SILS Close-up

“純ジャパ”から外資系企業へ


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学生氏名 千葉真弓 入学区分 一般入試(日本史選択)
出身国・地域 日本 出身高校 千葉県立船橋高等学校
学年 2009年3月卒業 掲載日 2011年8月24日

▲イギリス研修にて(前列左から3番目が筆者(白いジャケット))

現在、私は、イギリス系の商業銀行の金融法人部に所属しています。法人営業部では、主に既存顧客の与信・リレーションの管理をはじめ、新規案件の獲得といった業務をしています。 私の属する金融法人部は、その名のとおり法人営業部の中でも銀行・証券会社・保険会社といった業種の顧客を対象としている部署です。部内で私は日本の金融法人を担当している RM(リレーションシップマネージャー)のサポート業務をしています。日々、稟議書等の文書作成をはじめ、取引の処理、社内・社外プロジェクトの管理等、多岐にわたってRMの方のサポートをしています。 グローバルな銀行とだけあって、日本オフィス内にもいろいろな国籍の人が在籍するほか、海外の同僚とも頻繁にコミュニケーションをとるので日本にいながらもとても国際的な環境で勤務しています。

私が就職を意識し始めたのは大学3年夏、フィンランドでの1年間の留学を終えた後でした。留学前は、金融機関への就職には興味がありませんでした。しかし、自分の考えが変わったのは留学中に 数々の国に旅行をしたときです。フィンランドからロシアなど、陸続きの国境を越えた瞬間、人々の生活・雰囲気ががらりとかわりました。そして経済が人々に与えるインパクトの大きさに気づきました。銀行は、 社会の血液と呼ばれる「お金」を扱う業種ということで、お金を扱うビジネスから社会を、そして人々の生活を動かせるようになりたいと思うようになりました。

外資系企業で働いているといろいろな人から「英語は使うの?」と聞かれますが、答えはYESです。部署にもよりますが、私の部署では英語は必須です。まずチーム内に外国人がいるので、 自然と部の公用語は英語になります。さらに多くの社内決裁機能が海外にあるので、社内の公式文書・メールは英語です。SILSを通して留学するまで海外経験もなく、英語も話せなかった私には、 今の生活はSILSでの経験なしにはありえなかったと思います。英語力だけでなく、さまざまな国籍の方と仕事する際のコミュニケーション能力もSILS在学中に得たものです。ロンドンで行われる世界中 から新入社員が集まる研修で充実した時間が過ごせたのは、在学中に国籍も歩んできた人生も異なる人がいる中で、少人数の授業を受けてきたからかなと感じました。まだまだ未熟者で勉強の日々 ですが、それでもSILSに通っていなかったら全く違う人生を歩んでいただろうし、同じ業務はできなかったと思います。

就職活動は、人生でも数少ない「自分探し」と「社会勉強」の期間だと思います。自分が今まで何をしてきて、どんな人間で、これから何をしたいのか・・・ということを、就職活動を通して初めて考えたと いう人は少なくないはずです。私もそうでした。就職活動は自分探しにはもってこいの期間です。また、それだけでなく就活生というだけで、さまざまな業種の方と出会い、話を聞くことができます。そういった 意味で社会を知る、いいきっかけになると思います。自分を知ろうとすることで、逆にネガティブな気分に落ちてしまうこともあると思いますが、そういったときは友人と話をして気分転換をしたり、就職活動 以外のことをしたりして、気持ちを落ち着かせてみてはいかがでしょうか。

入学当時は、人生初めての“国際的”な環境に慣れないこともありましたが、SILSでの4年間を通して一生に残る経験、そして友人を得ることができました。私のように、SILS入学まで海外経験が全くないと、 授業だけでなく入学してから周りの空気に戸惑うこともあると思います。しかし自分が変わろうと思えば、変われる環境が整っているのがSILSだと思います。卒業してからも、日本でも世界でも、多岐にわたる分野 で友人達が活躍しているのをみるととても刺激され、そしてそんな友人と同窓であることに誇りを感じます。そして自分も彼らに負けないよう、日々努力していこうと感化されます。

2009年4月より英系金融機関に勤務