早稲田大学ハラスメント防止委員会
STOP HARASSMENT
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2009 年6 月 早稲田大学ハラスメント防止委員会
Let's face it together.  いっしょに、考えよう。 ハラスメントのない環境をつくっていくために


大学におけるハラスメントと教員
 通常のハラスメントの危険性に加えて、大学には独自のハラスメントが発生する要因があります。
  1. 大学の構成員の多様なバックグラウンドにより、日頃は無自覚でいる価値観の差が顕在化しやすい(正規学生や公開講座受講者までを含む学生、10 代から高齢者を含む世代の幅、出身、人種、民族、文化的背景、宗教、雇用形態など)。
  2. 身分や資格を要素とする複雑な人間関係。
  3. 教員は学生に対して、単位認定や進学・就職に関わる評価等で、多大な影響力を持つ。
  4. 一部の教員が、教員採用や昇任人事、研究費予算配分などについて、大きな発言権や影響力を持つ。
  5. 「大学の自治」「学問の自由」が尊重されるために、他の機関に存在するような他者によるチェック機能という仕組みが成立し  にくい。「世間の常識」から乖離した研究室単位での伝統・慣行が存在する可能性もある。

 教員はこれらについてよく認識し、ハラスメント行為をしないよう自戒するだけでなく、教室や研究室、会議 の場、ゼミ合宿など、自らの関係する様々な場面において、他者によるハラスメント行為が起きないように十分注意し、また配慮することが必要です。
 教育・研究の場で尊重されるべき信頼関係がハラスメントで揺らぐようなことがあれば、 大学の本来の機能である学問の探究、人格の陶冶等が困難になるという致命的な問題に発展しかねません。
 教員によるハラスメント行為やそれを見逃すような環境を許容することは、当事者への人権侵害のみならず、 「大学の自治」の自己否定につながります。
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学生へのハラスメント
 学生にとって教員とは、深い学問的知識を持ち、研究や教育に熱心で、人格的に優れ、公正である尊敬すべき 人とのイメージが強いものです。多くの教員はそうあるべく努力をしていますが、残念ながら、学生との適切な 関係を保てない教員の事例もあります。

 学生に対するアカデミック・ハラスメントとしては、次のような事例が考えられます。
学生へのハラスメント
  • 適切な指導をしない
  • 私用を頼む
  • 個人的な情報にもとづく不適切な言及を行う
  • 個人の能力や性格などについて不適切な発言をする
    (例:バカ、能なし)
  • 学会など旅行への同行を強要する
  • 学生の研究成果を不適切な形態で自分の論文に使う
また、次のような行為はセクシュアル・ハラスメントとみなされます。
  • 授業中に卑猥な発言をする
  • 異性関係に関する話題を不必要にする
    (恋人はいるの?初体験はいつ?など)
  • 飲み会などで不必要な身体接触をする
  • 交際をせまる、つきまとう(メール、手紙、電話など)
  • 研究室で二人きりになりたがる
  • 体型、容姿、年齢、服装などのことをことさらに言う
 
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職員へのパワー・ハラスメント
 本学では、職員は教員にとって「パートナー」であり、会社などの上下関係とは異なります。 職員は、教育研究活動の基盤を日々支えるとともに、教員とは異なる視点で学生や父母、 学外者等からの情報を得て教育水準の改善に貢献しています。

 しかしながら、パートナーであるはずの職員が、一部の思い違いをした教員から パワー・ハラスメントを受けることがあります。次のような事例が考えられます。
  • 個人の能力、性格などについて不適切な発言をする
  • 教員の都合にもとづく時間外勤務を強要する
  • 自分の個人秘書のように使う
  • 私用を頼む
  • 怒鳴りつける
 実際には、上記のようにそれ自体はっきりと不適切な行為だとわかるものだけではなく、 グレーゾーンの事例も多くあります。

 ポイントは、教員も職員も人格的には対等な存在であり、地位や役割は異なっても 相手の立場を尊重し、相補うべきパートナーであるということです。 このような認識を持てば、職員に対して、ぞんざいな物言いをしたり、 見下して接したりすることはなくなるはずです。
 職員の対応について要望や不満などがある場合には、人前で直接指摘するのではなく、 まずは管理職や教務主任等に相談し、適切な措置を講じるようにしましょう。

 学内では、専任職員、嘱託職員のほか、アルバイト、派遣社員、業務委託先スタッフ等、 多様な雇用形態の人が大学の運営を支えています。
誰もが安心して働ける環境でありたいものです。
 
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教員間のハラスメント
 大学における教員の構成は大きく変化しています。学部や研究科が新設され、 教育のオープン化が進み、学問観や研究のスタイルをはじめ、年齢、経歴、資格などの 面でも多様な構成となっています。

 本来不適切にもかかわらず、かつては見逃されていた様々なことが見直されつつあります。 そのひとつがハラスメントで、例えば次のような事例が考えられます。
  • 助手・目下の同僚を私用に使う
  • 公私混同の誘いをする
  • あからさまに無視する
  • 雑用を押し付ける
  • 他者のプライバシーを漏らす
  • 体型、容姿、年齢、服装、健康状態などのことをことさらに言う
  • 同僚の教育・研究・社会貢献などの活動に対し、不要な干渉をする
また、最近は、学外者を招聘して講演・授業や懇談会・コンパなどに参加してもらう 機会が増えていますが、招聘を行った教員は、責任者として、ハラスメントを 防止する注意義務を負っています。
ハラスメント防止のヒント
  1. 授業やゼミで、ハラスメントについて学生と話し合う機会を持つ。
  2. 相手のプライドを傷つけることをしない。場所や機会を選んで、相手の言い分にも耳を傾けながら冷静に気付いた点 を指摘する。
  3. 言葉が足りなかった場合には、事後にフォローする。
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学生や同僚から相談を受けた場合には
 ハラスメント被害への対応は非常に難しく、専門のカウンセラーはもちろん、 状況によっては医師、法律家等の意見を必要とします。安易に対応したり、 内輪で解決しようとすると、問題をこじらせ、被害者をさらに傷つける セカンド・ハラスメントを引き起こす可能性があります。

 相談を受けた場合は、関係者のプライバシー保護と適切かつ迅速な対応のため、 相談窓口への相談を勧めてください。また、次の点に注意して対応してください。
  1. 相談者の意向をよく確かめる。
  2. 「あなたにも悪いところがあったのでは?」等の発言は二次加害になるので注意する。
  3. 相談窓口に行くか否かは、あくまでも本人が決めることであり、相談者の選択に関して非難をしない。
  4. 相談を受けた日時や内容、相談者の様子、自分が感じたこと等を記録しておくと、 後で第三者に説明する必要が生じた時に役立つ。ただし情報の管理には十分注意する。
  5. 相談内容は、本人の了解なしには決して他に漏らさない。ただし、問題への対応の仕方に関し、 自分自身で心配や不安がある場合には、相談窓口に相談することもできる。
 
申し出先
相談窓口はこちらから
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