でた 出た 早稲田データ

No.934 May.31,2001
(7)STOP! イッキ飲み〜 早大生の飲酒事情

 春の風物詩・早稲田大学学生健康保健組合主催のアルコール・パッチテストを受診した人も多いのではないだろうか。三日間で二千七百人超もの来場者を集めていることから、早大生の飲酒に関する関心の高さがうかがえる。そこで、今回は早大生の飲酒事情をチェックしてみよう。

◆九割の早大生が飲酒の習慣あり! 約六割の学生がイッキ飲みを経験している

 まず、『第十九回学生生活調査報告書』で、早大生の飲酒習慣について調べてみると、「ほぼ毎日」が二・八%、「週二、三回」が十二・三%、「時々飲む」が七十二・二%、「全く飲まない」が十二・七%と、約九割の学生に飲酒の習慣があった。学年別では、やはり学年が上がるにつれて「ほぼ毎日」飲む人が増え、「全く飲まない」者が減少しており、学年が上がるにつれて酒を嗜む者が増加している。性別では、やはり男性の方が飲酒頻度が高くなっている。
 続いて、今、大学生の飲酒行動の中でも問題となっているイッキ飲みについて、『アルコール・パッチテスト実施報告・アンケート集計』で調べてみると、イッキ飲みの経験者は約六割。学年が上がるにつれてイッキ飲み経験者が増えている。また、どんな場合にイッキ飲みをしたのか尋ねたところ、「コンパ・宴会」がほとんど。その他の主な回答は、「合宿」「罰ゲーム」であった。

◆イッキ飲みをなくしたい人が六十五%、しかし場を盛り上げるためには…

 また、左図でイッキ飲みに対する意識調査の結果を見ると、「イッキ飲みがなくなった方がいいなぁ」と思いながらも、飲み会の「場を盛り上げるため」にやむを得ないと考えており、自分が強制されたら断れるものの、他人の行為は止めない、という早大生像が浮かび上がる。

 早大生のコミュニケーション手段として、コンパが一役買っていることは皆さんも周知のとおり。しかし、本紙への投稿でもご存知のとおり、アルコールの勢いで騒いだり、傍若無人な振る舞いに出る早大生に対する苦情も多い。お酒が入って、円滑になるコミュニケーションもある。盛り上がるのもイイだろう。しかし、イッキ飲みだけが飲み会じゃないし、社会は早大生だけのためにあるのではない。ルールとマナーを守って、楽しくお酒と付き合おう!