書籍

 上下水道事業についての近年の動向と制度改革に関する弊研究所の研究をとりまとめた書籍が山本哲三・佐藤裕弥編『新しい上下水道事業ー再構築と産業化』として中央経済社から出版されました。
 第1章から第4章までは、上下水道の概要、用語定義(第1章)および、これらを分析するために必要な上下水道史(第2章)、経済学(第3章)、公会計論(第4章)などといった社会科学的な視点について紹介をしております。
 第5章から第7章までは、群馬東部水道企業団(第5章)、浜松市(第6章)、OECDにおけるコンセッションに関する見解の紹介(第7章)など、国内外の上下水道事業における官民連携のケーススタディを、学術的な研究分析のフレームワークを導入しながら紹介しております。
 第8章と第9章では、官民連携に関するファイナンス制度の紹介と民間事業者が持つ視点を紹介しながら民間事業者の視点から現在の上下水道制度を検討しております。
 第10章から第12章までは、上下水道事業に関する国際的な展開(第10章)、下水道資源の活用に関するイノベーション事例(第11章)、下水熱(未利用熱)の活用に関するイノベーション事例(第12章)といったように、上下水道事業に関連する新展開について紹介を行っております。
 最後に第13章から第15章までは、今後の水道広域化戦略(第13章)、上下水道に関連する制度改革の方向性(第14章)、今後の下水道事業の展開(第15章)といったように、今後の上下水道事業において重要となる制度改革の枠組みの解説を行っております。
 このように上下水道事業に関連する広域化・官民連携・イノベーション・制度改革といった主要なテーマを社会科学的な視点からの整理を行いながら考察を行った内容となっております。
 執筆者についても学識者、制度改革の当事者、水道事業に関わる民間事業者など上下水道界の専門家を広く集めており、上下水道事業の課題と方向性に関する議論をより立体的にイメージしやすく学習できる内容となっております。

<構成>
 第1章: わが国の上下水道システム
 第2章: 上下水道の歴史
 第3章: 上下水道事業の経済性
 第4章: 上下水道事業の会計制度
 第5章: 水道のPPP:群馬東部水道企業団のケーススタディ
 第6章: 下水道のコンセッション:浜松市のケーススタディ
 第7章: 水道コンセッションの国際状況:わが国への教訓
 第8章: 上下水道事業とファイナンス
 第9章: 選定事業者の経営戦略
 第10章:上下水道事業の国際展開
 第11章:下水道資源のイノベーション
 第12章:下水熱エネルギーの利活用:実装例の技術的視点
 第13章:水道事業の広域化戦略
 第14章:上下水道事業の法制度改革動向
 第15章:新たな下水道事業の展開

<問合せ・購入申込先>
 中央経済グループパブリッシング営業部
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 FAX:03-3291-4437
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