NEWS & TOPICS
| TOP PAGE  | NEWS & Topics   |

考古学の早明戦! 會津八一記念博物館VS明治大学考古学博物館

 秋と言えば早明戦。しかし、今回ご紹介するのは、ラグビーでは なく、早稲田大学會津八一記念博物館と明治大学考古学博物館が「 考古学」でスクラムを組む、いわば「文化の早明戦」だ。
 先手は早稲田。會津八一記念博物館で企画展「弥生時代の早稲田 ムラ」を開催する。中央図書館がある総合学術情報センター建設の 際に発掘された下戸塚遺跡の弥生時代の環濠集落より出土した遺物 を中心に展示。弥生時代の早稲田ムラの盛衰について解説する。対 する明治は、企画展「壺から埴輪へ―3・4世紀の東日本における 畿内型墳墓の受容―」を開催する。近年、古墳からの出土事例が増 えつつある土器に着目し、土器が古墳の中でいかに扱われたか、土 器祭祀、埴輪祭祀の問題に迫る。さらに今回は、展示のみに留まら ず、早稲田と明治の二会場で行う合同考古学シンポジウム「ムラか らクニへ―2〜4世紀の東日本」でエールを交歓。熱い議論を闘わ せるなど、文化の秋にふさわしい、初めての試みとして注目されて いる。
 今回初めて、このような合同企画が開催されることについて、會 津八一記念博物館・高橋榮一館長は「このような大学博物館同士は もとより、外部機関も含めた交流をもっと進めていきたい。今回の 企画がそのきっかけになれば」と期待を述べた。

 時間と空間を超え、太古のロマンに思いを馳せるひととき。「文 化の早明戦」開幕の時は近い。

(2000年10月19日掲載)

| TOP PAGE  | NEWS & Topics   |