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      20世紀メディア研究所
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      文生書院
      ・ Fax(03-3811-0296) メール(order@bunsei.co.jp)
      ・『Intelligence』の直接購読・バックナンバーのお求めも、文生書院にご連絡願います。
     http://http://www.bunsei.co.jp/index.php/ja/hanbaidairi/books/523-intelligence.html/

■問合せ先
      20世紀メディア研究所(m20th@list.waseda.jp)

■投稿・執筆要領
     ・『Intelligence』への投稿は、毎年9月末が締め切りです。
      執筆要領・会員登録など、詳しくは、
      http://www.waseda.jp/prj-intelligence// にてご確認下さい。

『Intelligence』第16号 (2016年3月31日刊行)

◆目次

 ■ 特集:占領軍のインテリジェンス

  ・民主主義の境界は隙だらけ ― スパイ活動、密輸などで形成された日本の貫戦期レジーム
    テッサ・モーリス=スズキ、谷川舜訳
  ・李香蘭研究の新視角 ― 米国公文書館「山口淑子ファイル」の検証から
   川崎賢子
  ・占領軍G-2歴史課と旧日本軍人グループ
   土屋礼子
  ・CCD(民間検閲局)でのハンス・E・プリングスハイム
木村洋
  ・CCD雇用の日本人検閲者の労働現場 ― 人数、職名、組織
   山本武利


  ■ 特集:プロパガンダの戦中と「戦後」

  •陸軍省における広報戦略 ― 陸軍記念日のポスターの製作を中心として
   田島奈都子
  •大祖国戦争勃発直後のコミンテルンのラジオ・プロパガンダ強化策
   島田顕
  •朝鮮戦争初期国連ラジオと英米・国連関係 ― VOA/BBCの役割と米国務省/英外務省の協力に焦点をあてて
   小林聡明
  •米国は占領下沖縄でどのように地域情報を収集したか― 1965年琉球立法院選挙・情勢調査を例に
吉本秀子
  •ノーベル平和賞と冷戦の3年間 ― オーセ・リオネス委員長の改革と挑戦
   羽生浩一
   
 •戦前外地の書物取次 ― 大阪屋号書店、東京堂、関西系・九州系取次など
  日比嘉高
 •追放された「スパイ」 ― 第一次世界大戦における独墺人強制追放と谷崎潤一郎「独探」
  福岡大祐
 •日中戦争期の天津における日本の宣伝工作 ― 市政府機関誌『津津月刊』の分析から
  曲揚
    
 

『Intelligence』第15号 (2015年5月15日刊行)

◆目次

 ■ 特集:冷戦初期のインテリジェンスと情報政策

  ・カストロ治政下のキューバにおけるカナダのインテリジェンス活動
    /ドン・マントン 訳:谷川舜
  ・冷戦初期におけるアメリカの核政策1941-1955年
   ――ヘンリー・ウォーレスの視点から
    /島本マヤ子
  ・VUNC(国連軍総司令部放送)の廃止過程
   ――国務省・USIA・国防総省の対立と妥協をめぐって
    / 小林聡明
  ・冷戦初期における米国国防総省の映画製作
――『二世部隊』(1951年)の製作協力をめぐって
    /志村三代子


  ■ 特集:占領期の文化研究の新局面

  •CIE図書館と敗戦後の美術情報
   /五十殿利治
  •「第二芸術」再考―GHQ 占領期における文芸の近代化と古典化の視角から
   /川崎賢子
  •〈太宰治〉と共産主義者たち?―?戦後における受容の変遷を中心に
   /滝口明祥
  •【研究ノート】ある共産主義的作家の占領期における記述をめぐる問題
――江口渙の作品と検閲
/下田太郎
  •【資料紹介】占領期の東京・銀座におけるキャバレー/ダンスホール
   /松田さおり
   
