Cyano Clock 1.0

 

1. ご挨拶 ― CyanoClock 1.0開催のご案内

 本年(2018年)は,Synechococcus elongatus PCC 7942の最初の生物時計の歴史的論文(Kondo et al., PNAS, 1993)から25周年,kai遺伝子群の発表(Ishiura et al., Science, 1998)20周年の節目にあたります。

 近藤孝男先生らが開拓されたシアノバクテリアの時計の解析は,いまや世界的に多くの研究室でハイレベルの研究が行われ,活況を呈していることはご存知の通りです。国内でも,近藤先生の薫陶を得た方々を中心に,斬新な観点や方法論での興味深い研究が行われています。

 こうした状況を踏まえ,国内のシアノバクテリアの生物時計の研究に従事している研究者,学生さんたちが一堂に集まり,より生産的な今後の研究生活のために,風通しのよい議論ができる場を設けたいと思いました。

 そこで,昨年の時間生物学会の折に,発起人を中心に議論を重ね,今年から毎年シアノバクテリアの時計に関する研究会を開催することになりました。いずれ持ち回りに移行するつもりですが,当面は,近藤先生のサポートもあり,名古屋大学で開催していく予定です。

 初回となる今回の研究会では,まずはどのような方々がどのようなスタンスで研究されているのかをお互いに知ること,そして今後のシアノバクテリアの時計研究に関するフランクな意見交換・討論をするための場を作ることを主眼とさせていただきたいと思います。

 研究室の研究員の方々,学生さんたちにご周知いただければと存じます。名古屋でお目にかかれることを,大変楽しみにしております。よろしくお願いいたします。

 

 日時:2018年6月29日(金)〜6月30日(土)

 場所:名古屋大学東山キャンパス 坂田・平田ホール(3. 受付のリンクをご参照ください)

 

 CyanoClock

 発起人:岩崎秀雄(早稲田大学),寺内一姫(立命館大学),秋山修志(分子科学研究所),小山時隆(京都大学),沓名伸介(横浜市立大学),伊藤浩史(九州大学),西脇(大川)妙子(名古屋大学)

 顧問:近藤孝男(名古屋大学)

 

 CyanoClock 1.0

 世話人:岩崎秀雄,寺内一姫

 事務局:三輪久美子(名古屋大学)

トップへ戻る

 

2. プログラム

会場:名古屋大学 坂田・平田ホール(理学南館)

6月29日(金)
14:00 開会の挨拶
14:05 基調講演 近藤孝男(名大)「シアノバクテリアの概日時計のデザイン」
14:50 休憩
15:00 寺内一姫(立命館大)「Kaiタンパク質による再構成系の温故知新」
15:30 秋山修志(分子研)「分子科学研究所・協奏分子システム研究センターにおける概日時計研究と支援体制の構築」
16:00 石川聖人(名大工)「細胞内レドックスとシアノバクテリアの概日時計」
16:30 内橋貴之(名大)「高速原子間力顕微鏡で可視化するKaiタンパク質複合体のダイナミクス」
17:00 集合写真撮影、ポスタービューイング
18:00 懇親会@グランピアット

トップへ戻る

 

6月30日(土)
10:00 伊藤浩史(九大)「振幅の観点から時計をみる」
10:30 岩崎秀雄(早大)「Kaiを巡るvivo解析の温故知新」
11:00 今井圭子(関西医大)「KaiCタンパク質の代謝と時計の安定性」
11:20 休憩
11:30 小山時隆(京大)「Kaiタンパク質の機能の進化―自立振動しない系からの視点―」
11:50 沓名伸介(横浜市大)「シネココッカス,プロクロロコッカス,ナズナを使ったリズム研究」
12:15 ポスター発表兼ランチ
14:15 総合討論
15:00 閉会の挨拶(寺内,近藤)
15:05 撤収+近藤研見学

ポスターの題目はこちらからご確認ください。

トップへ戻る

 

3. ポスタータイトル一覧

P1KaiCの分子内フィードバックとドメイン間カップリングによるリズム発振メカニズ
三輪(伊藤)久美子1,村中智明2,近藤孝男1(1名古屋大学大学院理学研究科, 2京都大学生態学研究センター)
 
P2ATPase活性測定から考えるKaiシステムの動作原理
村中智明1,三輪久美子2,近藤孝男2(1京都大学生態学研究センター,2名古屋大学大学院理学研究科)
 
P3時計タンパク質KaiCに組み込まれたアロステリック制御
古池美彦1, 2, 向山厚1, 2, 山下栄樹3, 近藤孝男4, 秋山修志1, 2(1分子科学研究所, 協奏分子システム研究センター, 2総合研究大学院大学,3大阪大学蛋白質研究所,4名古屋大学大学院理学研究科)
 
