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■学部講義
 
政治経済学部
農業経済学



「農業経済学T・U」講義概要
 
■科目名:農業経済学T・U

■講義内容 農業経済学の基礎理論、分析方法を習得し、現実の問題の理解力、解析力を体得するようにしたい。日本に限らず、他の先進国、旧社会主義国、発展途上国等でおきている農業・土地・食料問題も解説してその重要性を理解してもらう。農業政策は従来の一国内にとどまらず、農産物貿易を通じて、あるいはWTO体制や多国籍企業の活動等を通じて、国際的要因にも影響されている。主要国の農業政策の変化、特徴についても、そのバック・グラウンドとともに把握することも目標のひとつである。 対象分野は大きく分けて食料問題、農業問題、土地問題の3つとする。

■授業計画 人間にとって最重要物資である食料(加工品を含む)は、途上国の飢餓から先進国の飽食、小農の家族生産から穀物メジャーや多国籍企業の加工資本の担い手の実態、さらには食の安全や環境といった幅広い分野で、問題を扱わざるをえない。このことは、資本主義が農業問題を解決できるのかという古典的問題――依然として土地利用型農業の分野では先進国においても家族経営が多数派である現実――の分析とともに、南北の対立や旧社会主義国のアキレス腱となった農業の生産構造の分析を必要とする。 I(前期)は主に上記の理論的側面をカバーする。穀物取引で始まった先物市場の理論等も解説する。

■参考文献 堀口編『食料輸入大国への警鐘』(農文協)、磯辺他辺『日本農業論・新版』(有斐閣)、『激変する食料法下の米市場』(筑波書房)、今村編『農政改革の世界史的帰趨』(農文協)、加藤編『食品産業経済論』(農林統計協会)、祖田・堀口・山口編『国際農業紛争』(講談社)、農林行政を考える会編『21世紀日本農政の課題』(農林統計協会)をあげておくが、課題別に他の本についても随時指摘する。

■評価方法 定期試験、レポート等で行う。 ※プリントアウト用ページへ  

※より詳細は学部講義要綱を参照してください。