公的研究費に係る不正請求問題に関する報告          

                                2009年5月15日

 2005年1月以降実施した本学の内部調査により、本学理工学術院A教授が研究代表
者である文部科学省の公的研究費に関し、以下の不正支出(代替執行支出)が生じて
いたことが判明しました。

 本件につきまして、関係者の皆様へ多大なるご迷惑をおかけしましたことを、深く
お詫び申し上げますとともに、以下のとおりご報告いたします。

 
1.不正支出の内容
 実験機器の購入・修理、および研究室で利用した日用品の購入にあたり、部材や
事務用品等の消耗品購入とした請求書により、経費支出を行ったもの(計702,840円)


2.当該支出に対する本学の対応
 本学は、確定した不正支出について、国庫へ返金をいたしました。
 また本学は、研究代表者であるA教授に対し、本学学内規程に基づく、訓戒といたし
ました。(2009年5月7日付け)
 なお本不正支出に関し、当該研究費の関係者は、日本学術振興会より、以下の期間、
科学研究費補助金を交付しない旨の通知を受けています。
  ・研究代表者であるA教授 :平成21年度から4年間
  ・同研究費の研究分担者3名:平成21年度の1年間


3.再発防止に対する本学の方針
 1)本学は今後も、2006年度に設置した検収センター利用の周知徹底をはかることと
  します。

 2)本学は、請求書・納品書に関し、2008年度より本学指定様式の利用を廃止し、各業
  者の様式により提出いただくように変更しました。

 3)本学は今後も、説明会等を通し、公的研究費の適切な執行管理の周知徹底をはかる
  こととします。

 4)本学は今後も、以下の取り組みを通じ、教職員に対するコンプライアンスの徹底を
  はかることとします。
  a.「学術研究倫理憲章」「学術研究倫理に係るガイドライン」「研究活動に係る
   不正防止に関する規程」の制定
  b.研究費に関する「相談窓口」の設置
  c.「研究助成ガイド」の作成
  d.研究者からの研究費に関する「誓約書」の提出
  e.大学院生を対象とした科目「研究倫理概論」の設置
  f.研究者を対象とした研究倫理研修コンテンツの作成


                                    以 上