農業の6次産業化の加速のための新たなビジネスの創造や人材育成をテーマに開催します。
【趣旨】
世界的な人口の急増、気候変動、食生活への量的、質的要求度の増大などの社会的要因に加え、TPPに代表される政治、経済、外交などの制度的要因により、我が国の農業は今、大きな変革期を迎えています。
こうした背景を受けて、早稲田大学では社会科学・自然科学分野の研究者が連携し、「食」と「農」、「バイオ」を包括する研究プラットホームとして、「持続型 食・農・バイオ研究所」を2014年4月に設立し、農業の担い手、IT化、里山の環境、機能性食品、時間栄養学、自然エネルギーなど幅広い研究を実施しています。
本シンポジウムでは、農業や食品産業の高付加価値化を実現するために必要な視点は何か、農業の6次産業化など民間ビジネスを加速するために必要な人材をどのように育成するか?学術の貢献はどのようにあるべきか?などを中心に講演を行います。
また、ワセダアグローカルスクールで実施している「農山漁村地域ビジネス創出人材育成プログラム」より、北海道、愛知、広島の各実施団体において提案された優秀なビジネスプランを題材に、農業、食の高度化、高付加価値化について、実際のビジネスコンテストを通して考えます。
【日時】2016年1月26日(火)12:30-16:30
【場所】早稲田大学 コレド日本橋ホール(地図はこちら)
【申し込み・問合せ】事前申し込み制(参加費無料)※申込み受付は締め切りました。
早稲田大学持続型食・農・バイオ研究所事務局(早稲田大学アカデミックソリューション内)
TEL:03-3208-0102
E-mail: waseda-sfss[@]w-as.jp ※[]を抜いたアドレスに送付ください
【スケジュール】
第1部 ビジネスプラン コンテスト
第2部 講演
農業の担い手拡大戦略-集落営農から法人化まで
早稲田大学 名誉教授 堀口健治
機能性食品 -食品の高付加価値化 牛茶飯プロジェクト-
早稲田大学ナノ・ライフ創新研究機構
研究院教授 矢澤一良 次席研究員 高見澤菜穂子
中山間農村のビジネスとしての森林吸収源対策事業
早稲田大学 教授・持続型食・農・バイオ研究所 所長 天野正博