研究院長からのご挨拶
「研究の早稲田」への飛躍に向けて
研究院長
藪下 史郎
(政治経済学術院・教授)
早稲田大学は、2007年に創立125周年を向かえ、これを機に本学の中長期計画を「Waseda Next125」として取りまとめました。そこでは「教育の早稲田」の充実とともに「研究の早稲田」の飛躍を掲げ、研究体制の強化・再編および研究戦略企画の充実を図っています。
これまで、本学は、新しい教員組織として「学術院」を設置し、それ以前は独立した機関として位置付けられていた学部・研究科・研究所を、系統ごとに学術院として一体化し、より緊密な連携を可能とする学術院体制へと移行を進め、2009年4月に完成しました。これと並行し、「Waseda Next125」に基づく研究体制の強化・再編として「研究院体制の構築」、また研究戦略企画の充実として「研究戦略センターの設置」について議論を重ね、2009年4月に研究院と研究戦略センターを設置しました。本学では研究院を、学術院の枠を越えた研究者間の交流の活性化や各研究に必要な支援の実施を行い、かつ本学が戦略的に遂行すべき重点研究の企画と実行を可能にする研究プラットホームとして位置付けています。
研究院は、設置初年度である2009年度より、本学の研究活動や地球規模かつ社会全体の課題などから、本学が重点的に推進する研究領域を研究戦略センターと連携して検討し、8つの研究領域(重点領域)を定めました。さらに、重点領域で実行する研究(重点領域研究)について研究院が中心となり順次選定をしています。 また、重点領域の検討とともに、研究者が研究に専念できる環境を実現するための研究支援あり方、重点領域研究を中心とした研究評価のあり方についても検討を進めてきています。今後、重点領域研究が学術界や社会へ貢献できる成果を創出することを期待するとともに、そのための支援や評価のあり方について研究院を中心に全学として議論を重ね、実行していきたいと考えています。
研究院は、早稲田大学が「WASEDA」にふさわしい国際的な研究大学へと飛躍するために戦略的な研究の整備や発展に努めていきます。




