アジアにおける知のハブを目指して、研究の国際展開にかかわる指針の策定やその指針に沿った国際展開の支援策や研究開発・産業育成のための拠点整備の方策等の策定・実行により、戦略的な研究の国際展開を図ります。研究推進は研究人材の育成と表裏一体の関係であるとの考えに基づき、まずは優れた人材輩出について歴史的な蓄積を有するアジア地域に重点をおいて研究の国際展開の支援を図り、以降、他地域への展開へと拡大させていきます。その際、海外拠点を活用しつつ先端的大型研究プロジェクトや重点研究分野の研究群等の中から選択的な国際展開の支援を行うことで、海外研究機関等との研究や、研究人材の交流の促進を図ります。
まずは歴史的にも本学と関係の深い中国、そして高等教育が発達しており英語圏でもあるシンガポールの二国について国際連携に関する重点地域と位置づけ、既設海外拠点を活用しつつ実績のある有力協定校等と国際共同研究教育活動での連携を深めながら、企業、地域、政府を巻き込んだ多面的な連携を進めていきます。その後、適宜、アジア周辺諸国(韓国、タイ、台湾等)、さらにアジアでの展開をトリガーに欧米(ドイツ、フランス、アメリカ等)との連携へと発展的に拡大させていきます。また、理系先端分野においては欧米への独自のアプローチも並行して図っていきます。なお、国際展開の支援に際しては、相手側の特色を活かした研究スタイルを意識して推進していきます。例えば、環境・人文系研究であればアジアなど特有の地域を意識したアジア型研究を模索し、IT・半導体などの先端科学技術系研究であれば競争原理に基づく欧米型研究を優先して研究を推進します。
以上のように各海外拠点との連携を中心に積極的な情報共有・研究成果発信を行い、研究交流、共同研究につなげるなど多様性に富む組織的な国際研究展開を目指していきます。