 •【特別寄稿】陸軍中野学校の考察
  /牟田照雄
 • 毎日・朝日の二大新聞社における「東亜」の組織と記者たち
  /土屋礼子
 • グローバル化した通信網と大衆民主政治時代の国家の対外情報政策
  ――日本の事例から、1870 ― 1945年
    /赤見友子
 •【研究ノート】日中戦争期上海総領事館の通信傍受活動
  /宮杉浩泰
 •【研究ノート】OSS体験を隠す日系一世
  /山本武利
 •【資料紹介】1980~1990年代:商務省とNSA、どちらが通信セキュリティを管理しているのか
  /スーザン・ランドー 解説・訳:平松純一
 
 •〈柔らかな統制〉としての推薦図書制度
  ――文部省及び日本出版文化協会における読書統制をめぐって
  /中野綾子
 •【研究ノート】『満洲日日新聞』の創刊と初代社長森山守次
  /栄元


『Intelligence』第14号 (2014年3月31日刊行)

◆目次

 ■ 特集:日本と東アジアの検閲史再考

  ・【対談】検閲研究の最前線―― 戦前と戦後をつなぐ
    /山本武利・浅岡邦雄・土屋礼子(司会)
  ・韓国における通信検閲の歴史的展開
   ―― せめぎあう国家安保と人権:張勉政権から盧武鉉政権まで
    /小林聡明
  ・移動する検閲空間と拡散する朝鮮語
   ―― 一九二八年「三・一五」と一九二九年「四・一六」の間から
    /高榮蘭
  ・戦後台湾における検閲制度の確立―― 検閲関連法とその執行機関の変遷を中心にして
    /何義麟
  ・日本統治期台湾での「検閲」を理解するために
    /河原功
  ・占領期の軽演劇検閲
    /中野正昭
  ・日本のキス検閲に見る戦前戦後レジームの連続性――接吻表象の多義性
    /ジョナサン・エイブル(訳:杉本文四郎)
  ・•幻の出版検閲改革―― 昭和初期の内務省と出版者の相克
    /安野一之


  ■ 特集:占領後日本と冷戦期米国の文化的諸相

  •ロックフェラー財団と文学者たち――冷戦下における日米文化交流の諸相
   /梅森直之
  •冷戦期ハリウッド映画における日本表象――『サヨナラ』(1957年)の生成過程をめぐって
   /志村三代子
  •占領期の大学生新聞
   /土屋礼子
  •戦後における「中野正剛」の語られ方――反軍・革新のイメージ再考
   /吉田則昭

 ◇一般論文
  •「抗日ドラマ」から見る中国の政治宣伝の変遷
   /趙新利

 ◇資料紹介
  •占領期における再刊小説の本文改変――吉屋信子の作品を例に
   /藤田篤子


『Intelligence』第13号 (2013年3月31日刊行)

◆目次

■ 特集:日米広報外交とアジアの情報戦
 ・ナンシー・スノウ(訳:羽生浩一):
    真実は最良のプロパガンダ
      ――エドワード・R・マローとJFK施政下の米国文化情報局(USIA)
 ・土屋由香:
    アメリカ情報諮問委員会と心理学者マーク・A・メイ
 ・小林聡明:
    帝国日本の広報文化外交と東アジア
      ――カーネギー財団主催米国記者団東洋視察に焦点をあてて
 ・宮杉浩泰:
    張鼓峰事件における日本陸軍の情報活動
 ・米濱泰英:
   “米ソ提携”に日本軍はどう対応したか
     ―― 第二次大戦勃発からソ連軍の満洲侵攻まで

■ 特集:占領期メディア再考
 ・川崎賢子:
    GHQ占領期における「文楽」の変容――「古典」になること
 ・佐藤香里:
    GHQ/SCAPの文化政策と美術――CIE美術記念物課の人事と文化財保護
 ・石川巧:
    被爆者はどこに行ったのか?――占領下の原爆言説をめぐって
 ・山本武利:
    CCD資料の中での「CCD日報」の価値
 ・土屋礼子:
    占領期CIE情報センターの利用者に関する一考察

■ 一般論文
 ・牧義之:
    国立国会図書館所蔵検閲関係資料・<特500>資料群に関する基礎的研究
 ・小野耕世:
   「日曜報知」時代の小野佐世男

■ 資料紹介
 ・小林宗之:
    海外での「tsunami」初出について
      ――『HARPER’S WEEKLY』1896年8月8日号における地震津波報道から

