早稲田大学グローバルCOEプログラム アクティヴ・ライフを創出するスポーツ科学

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2014年3月31日
本拠点におけるグローバルCOEプログラム補助事業が終了しました

拠点リーダー挨拶

早稲田大学のグローバルCOE「アクティヴ・ライフを創出するスポーツ科学」は2009年度のグローバルCOEプログラム学際・複合・新領域の9拠点の一つとして採用されました。早稲田大学は、日本人金メダリスト第一号の織田幹雄氏やフィギュアスケートの荒川静香さんを初めとして多くのアスリートを輩出した伝統を持ちます。さらに様々な分野の人材がスポーツ界の中核を担い、その発展に寄与しています。このような背景の下、1987年に人間科学部スポーツ科学科が、そして2003年にはスポーツ科学部が創設されました。その結果、スポーツ科学の基礎的研究成果を基にしたコーチングの実践応用、最先端のスポーツ医科学によるサポート、それらを統合するマネジメント戦略が有機的に機能し、現在"早稲田スポーツ"は隆盛期を迎えています。これは伝統と新しいスポーツ科学の融合の成果であり、大いに誇ることができます。2006年開設の大学院スポーツ科学研究科ではアカデミズムの枠を超えた多様な分野において、高いレベルでのスポーツ科学に関する教育研究が展開されています。2008年度には最初の博士号(スポーツ科学)取得者10名を輩出するに至っています。本拠点ではこれをさらに発展させるべく、高い専門性と幅広いスポーツ科学の知識を兼ね備えた人材育成のために、教育研究の国際的センターを形成することを目的としています。

スポーツ科学では研究とスポーツ現場の融合が不可欠です。本拠点では上記の目的を達成するため3つの戦略的プロジェクトテーマを設定しました。戦略的プロジェクトの展開を通して、現代人の心身に関わる諸問題解決に扉が開かれるものと期待されます。さらに本拠点では社会人の大学院入学を積極的に推奨し、現場で活動できる専門家(スポーツ現場での経験知を研究に昇華させるうる人材)のアカデミックキャリア形成に貢献します。皆様の暖かいご支援とご協力をお願い申し上げます。

拠点リーダー 彼末 一之
早稲田大学グローバルCOE「アクティヴ・ライフを創出するスポーツ科学」

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