P4蛍光分光法によるC1リングの構造変化の検出とKaiBとの複合体形成反応の解析
向山厚1,2,古池美彦1,2,阿部淳1, 山下栄樹3,近藤孝男4,秋山修志1,2(1分子科学研究所,2総合研究大学院大学,3阪大・蛋白研,4名大院・理)
 
P5Optimizing the protocol for accelerating the analysis of the ATPase activity of circadian clock protein KaiC
○Dongyan Ouyang1, Atsushi Mukaiyama1,2, Yoshihiko Furuike1,2 and Shuji Akiyama1,2(1Research Center of Integrative Molecular Systems (CIMoS), Institute for Molecular Science, National Institute for Natural Sciences, 2Department of Functional Molecular Science, SOKENDAI (The Graduate University for Advanced Studies)
 
P6ATPase activity of individual KaiC molecules is a key determinant for the ensemble-level oscillation of cyanobacterial KaiABC system
Sumita Das1, Tomoki P. Terada1, Masaki Sasai1 (1Department of Computational Science and Engineering and Department of Applied Physics, Nagoya University)
 
P7Kaiタンパク質の精製?より大量の精製タンパク質をより安定に得るためのケーススタディ?
大山克明, 浅井智広, 太田敦, 藤本恵, 高嶋優歩, 山田貴淳, 寺内一姫(立命館大学生命科学部)
 
P8S. elongatus PCC 7942において電気化学的に測定される概日レドックスリズム
田中謙也1,,石川聖人2,3,加藤創一郎4,中西周次1,3(1大阪大学大学院基礎工学研究科,2名古屋大学大学院工学研究科, 3大阪大学太陽エネルギー化学研究センター,4産業技術総合研究所生物プロセス研究部門)
 
P9再現性の確認しづらい現象たちについて
岩崎秀雄(PI),板木大知(D4),川崎洸司(D2),河本尚大(D2),江蔵隼弥(M1),中村嘉博(M1),松並由佳(M1),+OBの方々(早稲田大学理工学術院 電気・情報生命工学科)
 
P10紫外線耐性の概日制御:ストレス耐性とエネルギー代謝のトレードオフ仮説から考える適応戦略
川崎洸司,岩崎秀雄(早稲田大学先進理工学研究科 電気・情報生命専攻)
 
P11Synechococcus におけるKaiA 非存在下での計時メカニズム
河本尚大,岩崎秀雄(早稲田大学理工学術院 電気・情報生命工学科)
 
P12ProchlorococcusのKaiBがSynechococcus細胞内のKaiCリン酸化状態に与える影響の解析
今中和樹,小山時隆(京都大学大学院理学研究科)
 
P13自然生態系のシアノバクテリアと生物時計
吉山洋子(龍谷大学農学部植物生命科学科)
 
P14速く分裂するシアノバクテリアの概日リズムの消失
金子健陽1,今井圭子2, 伊藤浩史3(1九州大学芸術工学府,2関西医科大学, 3九州大学芸術工学研究院)  
 
P15哺乳類の概日時計機構の理解に向けて
大川(西脇)妙子,石黒将照,濱島李旺,三好隆也,東祐佳,大野文菜,吉村崇(名古屋大学大学院生命農学研究科,名古屋大学トランスフォーマティブ生命分子研究所,WPI-ITbM)
 

プログラムへ戻る

トップへ戻る

 

4. 受付

 6月29日(金)13時30分から,会場の名古屋大学 坂田・平田ホール(理学南館;リンク先のD2F)のロビーで受付をします。その際、懇親会費、宿泊費、ランチ+お茶代をお支払いいだきます。

トップへ戻る

 

5. 懇親会

 大学近くのグランピアットで開催します。費用は受付でお支払いください。

教授・准教授3,600円
学生2,000円
その他3,000円

トップへ戻る

 

6. ポスター発表中のランチ

 2日目のランチ(おにぎり)と会議中のお茶代として、お1人500円集金させていただきます。

 ポスターの題目はこちらからご確認ください。

トップへ戻る

 

7. ポスター発表される方へ

 ポスター発表は、2日目のランチタイムに実施します。ポスターは、初日15時まで(できるだけ14時前)に掲示お願いします。掲示用のマグネットを用意しています。掲示パネルの横幅は122 cmです。

トップへ戻る

 

8. 学内宿泊を希望された方へ

 希望された方全員の部屋を確保しております。グリーンサロンを希望された4名の方はグリーンサロンに、それ以外の方は職員クラブでの宿泊となります。宿泊キャンセルの場合は3日前(6/26)までに、連絡いただけますようお願いします。これを過ぎると費用が発生します(キャンセルできません)。受付で宿泊代と引き替えに鍵と領収書を渡します。領収書の宛名が予約者(西川さん)になるので、宿泊する方の名前のある宿泊証明もお渡しします。

 チェックインは15時から、チェックアウトは10時までです。なお、宿泊所近くに朝食をとるところがありません。理系コンビニは10時からの営業ですので、朝食は名古屋大学駅近くのファミマ等でご用意ください。

トップへ戻る