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早稲田大学ビジネススクール・MOT長内厚ゼミは、製造業で働くビジネス・パーソンのための経営戦略と価値創造戦略を学ぶ夜間MBAプログラムです。

〒169-8050 東京都新宿区西早稲田1-6-1

電話(研究科代表) 03-3202-4369

長内ゼミ概要CONCEPT OF OSANAI ZEMI

早稲田のMOTだからできること

  • 長内厚ゼミは早稲田大学ビジネススクールのMOT(技術経営)ゼミです。早稲田大学ビジネススクール(WBS)は正式には早稲田大学 商学学術院 大学院商学研究科 ビジネス専攻といい、いわゆる経営学・商学の学問領域に属する教育研究機関です。WBSは様々な業界の第一線で活躍するビジネスパーソンが学ぶMBAスクールであり、長内ゼミも製造業の第一線で活躍するエンジニア・商品企画・マーケティングなどの職業人学生がMBA取得を目指して日々研究に取り組んでいます。技術経営(MOT: Management of Technology)と聞くと、工学部の経営工学・管理工学の延長線上の議論、あるいは、工学部(自然科学)の学術領域のひとつであると思われる方もいるかもしれません。確かに、日本にはそうした工学系主体のMOTスクールもあり、誤解を招きやすいのですが、本来技術経営とは、製造業の産業属性固有の現象にフォーカスした経営戦略(全社戦略)や競走戦略(事業戦略)という社会科学に属する学術領域であり、平たく言えば、「メーカーの経営学」なのです。MOTを学ぶことを目指すみなさんには、まず、ビジネスと経営学の基本を学んでもらう必要があります。それがMOTを学ぶための基礎体力です。WBSには経営学大学院として戦略論・組織論・HRMなど様々な経営学分野の優れた教授陣によるコースワークが用意されています。こうした経営学の知識を身につけることが、本当のMOTを学ぶことにつながるのです。


なぜ優れた技術・製品が利益に結びつかないのか?

  • 長内ゼミを志望する学生の多くが抱く問題意識です。日本の製造業は高度成長期に日本の代表的産業として世界をリードしてきました。日本の製造業の競争力の源泉は技術です。優れたエンジニアと技術開発への積極的な投資が、新たな技術を生み、新たな技術が製品の機能・性能・品質を向上させてきました。この技術進化による製品の機能・性能・品質向上がまさに日本の国際競争力となってきたのです。しかし、メーカーが売るのは技術そのものではなく製品です。また、製品の価値は市場で消費者が決めるものであり、その判断基準は製品の機能・性能・品質だけとは限りません。21世紀に入って日本の製造業の多くが苦しんでいる競争力の低下は、実は技術そのものに問題があるのではなく、技術から価値をどうつくり出すか、という「戦略」が問題なのです。

  • これこそ、今の日本が必要とするのが、経営学としてのMOTである理由です。より効率的に技術開発・製品開発を行う、ということは今でも大切なイシューです。しかし、それ以上に大切なのは、ビジネス全体の中で、技術や製品にどのような役割を与え、戦略的なストーリーの中でどのような働きが必要なのかを考える、戦略構築能力なのです。長内ゼミの最も重要なテーマは、今の日本の製造業に求められる戦略構築能力を高める、ということなのです。


担当教員について

  • ゼミの担当教員である准教授の長内厚は、家電メーカーでの商品企画・技術企画の業務経験と、研究者養成大学院での博士論文研究、学会活動などの学術経験の両方を持ち、経営学の主要領域である戦略論をベースにした技術経営研究者です。長内は日本の経営学研究の草分け的研究機関である神戸大学経済経営研究所の准教授として4年間研究に従事した後、2011年4月よりWBSの先任教員としてMOTの教育研究を担当しています。また、2009年〜2013年には日本で最も権威がある経営学ジャーナル『組織科学』の副編集長(組織学会編集委員会担当評議員)を務め、現在でも組織学会広報委員・『組織科学』シニア・エディター、国際戦略経営研究学会理事、映像情報メディア学会編集委員会論文部門委員などアカデミアでの活動を行っています。また、実務領域でも、ハウス食品グループ本社中央研究所顧問や公益財団法人交流協会(日本政府の対台湾実質的行政機関)日台ビジネスアライアンス委員を務め、その他、国内外のビジネス誌や新聞などに日本の産業・企業経営に関する寄稿を行うなど、積極的に社会貢献活動を行っています。


長内ゼミでできること

  • 長内ゼミには2つのゼミ教育プログラムがあります。一つは、WBSの夜間主総合プログラム(平日夜間・土曜日/2年間)の「イノベーションと価値創造戦略」ゼミとして、1年目はゼミに所属せず、コースワーク(授業)を中心に幅広いビジネスの知識を身につけ、2年目にゼミに配属され、MOTの専門的な学習とプロジェクト・ペーパーと呼ばれる、1年間のゼミでの研究成果をまとめる論文を書くというプログラムです。もうひとつは、夜間主プロフェッショナルモジュール(平日夜間・土曜日/2年間)の「イノベーション・マネジメント・モジュール」を受験・入学する方法です。プロフェッショナルモジュールは、より高度な専門教育を行うため、出願時に自分の専門領域(モジュール)を選び、モジュールのゼミに2年間所属しながら、コースワーク(授業)とともに、ゼミにおける専門教育研究を行い、専門職学位論文(修士論文)を執筆するプログラムです。イノベーション・マネジメント・モジュールは吉川教授との共同運営モジュールで、吉川ゼミと長内ゼミの双方に所属し、研究に従事します。(注:吉川ゼミは2015年度の募集を持って終了予定です。)

  • 夜間主総合ゼミ・プロフェッショナルモジュールのどちらのゼミでも、国内外の最新の技術経営研究の成果を学び、「経営戦略(全社戦略)」、「競争戦略(事業戦略)」のMOT理論を製造業の実務で実践するためのMBA教育を受けることができます。また、希望者には、より高度なMOT研究を行い、学会での研究発表や、学術誌への論文投稿のための指導も行っています。

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MOT長内厚ゼミ

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