早稲田大学 ラオスJCM-REDD+プロジェクト

早稲田大学 天野正博

(名誉教授/重点領域研究機構 持続型食・農・バイオ研究所 招聘研究員)

早稲田大学 平塚基志

(人間科学部准教授/重点領域研究機構持続型食・農・バイオ研究所研究所員)

早稲田大学 天野正博 早稲田大学 平塚基志

早稲田大学のJCM-REDD+の取り組み

早稲田大学はラオス国ルアンパバーン県において、森林資源への圧力を軽減するため、焼き畑移動耕作に代わる生計手段を農民に技術移転する取組を環境省地球温暖化対策推進事業費補助金(二国間クレジット制度(JCM)を利用したREDD+※プロジェクト補助事業)の支援を受け、2015年度より実施しています。

※JCM-REDD+とは?
Joint Crediting Mechanism Reducing emissions from deforestation and forest degradation and the role of conservation,sustainable management of forests and enhancement of forest carbon stocks in developing countries
先進国からの技術移転などにより途上国での森林減少・劣化を抑制することに加え、森林の保全・管理を含め、温室効果ガス(GHG:Green House Gas)排出量削減・吸収増大を実現する取組。この取組により途上国ではGHG排出量が削減・吸収され、先進国はその成果に応じてクレジットを獲得することができる。

JCM-REDD+の取り組み画像1JCM-REDD+の取り組み画像2


対象地画像ルアンパバーン県ポンサイ郡
ホアイキン村落クラスター(約30,000ha)

一帯は焼畑移動耕作の拡大により
森林減少・劣化が進んでいる。

yakihata


過去に実施されたJICA 事業の成果を引き継ぎ、森林資源への過度な圧力(≒焼畑)を軽減するREDD+活動(代替生計の導入等)を進め、成果としてのGHG 排出削減効果の定量化を行っています。

プロジェクトでは森林保全に係る技術支援等を行うREDD+技術ステーションを拠点とし、地域住民のパフォーマンス向上を図り、REDD+活動を継続的かつ集約的に進めています。

(主な取組)

農業の生産技術や家畜の飼育技術の改善

「REDD+技術ステーション」を拠点に、換⾦作物や果樹の栽培住へ技術指導

住⺠参加型で森林モニタリングを行い、持続的な森林管理の普及の取組

住⺠主体で管理している村落基⾦の運営⽀援の推進

森林保全研究会

早稲田大学は、優れた低炭素技術等の普及やGHGの排出削減・吸収のための活動を実施することにより、地球規模での温暖化対策に貢献することを目的として、重点領域研究機構持続型食・農・バイオ研究所内に森林保全研究会を立ち上げました。
森林保全研究会では、REDD+事業で展開しているラオスでの活動を継続しておこなっていくとともに、下記の活動を行って参ります。

森林保全研究会画像