スポーツ科学部における7つのコースでは以下のような人材を育成します。

スポーツ医科学の基礎的な知識を深めて、身体運動の意義を探る。
解剖学、運動生理学、バイオメカニクスなどの講義と実習から筋、骨格、神経など人間が有している運動機能と構造を理解し、その測定法、筋力や運動能力向上の科学的方法、正しい身体の使い方を学びます。またスポーツ栄養学、スポーツ医学を身につけることにより、スポーツに必要な栄養バランスや現場での怪我人の救護法、さらには疾病予防と健康増進の方法を学びます。卒業生は健康な未来を切り開くための身体運動に関する基礎知識を有しております。

ヘルスプロモーションの指導者に必要となる健康増進技法を学ぶ。
健康スポーツコースでは、人々が活動的で健康なライフスタイルを送るための様々な智恵を教授し、豊かで活力のある生活を確立するための科学的視点とヘルスプロモーションの指導能力を学習します。健康運動指導士をはじめとした指導者の養成も目指しますが、単なるスポーツ指導の現場にとどまらず、様々な業種での実業に携わりながら、健康増進を通じた豊かな社会の実現に視する人材を輩出することを目的としています。

アスレティック・トレーナー、ストレングス&コンディショニングスペシャリストに必要となる基本的な知識と技能を学ぶ。
トレーナーコースでは、スポーツ解剖学やスポーツ傷害評価を基本学問とし、アスリートのパフォーマンス改善やけがの予防策、そして受傷後の復帰に向けたリコンディショニングを学びます。これら、改善、予防、復帰という一連の流れは、将来的にはアスリートのみならず、高齢者や発育期の子供を含むあらゆる年代の人たちの健康管理に応用できる知識と技術です。また、コミュニケーション能力や協調性といった社会人としての基本能力も、実習を通して養われるのがこのコースの特徴です。

アスリート、コーチ、アナリストの3つの立場から、スポーツスキルを向上させるための理論的背景を学び、それに必要な情報を収集・分析する実践的能力を養うことで、スポーツの現場で活躍できる人材を育成する。
トップパフォーマンスコースでは、アスリート、コーチ、アナリストの3つの視点から、スポーツ科学の知識と手法を現場で活用できる人材育成を目指します。アスリートの育成には、アスリートやコーチの「カン」や「コツ」が重要ですが、「カン」や「コツ」をとらえるための科学データの算出法や解釈法、技術・戦術・戦略の分析法などを授業で取り扱います。これらの実践的な学習をもとに、スポーツをする側だけでなく支える側の役割や環境整備に関する理解を深めることによってスポーツにとどまらず社会の様々な現象に対する洞察力と、問題に対処する能力を身につけることができると考えられます。

中学・高等学校教員を含め、生涯スポーツのさまざまな場面で、教育や指導を行うための幅広い知識と指導技術を学ぶ。
スポーツには多様な教育的価値が存在します。それは運動の形成にとどまらず、社会的発達や認知的発達、そして体力の育成にまで及びます。スポーツ教育コースでは、このような多様な価値を人々が享受できるように、スポーツに関する幅広い知識と指導技術を身につけ、スポーツの実践現場で教育や指導を適切に行える人材の育成を目指します。また、健康や教育を中心とした社会的問題にも目を向け、スポーツ教育の講義ならびに実習を通して社会で役立つ教養や課題解決力、コミュニケーションスキルも養います。

マーケティングやメディア、イベントなど多彩なスポーツビジネスの場で活躍する人材を育成。
経済学、経営学等のコース関連の基礎的な学習を踏まえ、プロスポーツ球団、スポーツリーグ、スポーツイベント、スポーツメーカー、スポーツメディア、スポーツ施設や総合型地域スポーツクラブなど、スポーツに係わる製品やサービスを生産、提供する「スポーツビジネス」の最新現場を取り上げながら、スポーツビジネスのみならず、一般の組織マネジメントに必要なコンセプチュアル・スキル、テクニカル・スキル、ヒューマン・スキルを身につけます。

人間の生活全般を規定する文化。そのなかでのスポーツや身体表現の役割を、時代と空間を網羅しながら考える。
文化コースの学生は、自由で型にとらわれない発想で物事を考える訓練を受けます。歴史学、社会学、人類学など、様々な視点からスポーツを考えます。文献の収集と読解、データ集めの方法と分析、ディスカッション、論文作成などのノウハウを習得します。リベラルアーツの強みは適応力。一生学び続ける姿勢と技法を身につけます。文化コースではスポーツを「考える」ことに重点を置いています。