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プロフィール

林華生 教授 OFFICIAL SITE

一橋大学経済学部・経済修士課程修了。ロンドン大学博士課程修了(1980年、Ph.D 取得)。シンガポール国立東南アジア研究所やシンガポール国立大学などを経て、1998年より早稲田大学教授となり、現在に至る。林華生 教授 OFFICIAL SITE 早稲田大学大学院アジア太平洋研究科

私はマレーシアの首都クアラルンプールから車で30分くらい離れたケランという町に生まれた。高校を卒業するまでこの町で楽しく生活していた。 小学校を卒業するまでは魚捕り、果物狩り、山登りの“餓鬼大将”だった。中学時代はスポーツなら何でも一通りやった。高校に入ってからはバイオリンのほか、絵に夢中になった。とにかく暇な時間はなかったように思う。 私は高校を卒業するとともに日本に留学し、さらに英国に行き研究生活を送った。以来、さすらい人のように、南洋(マレーシア、シンガポール)、東洋(日本)、西洋(イギリス、ヨーロッパ)にまたがって、移動し続けた。計画性のない、しかも“不確実性”の多い人生であったように思う。芸術家に憧れたが、いつの間にか経済学者となってしまった。 定年後は故郷のマレーシア・シンガポールに帰り、趣味に没頭した日々を過ごしたいと考えている。 私の夢は豪華客船で世界一周をすることであり、今から楽しみにしている。新幹線が大好きで、利用した際、車内販売のバニラアイスクリームを食べることを日常のささやかな楽しみにしている。


専門分野 華僑・華人経済論、アジア経済論、国際経済学
研究業績一覧 研究業績一覧(日本語)
http://www.wnp7.waseda.jp/app/ip/ipi0211.html?lang_kbn=0&kensaku_no=1206
研究業績一覧(英語)
http://www.wnp7.waseda.jp/app/ip/ipi0211.html?lang_kbn=0&kensaku_no=1206
研究のテーマ アジア華僑・華人経済研究、「中華経済圏」研究、四極(日本、NIEs、ASEAN、中国)経済の競争競合関係や協調協力関係の研究、アジア太平洋地域における経済統合の研究
主要書籍・論文 『ASEAN経済の地殻変動』同文舘 1993年11月、"Japan's Role in ASEAN : Issues and Prospects" Times Academic Press, Singapore 1994;『アジア「四極」経済』ダイヤモンド社 1995年、"Japan's Role in Asia" (3rd Edition), Times Academic Press, Singapore 2001 など
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メッセージ 華人経済の東アジア諸国ひいては世界全体に占める地位を分析する。また国別に華人企業の栄枯盛哀、企業の経営論理と哲学、地域的国際的ネットワークの構築、海外の事業展開戦略、日系企業との協調競合関係の展開等を考察します。国内外の研究会の参加、海外研究視察等を通じて、アジア華人経済の実態を把握し、21世紀に相応しい「華人企業論」、「華人政治経済論」の構築を模索します。
プロジェクト研究

【華人経済とアジア [MA]】

1980年代の後半から、アジア地域の経済発展には目覚ましいものがありますが、その背景には中国、香港、台湾、そして 東南アジア、北米を結ぶ華人経済のネットワークの急速な展開が見られます。一方、97年7月以降、東南アジア諸国は相次いで経済危機・金融危機に直面して いることも事実であります。こうした点をふまえつつ、本プロジェクト研究では、現在形成されている華人経済圏の主要なネットワークがどのようなものか、ア ジアにおける華人企業と日欧米の多国籍企業との連携、華人系諸財閥・企業の市場慣行、対外投資の実情、態様を調べていきます。また、華人企業における家族 ビジネスの実態、東南アジアにおける華人企業と土着系企業との関係、中国本土の諸大省と華人ビジネスの関係等についても考察し、「インフォーマル・ビジネ ス」の代表的形態ともいわれる華人経済圏と華人資本・企業の実像の解明に努めます。

本プロジェクト研究は、アジアにおける華人経済圏の重要性を認識した上で、アジア全域の華人資本・企業の本質的な全体像を把握する前に、まず個別的な国の 華人資本・企業の把握に力点を置きます。つまり、国別に華僑・華人の資本・企業の生成と発展、代表的な華人企業のケース・スタディ、華人商法の特徴、華人 企業と国営企業や民族企業との関係、中小零細企業(裾野産業、地場産業)との関係、軍・政府・政党との関係、海外事業展開(地域化や国際化)、強靱性と脆 弱性、21世紀に向けての展望などについて分析・究明します。

