資格の種類と履修コース
 
 
資格の種類と履修コース
 
資格の種類
 
 
上級考古調査士
 
発掘現場や整理作業の担当者として1級考古調査士と同等以上の技能を有し、学術論文などの成果発表を通じ、高い学識と広範な視野から適切な発掘調査を遂行するとともに、遺跡発掘調査の全体的企画策定、関係機関との調整に主体的にかかわることができると認められるもの。
 
1級考古調査士
 
遺跡の発掘調査において、主体的に調査に関わり、安全管理や衛生管理に配慮した発掘調査の全工程において現場を統括し、関係機関との調整など、実務を担当でき、また報告書の執筆や編集において、主体的に総括できると認められるもの。
 
2級考古調査士
 
遺跡の発掘調査における調査補助員、あるいは発掘調査時の諸作業で、調査担当者を補佐することができると認められ、技術的には遺構の発掘と、記録保存における遺構測量や細部測量、作図、写真撮影などの業務を遂行することができることが条件になる。また整理作業において、図面整理作業や遺物の実測作業などを担当でき、報告書の作成においては、事実記載の一部を執筆することができると認められるもの。
 
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資格申請手続きと資格認定
 
社会人課程および学生課程で、受講者は必要な科目を履修し、定められた単位を修得することにより、資格申請する要件を満たすことができます。設置されるコースによって、履修するカリキュラムと資格に違いがありますので、ご注意ください(大学は科目の設置と単位の付与のみを行い、資格そのものを付与するわけではありません)。
社会人課程受講者は半年間のコースを受講して必要単位を修得した後に、また学生課程受講者も必要な単位を修得した後に、認定機構が定める手続きにしたがい、必要書類を資格認定機構に提出してください。

資格 認定機構は、審査専門委員会で申請書類を審査し、認定機構運営委員会の承認を得て、合否を決定し、審査結果をお伝えします。
 
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