  ・新着図書紹介2012年


『Intelligence』第12号 (2012年3月31日刊行)

◆目次

 ■ 特集:プランゲ文庫研究の10年

  ・プランゲ文庫とデータベースの完成
    /山本武利
  ・占領期(1945~1949)GHQの出版物検閲
    ――図書・パンフレットを中心としたプランゲ文庫所蔵資料の現状
    /坂口英子
  ・占領下日本の情報宇宙と「原爆」「原子力」――プランゲ文庫のもうひとつの読み方
    /加藤哲郎
  ・GHQ占領期における在日朝鮮人団体機関紙の書誌的研究
    /小林聡明
  ・戦後占領期の朝鮮人学校教科書に見る「民族意識」
    ――プランゲ文庫所蔵の史料を通して
    /池 貞姫

 ■ 特集:危機のインテリジェンス

  ・対日心理戦としての朝鮮戦争報道
    /土屋礼子
  ・上海居留民を扇動するメディア『大陸新報』
    /山本武利
  ・永末英一と世論調査
    /井川充雄
  【資料紹介】GHQ参謀第二部略史 第二章 GHQ/SWPA軍事諜報部
    / 解説:土屋礼子 訳:白水 祥太郎

 ――――――――

  ・紙の支配と紙による支配――《出版新体制》と権力の表象
    /五味渕典嗣
  ・「明朗サラリーマン小説」の構造――源氏鶏太『三等重役』論
    /鈴木貴宇
  ・雑誌『真相』検閲の事例紹介
    /原田健司

  ・新着図書紹介2011年


『Intelligence』第11号 (2011年3月26日刊行)

◆目次

■ 特集:日米情報戦の深層

・ 戦後対日情報政策の起点としてのサイパン心理戦
  / 土屋礼子
・ ボナー・フェラーズと戦略情報局企画部
  / 井口治夫
・ オバマ大統領と「インテリジェンス」――暗殺許可の秘密工作に人権団体が反発
  / 春名幹男
・ 日中戦争期における中国共産党の国際世論工作――欧米ジャーナリストの宣伝攻勢を中心に
  / 趙新利
【インタビュー】進駐直後の占領諜報――GHQ民間諜報局長エリオット・ソープ准将に聴く
   / 竹前栄治
【インタビュー】第441対敵諜報支隊第30地区(新潟)での仕事――ジェームズ・F・イングリッシュに聴く
  / 原田健一

【史料紹介】
韓国外交文書に見る沖縄返還:『琉球(沖縄)問題――問題点と政府立場』
  / 解説・訳:小林聡明

【講義】
私の朝日新聞史研究――史資料とのかかわりを中心に
  /山本武利

■ 特集:占領期の言説

・ 丹羽文雄「対人間」解題補遺――『占領期雑誌資料大系』文学編の完結にあたって
  / 宗像和重
・ 占領期、響き合う文化の諸相――『占領期雑誌資料大系』大衆文化編に寄せて
  / 原田健一
・ 占領期の大宅壮一――「大宅壮一」と「猿取哲」
  / 阪本博志
・ 占領期の新聞の皇室敬語簡素化――国語審議会、宮内省、CCD検閲の方針とその実際
  / 杉森(秋本)典子
・ 占領下の地方における性と生殖の啓蒙的言説──性教育専門誌『めざめ』について
  / 下田太郎
・ 思い出の「原子力時代」――戦後1950年代までの児童文化状況の一側面
  / 小野耕世

新着図書紹介 2010年


『Intelligence』第10号 (2008年8月28日刊行)

◆目次

特集:戦争と文化財・資料――その略奪と行方
プランゲ文庫をめぐるアメリカ図書館の争奪戦――占領期資料の戦略的価値
/和田敦彦
米国議会図書館日本課のWDCコレクション/吉村敬子
日中戦争下の文献文書、そして現状/井村 哲郎
途方に暮れつつ、集めつづける――海外に残存する戦前日本映画を対象とした フィルムセンターの映画収集事業 /とちぎあきら
〔資料紹介〕
外国新聞のインテリジェンス的分析法――1945年1月のOSS講義録/山本武利

