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| 研究ドメイン | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
3)医療計測 医療計測ドメインが開発を目指す新しい計測機器には、単に計測というだけでなく、予防に役立つセンサやメカニズムを解明するためのセンシングを行う計測装置も含まれています。 例えば、自己組織化膜やダイヤモンド薄膜を応用した超小型のセンサの開発がそれにあたります。これが完成すれば、より高度な医療が行えるばかりではなく、在宅治療や遠隔診断も可能となり、診断のために病院に足を運ぶ必要が無くなる可能性が出てくるなど、大きな社会的効果が見込まれます。 また、DNA診断に役立つ計測システムや材料(例えば蛍光物質)の開発によって、最先端の医療に貢献しています。遺伝子(DNA)の変異が病気や体質に影響することが現在分かりつつあり、DNA診断をより正確・迅速・ハイスループットに行えるシステムの開発と、それらを用いた遺伝子と癌を中心とした病気との関係を解明しています。 さらに、タンパク質がどのようにして機能を発現させているかを1分子で解析できる装置や、これまで困難とされていた生体物質を高分解能で観察可能とする電子顕微鏡の開発なども行っています。 掌性(キラリティー)を区別する技術を応用して、生体物質や薬剤などの純化に役立つ装置も開発しています。 これらの機器開発によるDNAやタンパク質の分析や機能発現機構の解明を通じて、生命の本質の理解をより深めることのできる成果が得られるなどの波及効果も期待されています。 |
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| <メンバー> 主査: 朝日 透 コア: 逢坂 哲彌 大島 忠平 川原田 洋 竹山 春子 門間 聰之 松田 五明 船津 高志 松永 是 増田 優 林 仲信 新垣 篤史 梅沢 仁 丹羽 大介 吉野 知子 中西 卓也 山口 佳則 横内 裕子 丸山 浩平 笹野 順司 梁 正勲 研究協力者: 本間 敬之 |
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4)分子医療 分子医療のアプローチには、天然物そのものを作り上げる方法と、生体内で見られる化学反応や自然の叡智などを応用して、天然と同じメカニズムで作用するが異なる役割を果たす新しい素材を創造する方法の、二つがあります。それらの手法を駆使して、社会の要請とのキャッチボールを行いながら医療への応用を試みています。 このドメインにおいて目玉とも言えるのが、制癌剤・抗癌剤の全合成を行う際のステップを大幅に短縮する研究です。抗生物質を画期的に効率よく作る分野で、世界的レベルでの研究が推進されています。極めて高価な癌の治療薬をより安価で提供することが可能となり、現在一部の人にしか提供できていない癌に効く薬剤が広く提供可能になります。 もうひとつ進行中の研究は、空気から酸素を漉し分けることのできる膜の開発です。天然にある「鉄ポルフィリン」を、分子レベルで近似させて作っています。ポルフィリンとはギリシャ語で「紫の素」という意味で、これが鉄と一緒になることで赤くなり酸素を吸着・放出する機能を持ちます。 既に機能的にはこの赤血球の酸素輸送機能を持つフィルムはできており、早稲田大学発のオリジナルとして、特許を取得しています。この膜の性能を上げていき、例えばマスクやフィルターとして応用すれば、酸素ボンベが不要になるなど、患者さんのQuality of Life(QOL)を大幅に改善することが可能となります。 <メンバー> |
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