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早稲田大学スポーツ科学部

現役学生の活動紹介

シルバーフィットネスでの活動を通して

スポーツ科学部 3年 山之内 夏人

みなさんは、おじいちゃんが、数十kgものバーベルをかついでスクワットをしている姿を見たことがありますか?

大学のトレーニングルーム

私はWASEDA club 2000の「シルバーフィットネス」の指導補助員として活動しています。WASEDA club 2000とは、2000年に発足した所沢市西地区総合型地域スポーツクラブのことで、所沢キャンパスを拠点に地域の方々に大学を広く開放し、様々な種目のスポーツを行うことで地域の方々の健康増進を図るものです。その中の一つの活動であるシルバーフィットネスでは、毎週火・木・土曜日に中高年の方々を対象に、大学のトレーニング室で筋トレなどを行っています。

中には、身体が柔らかくて股割ができる方や、びっくりするほどの重量でベンチプレスができる方もいます。一方では、ごく軽い負荷でトレーニングをする方もいますが、「以前は○○ができなかったけど、この間やっと○○ができるようになったの!」という声をよく耳にします。中高年の方々の体力は、何も運動することが無ければ必ず衰えていきます。その体力を、維持するだけにとどまらず向上させていくことって、すごいことだと思いませんか?シルバーフィットネスの会員の方々に共通しているのは、皆さん明るいということです。きっと、活き活きとした活動が、身体だけでなく心も若返らせているのだと思います。

私の仕事は、まず準備運動とダンベル体操の指導を会員さんの前で行ったあと、トレーニングを指導し、最後に整理運動を行うことです。トレーニングの指導ですが、例えばトレーニングマシンの重さ・回数・セット数を設定する場合、筋持久力をつけたいのか・筋を肥大させたいのか・力をつけたいのか、などの目的によって適切な数値が違ってきます。また、脂肪を燃焼させたいとエアロバイクをこいでいても、心拍数によってはほとんど効果のないこぎ方があるので、皆さんのニーズに応じて、授業で習ったことや自分で学んだことを参考にアドバイスをしています。

活動の様子。左が筆者

皆さんとの会話はそれだけではなく、世間話だったり、趣味やお孫さんの話だったりで、2時間の活動時間はあっという間に過ぎていきます。

スポーツ科学部に入る前は漠然と、研究対象はトップアスリートだけだと思っていましたが、シルバーフィットネスに関わることにより、中高年の方々を対象にしたスポーツ科学の必要性や有用性に気付きました。このように早稲田のスポーツ科学部には、無限に視野を広げることのできる環境が整っています。

2008.07.27 update