〔アーカイヴス紹介〕
国立公文書館アジア歴史資料センター――先駆的デジタルアーカイブとして
/牟田昌平

資料・文献収集探訪記/百瀬 孝
戦時対日プロパガンダにおける極東連絡局(FELO)/土屋礼子
「延安リポート」と日本国憲法――天皇制を中心として/嶋村藤吉
プランゲ文庫に見る大分県の活字文化と検閲
――地方誌は「閉ざされた言語空間」に囚われていたか/白土康代
小笠原返還交渉と核兵器――日米交渉の資料より/矢吹孝文 
高度経済成長期の雑誌メディアと文学ジャンルの再編/川崎賢子

〔資料紹介〕
中国におけるOSSの活動/加藤貞澄

『Intelligence』10号の編集を終えて/山本武利


『Intelligence』第9号 (2007年11月28日刊行)

■目次

  【特集■対ソ・対ロのインテリジェンス活動】
  ・在外公館の対ロ・インテリジェンス活動
   /佐藤優
   【討論】特集テーマをめぐって
   /加藤哲郎・佐藤優・山本武利
  ・情報戦のなかの「亡命」知識人――国崎定洞から崎村茂樹まで
   /加藤哲郎
  ・第二次大戦期における北欧の日本陸軍武官室の対ソ・インテリジェンス活動
    ――スウェーデン公使館付武官・小野寺信の供述書をめぐって
   /山本武利
  ・第二次大戦期日本の暗号解読における欧州各国との提携
   /宮杉浩泰
  ・〔資料紹介〕暗号解読をめぐるSSUへの広瀬栄一の供述
   /解説・訳:宮杉浩泰
  ・日本・ポーランド暗号協力に関する一考察
   /木村洋
  ・戦時期日本の暗号解読とアメリカの対応――暗号運用の観点から
   /森山優

【一般論文】
  ・第二次世界大戦インド・ビルマ戦域における英国指揮下の対日宣伝
    ――岡繁樹と「軍陣新聞」を中心に
   /土屋礼子
  ・週刊子供マンガ新聞」の時代
   /小野耕世

【資料紹介】
  ・ ビルマ戦域における101分遣隊の活動
   /解説:山本武利 訳:加藤貞澄


『Intelligence』第8号 (2007年4月28日刊行)

■目次

【特集Ⅰ■占領期の検閲と文学】
  文芸雑誌「人間」にみる事前検閲と事後検閲の光と影 /十重田裕一
  占領期の「右翼」と短歌――歌道雑誌『不二』に見る影山正治の言説と
  GHQの検閲/時野谷ゆり
  『太宰治全集』の成立――検閲と本文 /滝口明祥

〔資料紹介〕
  GHQ民間情報局による日本新聞分析:1948年(続) /山本武利
〔アーカイヴス紹介〕
  国立国会図書館憲政資料室所蔵「日本占領関係資料」――収集事業の歩みを中心に
    /山田敏之

【特集Ⅱ■満州における文化メディアと統治】
  〔特別企画〕語る李香蘭 ――山口淑子インタビュー /インタビュアー:谷川建司・川崎賢子
  映画をめぐる闘争――満洲国における映画支配の形成 /清水亮太郎
  協力事業に見る満鉄図書館の可能性と限界 /村上美代治
  アメリカにおける満州研究の現状 /玉野井麻利子

――――――――――――――――――
  『延安リポート』解説補遺――0SSとOWIの関係 /山本武利
  ロシア・アルヒーの現状と問題点 /A.Y.シドロフ 訳:島田顕

『Intelligence』第7号 (2006年7月29日刊行)

■目次

【特別企画・鶴見俊輔と占領期雑誌ジャーナリズム】
〔記念講演〕若き哲学者の占領期雑誌ジャーナリズム活動/鶴見俊輔
書きはじめたころの鶴見俊輔/黒川 創
占領期雑誌に読む「大衆」概念の変容と文芸/川崎賢子
〔資料紹介〕
GHQ民間情報教育局による日本新聞分析:1948年
 /解説・訳:山本武利

