でた 出た 早稲田データ

No.906 Jun.29,2000
(3)早大生活充実してますか?――学生生活で大切なこと

 大学院生と留学生の八割以上が大切だと回答したにも関わらず、学部学生の意識では三位(三十四・五パーセント)だったことってなーんだ? 答えは「専門知識を深めること」(グラフ1)。「学生生活で大切なこと」、このデータに大学院生、留学生と、学部学生の間の意識の差が明確に現れた。

 ちなみに、学部学生の一位は「交友関係」(五十七パーセント)。学部学生を対象にした(社)私立大学連盟調査(グラフ2)でも同様の傾向が見られることから、交友関係を重視した学生生活を送っているのは、早大生のみに限らず、学部生一般に顕著な傾向のようだ。

 しかし、大学院生・留学生と、学部学生の意識の間にこんなに大きな差があるのは何故だろうか。

 まず、本学調査「大学院への進学を決めた理由」を見ると、「専攻を深く学ぶため」五十二パーセント、「研究者になるため」二十七パーセントとなっている。このように、大学院生は「学ぶための進学」という目的意識の明確さと、既に学部時代に「交友関係」「クラブ・サークル活動」については満喫したという経験が、学問・研究に対する意識の高さを生み出していると考えられる。

 留学生では、学部・大学院生問わず「専門知識を深めること」が八割以上を占めている。本学調査の「在学中に力を入れたいこと」の項を見ると、1専門の勉強・研究(七十五・六パーセント)、2日本のことをもっと知る(五十九パーセント)、3英語の上達(四十八・七パーセント)、4日本語の上達(四十六・二パーセント)、5日本の友人を知る(二十一・八パーセント)となり、多くが、「知る」こと、能力の向上を目的として留学していることが分かる。

 何を最重視するにせよ、大学としては皆さんが、後悔なく、充実した学生生活を送ってくれることを願っている。「自分の将来を見据えた時に何が一番大切なのか」。この調査をヒントに、ますます学生生活を充実させてほしい。

◆次回は「早大生とアルバイト〜夏休みの収入は?」。授業のない夏休みにアルバイトに精を出した早大生が、どんな職種で、幾ら稼いだのか調べてみたい。それでは、楽しく充実した夏休みを!