19世紀後期から20世紀の初めにかけて、イギリスで柔術ブームが沸き起こったことは、あ まり知られていない。本発表では、なぜこの時期に、遠い東洋の小国・日本の格闘技がイギリスの人々の興味を引き、浸透していったのかについて、同じく当時ブームとなった「身体文化(Physical Culture)」との関係から考察する。
イギリスで毎年5月、通称「コッツウォルド・オリンピック」と呼ばれる小さな競技会が開かれている。この競技会は1612年にロバート・ドーヴァーという人物によって創始されたと伝えられる。発表では、この競技会の起源を当時の政治的・宗教的文脈のもとに考察する。
Point cluster法(Andriacchi et al, 1998)は新規の動作計測法であり、身体部分表面に貼付した5~20個の多数のマーカ座標データから、膝関節の3次元6自由度微細変位を観察することが可能である。
岩原先生は チーム北島の参謀役として活躍。早稲田大学スポーツ科学部の非常勤講師もなさっておられます。
走パフォーマンスを評価する際、Spring-Massモデルを用い、下肢のスティフネスとしてシンプルに表すことは、複雑な走運動を表すのに有効であ る。下肢のスティフネスは走速度やピッチ、ストライドのに伴い変化することは報告されているが、加速中の動作や速度の変化に伴うスティフネスの変化は明らかになっていない。本研究では、五輪代表短距離選手における、加速中の速度に伴うピッチとストライドおよび下肢のスティフネスの変化を調べることを目的とする。
習慣的な有酸素性運動は動脈硬化や高血圧などの循環器病の危険因子を改善することが知られている。その一方で、もう一つの運動形態であ るレジスタンス運動の実施が循環器病危険因子にどのような影響を及ぼすかについては十分明らかになっていない。我々は、横断的、縦断的研究手法を用いて、レジスタンストレーニングが動脈のコンプライアンス(柔軟性)や血圧に及ぼす影響について検討した。その結果、レジスタンストレーニングは頚動脈や大動脈といった中心動脈のコンプライアンスを低下させることが明らかとなった。血圧には影響を及ぼさなかった。また、中心動脈コンプライアンスは加齢とともに低下して、循環器病を引き起こす原因となるが、レジスタンストレーニング実施者では加齢による中心動脈コンプライアンスの低下が運動しない人より速いことも示唆された。
ヒトが日常で行う動作やスポーツ活動では、複数の体肢を同時に働かせて目的の運動を行っています。しかしながら、そのときの循環系応答がどのように調節されているかについては、十分に明らかとなっていません。本研究では、運動によって活性化される骨格筋内の感覚受容器に注目し、末梢血流の配分にどのような働きを持つかについて検討しました。
筋力が大きいほど腱は硬い? 腱は太いほど硬い? スポーツ動作を通して筋・腱に高い負荷を長年に渡ってかけ続ければ、筋・腱は強くなる? これらの疑問について、横断的研究により検証を試みた。
Humans often create and appreciate visual symmetry in their environment, and the underlying brain mechanisms have been a topic of increasing interest. Here, symmetric versus random dot stimuli produced robust fMRI activity in higher-order regions of human visual cortex (especially areas V3A, V4, V7 and LO), but little activity elsewhere in brain. This fMRI response was found both with and without attention controls. Moreover, it was highly correlated with the psychophysical perception of symmetry. Similar symmetry responses were found using line-based stimuli, and dot stimuli at a wide range of stimulus sizes and geometric configurations. Weaker symmetry responses were found in analogous regions of macaque visual cortex, using fMRI techniques with higher sensitivity. This evidence suggests that visual symmetry is specifically enhanced in human brain, but that the underlying neural mechanisms may nevertheless be resolvable in non-human primates.
我々の外的・内的環境は、ノイズ (変動) に満ちている。身体運動制御系は、そのノイズをいかに処理しているのか?本発表では、一致タイミング制御にあ たって、ヒトの運動制御系は、ベイズ統合という方略を用いて、その最適処理を行っていることを示す。
虚血の末梢神経の伝導に対する影響を調べるために、自然血流下と虚血下での正中神経刺激によるSEPとM波の比較をおこなった。SEPの潜時及び最大振幅とM波の積分値を両条件で比較したが変化はみられなかった。