【特集:映画史と政治・社会】
映像による「日本文化」表象をめぐる議論――1930年代官公庁関連機構製作映画を中心に
 /加藤厚子
「パブリック・ディプロマシー」の出発点としてのアメリカ占領軍・CIE映画/土屋由香
占領下日本における米ソ映画戦――総天然色映画の誘惑/谷川建司
綴方と映画――重層化したメディアにおける意味の変容/原田健一
――――――――――――
李承晩政権期韓国における郵便検閲体制の諸相――植民地期朝鮮との連続性をめぐって
 /小林聡明
合衆国の対外文化政策におけるラジオ放送
 ――第二次世界大戦期から冷戦期までのVOAの活動を中心に/市川紘子
――――――――――――
占領期メディア・データベースの作製――雑誌から新聞へ/山本武利

『Intelligence』第6号 (2005年11月17日刊行)

■目次

【特集:現行憲法への新しい視点と分析】
菊と憲法――「右翼」ジャーナリズムにおける「戦後」の問題/梅森直之
「延安リポート」に見る野坂参三の天皇論の戦術、戦略/山本武利
思想の宝庫としての日本国憲法――平和・民主制・人権の系譜/原秀成
日本国憲法の源流を求めて――その思想的背景の広がり
 〔書評〕原秀成著『日本国憲法制定の系譜』Ⅰ・Ⅱ/川岸令和
【アーカイヴス紹介】
ハーバード・イェンチン図書館の歴史および日本語コレクションの特質/マクヴェイ山田久仁子
【一般論文】
草創期早稲田とジャーナリズム/内田 満
プランゲ文庫データベースからみる占領期における科学技術(第1報)
 ――科学技術ジャンルの雑誌の出版および検閲の状況/御代川貴久夫
小野佐世男はインドネシアでなにをしていたのか/小野耕世
事変下メディアのなかの火野葦平
 ──芥川賞「糞尿譚」からベストセラー「麦と兵隊」へ/松本和也
占領下、奄美大島における世論調査――ベネット資料の調査レポートより/高橋正樹
  【資料紹介】
通信検閲論/山本武利

『Intelligence』第5号 (2005年1月17日刊行)

■目次

【特別企画】
中曽根康弘元首相、国家情報戦略を語る
 インタビュアー:山本武利/里見 脩
【特集:中国・台湾のメディアと広告】
清末上海における中国語新聞創刊と古代中国の聖賢たち
 /ルドルフ・G・ワーグナー/訳:土屋礼子/監修:山腰敏寛
大衆娯楽の創生――1910年代民国初期におけるメディアとスター俳優の台頭
 /キャサリン・V・イエ/訳:川崎賢子
広告と展示―日本統治期台湾と日本の商業ネットワークに関する初歩的考察(1895年~1945年)
 /呂 紹理/訳:川島 真
〔資料〕中国におけるラジオ聴取状況(1937~1945)/監修・解説:山本武利/訳:清水亮太郎
【資料紹介】
汪兆銘政権時代の中国新聞協会/解説・訳:姜鵬
【アーカイヴス紹介】
広島の原爆・被爆・核兵器関連資料
 広島大学原爆放射線医科学研究所、広島平和記念資料館、広島市立大学広島平和研究所
 /高橋博子
H.D.ラズウェルの政治学と政治宣伝研究の位相/谷藤悦史
第二次世界大戦における対日宣伝ビラ研究序説/土屋礼子
滞欧時代(1940~1948年)の笠信太郎
 ――戦時における朝日新聞と「藤村工作」に関する一考察/吉田則昭
田河水泡と『少年漫画帳』をめぐって――戦後児童雑誌研究より/小野耕世
占領下の郵趣関係雑誌/福島鑄郎
【資料紹介】
『宣撫月報』目次――康徳6(1939)年/解説:山本武利

『 Intelligence 』第4号 (2004年5月13日刊行)

