公的な研究資金

私立学校施設整備費補助金

1. 概要

文部科学省では、私立大学における学術研究の振興、高等教育の高度化を推進するため、私立大学等の研究施設、大型の教育研究装置の整備費、研究設備、および情報処理関係設備の整備費について以下のような補助を行っています。

このうち、「教育・研究装置」、および「研究設備」は学内で公募を行い、申請物件を選定して文部科学省に申請します。これは、正式には“私立学校施設整備費補助金(私立学校教育研究装置等施設整備費(私立大学・大学院等教育研究装置施設整備費))”および“私立学校施設整備費補助金(私立大学等研究設備整備費等補助金(私立大学等研究設備等整備費))”といいますが、学内では「大型装置・大型設備」と呼んでいます。

毎年12月~3月頃に研究推進部から学内各箇所へ次年度分の申請計画の予備調査を実施し、翌年度の6月中旬に文部科学省へ申請します。11月頃までに文部科学省から採否の通知があり、内定通知が来た時点で購入手続きを開始いたします。(スケジュールは年によって多少変更されることもありますので、ご了承ください)

表1 私立学校教育研究装置等施設整備費(私立大学・大学院等教育研究装置施設整備費)
1 研究施設 学術研究高度化推進事業の実施に必要な施設の新築、増築、改築又は改造工事に要する本工事費及び附帯工事費であって、工事費が1,000万円以上のもの。
2 教育装置 私立大学等が行う教育に必要な機械、器具等であって、1個又は1組の価額が4,000万円以上で工事を伴うもの。
3 研究装置※1 私立大学の教授、准教授その他研究に従事する職員が職務として行う学術の基礎的研究又は大学院の学生の研究指導に必要な機械、器具等であって、1個又は1組の価額が4,000万円以上で工事を伴うもの。
4 学内LAN装置※2 私立大学等が行う教育研究に必要な情報通信ネットワークの構築に要する光ケーブル等敷設工事(ホストコンピュータ接続装置等の通信装置、無線LANに係る通信基地装置等を含む)であって、敷設工事費等が1,000万円以上であるもの。
5 マルチメディア装置※2 私立大学等が行う教育研究に必要なマルチメディア教育研究装置及び施設の改造工事、又は、既設の情報化関連施設における冷房化工事であって、1,000万円以上のもの。
6 防災機能等強化緊急特別推進事業※2 学校施設耐震改修事業 私立大学等が行う危険建物の防災機能強化のための耐震補強工事であって、事業費が1,000万円以上のもの。
バリアフリー
推進事業
私立大学等が行う施設のバリアフリー化のための改造工事であって、事業費が300万円以上のもの。
環境衛生対策
推進事業
私立大学等が行うアスベスト対策のための施設工事であって、事業費の下限はないものとする。
7 エコキャンパス推進事業(新規)※2 太陽光発電、校舎のエコ改修、校舎内外の緑化、雨水・排水の再利用など環境に配慮した校舎施設の改造工事に対する補助
表2 私立大学等研究設備整備費等補助金(私立大学等研究設備等整備費)
1 研究設備※1 私立大学の教授、准教授その他研究に従事する職員が職務として行う学術の基礎的研究に必要な機械、器具、標本、図書その他の設備であって、1個又は1組の価額が500万円(図書※2にあっては100万円)以上のもの。
2 情報処理関係設備※2 私立大学の教授、准教授その他研究に従事する職員が職務として行う学術の基礎的研究又は私立大学等及び専修学校が行う情報処理教育に必要な電子計算機その他の情報処理関係設備であって、1個又は1組の価額が1,000万円以上のもの。
  • ※1 “研究装置”および“研究設備”には、私立大学戦略的研究基盤形成支援事業(「研究拠点を形成する研究」、「大学の特色を活かした研究」、「地域に根差した研究」)の初期整備費用が含まれています。これらは高度化推進事業の一連の申請に含まれますので、学内では「大型装置・設備」とは別に募集します。
  • ※2 情報関連装置・設備(学内LAN、マルチメディア、情報処理関係設備)、防災機能等強化緊急特別推進事業(耐震補強工事、バリアフリー化工事、アスベスト対策工事)、およびエコキャンパス推進事業(新規)については、原則として大学の通常予算において整備される事業について申請を行いますので、公募は行いません。研究設備の「図書」についても同様です。

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