本に来て2年半しか立っていないが、日本語の授業などは受けていないにもかかわらず、日本語がほとんど日本人と変わらない。「普段どうやって勉強していますか」と質問したら「特にしてない。部屋の力士同士で話しをしたりして、覚えただけだ」と答えてくれた。さらに大恩寺は、将来栃東のような力士になりたいと抱負を語っていた。「早稲田大学の餅つきについてどう思いますか」という質問に対し、大恩寺は「楽しい、大磐石は去年も来た。私もまた参加したい」と答えてくれた。 餅つきは外国人の力士と早稲田大学の留学生にとって、日本語学習法を学ぶ交流の場として、共に日本文化を体験する祭りでもある。 (2002年1月17日掲載)
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