早稲田大学 環境経済・経営研究所 
Research Institute for Environmental Economics and Management
Waseda University

English


UAM-RIEEM Workshopを開催しました。

2018年4月4日(於:早稲田大学)
 
環境経済・経営研究所(RIEEM)は2018年4月3日(火)に早稲田大学にて、Universidad Autónoma de Madrid(UAM)と共同でUAM-RIEEM Workshopを開催しました。

赤尾健一教授(早稲田大学)の司会の元、ワークショップは始まり、まず初めに有村俊秀所長(早稲田大学)の開会の挨拶が行われました。続いてMiguel Buñuel教授(UAM)からUAMについての紹介が行われました。

まず前半では、第1報告者のCarmen Arguedas教授(UAM)から“Technology Adoption in Emission Trading Programs with Market Power”の報告がありました。理論モデルにより、排出権市場における企業のマーケットパワーと削減技術の採用との関係について考察が行われました。





第2報告者の赤尾教授からは、“International Environmental Agreements as an Equilibrium Choice in a Differential Game”の報告がありました。国際的な汚染防止のための環境合意について、ゲーム理論を用いて分析がされました。






第3報告者のBuñuel教授からは、“How to Fight Climate Change Mixing a Carbon Tax and Subsidies to Renewable Energy: Lessons from Spain”の報告がありました。スペインを対象とした研究により、スペインで炭素税を実現するためには、同時に再生可能エネルギーへの補助金が重要であることが示されました。




途中休憩を挟んで後半からは司会は有村所長に代わり、まず第4報告者の有村所長によって"An Empirical Study of Tokyo Emission Trading Scheme: An Ex-post Analysis of Emissions from Commercial Buildings and University Buildings"の報告がありました。日本における商業部門の施設レベルのデータベースを使用した、排出量取引の有効性についての実証的な研究結果が報告されました。



第5報告者のCarmen Arguedas教授 (UAM)からは “Enforcing pollution standards in stock pollution problems”の報告がありました。蓄積するような汚染問題の環境において、最適な汚染基準とそれを施行する戦略の特徴についての研究が報告されました。





第6報告者の近藤康教授(早稲田大学)からは“Input-Output Analysis of Circular Economy”の報告がありました。廃棄物産業連関分析等によって循環経済を分析した研究が紹介されました。







最後に、赤尾教授の挨拶をもって、今回のワークショップは終了いたしました。

なお、本ワークショップは環境経済・経営研究所(RIEEM)、早稲田大学現代政治経済研究所(WINPEC)、Universidad Autónoma de Madrid(UAM)、Banco Santanderの後援のもと行われました。