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早稲田大学スポーツ科学部

現役学生の活動紹介

勉強も部活も全力で

スポーツ科学部 4年 黒江 雄治さん
スポーツ科学部 3年 大西 はるかさん

今回は体育各部(体育会)のウエイトリフティング部で活躍する黒江雄治さん(スポーツ医科学科・4年)と大西はるかさん(スポーツ文化学科・3年)にお話を伺った。

黒江さん、大西さん
黒江さん、大西さん
――普段授業ではどのようなことを学んでいますか
黒江さん

今はゼミの授業が中心で、卒業論文を進めています。教育実習で1か月ほど休んでしまったので、その間勉強できなかった分をなんとか埋め合わせようと頑張っています。卒業論文は部活に関連したテーマを選び、「床反力」という地面を押す力を測って、競技中の挙上動作時の局面ごとの足の左右差を調べています。過去にやった予備実験のデータをまとめつつ、今後は最終的に自分を実験台にして意識的に左右差を変えられるのかやってみようと思っています。

大西さん

自分は昨年の秋からゼミが始まったのですが、希望していたスポーツ教育に関係したゼミに入ることができました。教師を目指していて、今はもうほとんどの授業がスポーツ教育コースの授業ばっかりです。ゼミに入ったことで、また違う知識を持てるようになりました。保健体育の教員免許状取得のためのカリキュラムでは、体育の授業を行うだけでなく、体育の歴史や、体育が人間形成にどういう影響を及ぼすのか、なども深く関わってきます。ゼミだと普段の授業からさらに深く掘り下げて学べるので、難しいですが、興味のある分野なのでとても楽しいです。

――部活と勉強の両立は大変ですか
黒江さん

自分は4年生になって授業の数も少なくなったので、去年に比べると練習にさける時間が多くなりました。授業が所沢キャンパスで練習が早稲田キャンパスであるためどうしても移動の時間が多くなってしまうのですが、集中的に部活に専念できる環境にありますね。

大西さん

今は授業がたくさんあるので、ほとんどが遅刻練習になってしまいますね。1時間半ほどしか練習できなくて。短い時間の中でも効率的に練習できるように、難しいですけど頑張っています。両立はできていると思います。

――大学生活の中で、今一番の楽しみは何ですか
黒江さん

ゼミの仲間に会うことですね。ゼミではスポーツ医学を学んでいて、メンバーは体育各部に所属している人が多いんですが、選手はあまりいなくて、トレーナーなどサポートする立場にいる人が多いんです。自分の選手としての視点とは違った見方を持っているので、面白いですね。同じ課題をやってくるなかでもデータの着目の仕方が違ってきたり。今まで気付かなかったことを気付かせてもらえるので、ゼミや大学生活の中で、友達と会って情報交換できるのは貴重だと感じています。

大西さん

自分も友達に会えることが楽しみですね。多くが体育各部に所属している友達なので、「今度試合あるから見に来て」って誘い合っています。お昼ごはんを一緒に食べたり、部活の悩みも相談できたり。勉強だけでなく、そういった友達との交流も充実していると感じています。

――お二人とも卒業後は体育教師志望ということですが、どんな先生になりたいですか
黒江さん

生徒の前で格好つけたりしないで、自分をそのままさらけ出して「先生はこういう人間なんだよ」っていうことを見せたいですね。体育が人間形成に及ぼす影響は大きいと思うので、その点を意識した指導をしていけたらなって思っています。一方的な指導にならないよう、できるだけコミュニケーションを取りながら、高校を出てもすぐに社会人として通用するような人間力を付けてあげたいです。

大西さん

体を動かすことの大切さを伝えたいですね。今は体力の低下が問題視されていて、生涯スポーツが着目されているように、様々な点でスポーツが重要になってくるでしょうから、中高生のうちから体を動かす楽しさを教えてあげたいと思います。また黒江さんが言われたように、体育が人間形成をする可能性っていうのも大きいと思うので、そういうことも学ばせてあげて、社会に出た時に通用する生徒たちを育てたいです。

――スポーツ科学部の魅力はどんなところだと思いますか
黒江さん

一番は環境が整っているところですね。スポーツ医科学はラットの解剖や骨密度計測といったような実習が多いのですが、その際に大学内に設備がしっかり整っているので、大変恵まれていると感じます。またスポーツ科学部の先生方はその分野のトップクラスの先生方ばかりなので、自分で追及したいところをどんどん質問して教えて頂いたり、仲間と一緒に勉強することによって意見交換ができたりと、存分に知識を広げていける点に魅力を感じます。試合などで他大学の選手と話をしていても、早稲田のスポーツ科学部はピリオダイゼーション(大会までの時期や期間に応じて内容を変えていくトレーニング手法)やメンタルトレーニングといった授業をそのまま競技に活かすことができ、優位な立場にいると感じます。自分が持っている知識を他大学の選手に教えてあげようという気持ちもあります。

大西さん

1、2年の時に早稲田キャンパスで教職課程の授業を取ることがあったんですが、所沢キャンパスと比べると、雰囲気の違いを感じました。所沢キャンパスは体育各部に所属する学生が多いからか、賑やかでみんなで楽しく一つのことを成し遂げようという雰囲気があるので、あったかい感じがします。また黒江さんが言うように、試合などで他大学の選手にスポーツ科学部の施設や授業の話をするとうらやましいって言われますね。

――今後の学生生活でやりたいことはありますか
黒江さん

卒業論文を納得のいくようにしっかりまとめたいですね。また部活では、昨年はインカレ(全日本大学対抗戦)で部史上初となる準優勝をおさめることができました。今年こそは優勝したいので、それに向けて悔いのないように一日一日しっかりやっていきたいと思っています。

大西さん

自分がやりたいことや興味のあることは大学生活の中でしか手をつけられないと思うので、今時間があるうちにやりたいことをたくさんやって、学びたいことも積極的にどんどん学んで、しっかり自分のものにしてから大学を卒業したいですね。あとはやっぱり部活においても、残り1年半を悔いの残らないように最後まで走り続けていきたいです。

2009.08.06 update