なお、日本企業との協力関係の構築について言えば、まず、「華人的経営」と「日本的経営」との比較研究が重要です。また、アジア諸国の華人企業(家)と事 業で協力する理由(資本、技術、経営ノウハウ、流通ネットワーク、人脈、政治的影響、情報など)、協力しない理由(工業発展に対する長期ビジョンの欠如、 再投資よりも配当を好む、資本、技術、経営ノウハウの欠如、投機的でリスクが高い、家族経営志向、所有と経営の未分離、製造部門への投資への関心の欠如) についても逐次検討します。

勿論、本プロジェクト研究は、「華人経済研究」に限定しません。アジア「四極」(日本、中国、NIEs、ASEAN)の経済発展の研究に力点が置かれてい ます。尚、アジア地域経済統合や協力(ASEAN10+中国、ASEAN10+日本、各種の経済圏の構想など)のメカニズムや発展についても考察の対象と なります。

院生は広汎にアジアを中心とする各地域の新聞、雑誌、文献を読みます。そして学期開始後3か月以内に、3~5枚程度(400字詰の原稿用紙、英語の場合は それに同等の字数)の研究レポートを提出します。自分の関心のある研究分野や暫定的な研究テーマを早い時期に設定することが大事です。指導教員の個人的な アドバイスを取り入れ、2か月以内に再度修正した研究レポートを提出します。そして6か月以内に基本的な研究分野やテーマを決め、本格的な資料収集や基本 文献の精読に着手します。1年以内に修論の明確な研究プランや論文の枠組みを提示すると同時に、論文の肉付けの作業に専念します。修論が最終的に出来上が る前に、3回程論文のドラフトを提出し、教員の個人的な指導を受け、論文の書き換えや補足修正の作業に従事します。私は指導教員として院生が修了するま で、かなり質の高い修論の完成に向けて熱心な指導に努めます。

近年、「華僑・華人経済研究」や「アジア経済研究」などの書物が急増してきています。本プロジェクト研究では、言うまでもなく、和文のものに限定せず、英 文や漢文などの文献資料をも駆使しつつ、院生一同と本格的な研究に取り組んで行きたいと思います。また、研究者同士による国際学術交流への積極的な参加は 勿論、海外研修視察やヒアリング調査も、現段階におけるアジア華人経済圏の実態把握や、華人企業活動に関する最新データの収集分析に重要であると考えてい ます。私は院生一同が21世紀の企業経営者、国際機関の専門家、政府官庁の幹部、大学研究機関の学者・研究者になれるよう研究指導に努めたいと思っていま す。私はひとりの「アジア経済研究者」「華人学者」、「アジアウォッチャー」として、長年に亘り築いてきたアジア各国の学界、政界、経済界に通ずる人脈や ネットワークを活用して、特に「内なる分析視点」で院生一同の研究指導に役立てたいと考えています。

【華人経済とアジア経済 [PhD]】

本プロジェクト研究はアジア太平洋地域における「中華経済」の考察と究明に焦点を当てます。ここで言う「中華経済」は、 ASEAN10を中心とする「華人経済」(3000万人弱の経済)と、両岸四地(中国、香港、マカオ、台湾)の経済(13億3000万人強の経済)とを意 味します。概してここでは「中華経済」と「華人経済」とは同義なので、「中国経済」も含まれています。つまり、本プロジェクト研究はアジア経済全般に関す る研究ではありますが、基本的には「中華経済研究」ないし「華人経済研究」を突出させ、研究と考察に従事します。アジア諸国の経済発展のメカニズムを国別 に究明すると同時に、これらの国々の相互補完関係や競争競合関係(国際貿易、海外直接投資、経済援助、技術移転など)の面においての解明も射程に入れてい ます。特に近年、アジア太平洋地域における経済統合の動きが活発となり、自由貿易地域の構築や自由貿易協定の締結に関する研究も重要な課題となります。そ こで、地域経済統合の課題が研究の対象となる事は言うまでもありません。尚、「華人経済」や「中華経済」の研究に関しては、アジア地域における華人企業グ ループの組織経営、国際戦略、海外投資も考察の対象となります。これら華人企業グループの栄枯盛衰のメカニズム、居住国の国民経済に対する貢献、対中国進 出などについても重要な研究課題となります。また、日本・アジア間の経済協力関係の構築、アジアにおける日本の役割の究明などの視点から「日本経済研究」 に努めます。そして「日本経済研究者」や「日本・アジア関係専門家」の育成に力を注ぎます。日本・アジア太平洋の架け橋になる人物(学者、研究者、企業 家、政治家、外交官など)の育成に努める事が、本プロジェクト研究の重要な使命であります。

以上のように、本プロジェクト研究は、「中国経済研究」、「日本経済研究」、「中華・華人経済研究」、「アジア経済研究」に真剣に挑戦したい院生や研究者に開放します。


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