■目次

【特集:東アジアのメディアとプロパガンダ】
第二次世界大戦時の中国におけるメディアの役割
 /余茂春 Yu Maochung/訳:土屋礼子
満州における日本のラジオ戦略/山本武利 ⇒ <英訳版>
満洲文学とメディア──キーパーソン〈木崎龍〉で読むシステムと言説
 /川崎賢子
戦後台湾の対外ラジオ放送政策
 ――中華民国外交文書に依拠した初歩的検討/川島 真
植民地朝鮮におけるラジオの役割/朴 順愛
反日宣伝に対抗する報道写真――「写真協会」の成立を中心として/白山眞理
【アーカイヴス紹介】
メリーランド大学マッケルディン図書館 ゴードン W. プランゲ文庫――所蔵資料と利用サービス
 /坂口英子
沖縄県公文書館による在米沖縄関係資料の調査と収集――「沖縄戦」から「アメリカ世」まで
 /仲本和彦
【論文】
反骨の在米ジャーナリスト岡繁樹の1936年来日と偽装転向/加藤哲郎
プロパガンダとしての「御製」/田所 泉
アーカイヴと日記/大島一雄
【資料紹介】
第五福竜丸関連のアメリカ側新資料
〔資料1〕第五福竜丸航海日誌/解説:切石博子
〔資料2〕水爆実験による第五福竜丸の被ばく状況に関するCIA調査/訳・解説:高橋博子


『 Intelligence 』第3号 (10月30日刊行)

■目次

特集:占領期研究の成果とプランゲ文庫
【座談会】占領期研究の蓄積を再検証する
 竹前栄治/袖井林二郎/福島鑄郎/天川晃/山本武利/谷川建司
プランゲ文庫にみる北海道の児童雑誌、児童新聞
 ――文芸雑誌『北の子供』と科学新聞『子供の国』 /谷 暎子
占領期の対日スポーツ政策――ベースボールとコカ・コーラを巡って
 /谷川建司
原爆報道と検閲/中川正美
山口県史編纂とプランゲ文庫――『山口県史 史料編 現代3』の編集を通じて/中司文男
【アーカイヴス紹介】
コロンビア大学 C.V.スター東亜図書館――よりよき理解のために
 /エミー・V・ハインリック 訳:土屋礼子
加速する台湾における文書公開
 ――中国外交档案の保存公開に関する現況とともに/川島 真
【個別論文】
江戸出版業界の利権をめぐる争い――類板規制の是非/柏崎順子
京都学派の哲学者たちと戦争――思想戦への協力と終戦工作/小宮山惠三郎
戦時米陸軍日本語学校と周辺の人々/大藏雄之助
朝鮮戦争におけるGHQの情報の失敗――なぜ中共軍の介入を予測できなかったのか/小柳順一
【研究動向】
韓国におけるOSS研究と資料収集状況/小林聡明
【資料紹介】
IBM日本元代表のアメリカ諜報機関への漏洩情報/訳・解説:山本武利


『 Intelligence 』第2号

■目次

『Intelligence』第2号の発行にあたって/山本武利
【特集:通信と暗号の情報戦】
1)情報戦争のグローバル化と「経国済民」の策
 ――エシュロン・システムをめぐって/山本武彦(早稲田大学)
2)アメリカ国立公文書館の国家安全保障局関係資料
 /レロイ・W・ガードナー(米国立公文書館)訳:山本武利
3)成果の少なかった日本の支那派遣軍の特殊情報部の活動
 ――OSS・X-2リポート 1946年5月7日/訳:山本武利
4)明治後期における桂太郎の電話利用/佐々木隆(聖心女子大学)
【アーカイヴス紹介】
1)オハイオ州立大学カトゥーン・リサーチ・ライブラリー創立25周年の歩みと展望
 /ルーシー・シェルトン・キャスウェル&モーリーン・ドノヴァン 訳:小野耕世
2)横浜開港資料館所蔵「ドン・ブラウン・コレクション」その概要と整理状況
 /中武香奈美(横浜開港資料館)
【一般論文】
1)幻の日本語新聞『伯林週報』『中管時報』発見記/加藤哲郎(一橋大学)
2)第二次大戦期BBCの対日放送/大庭定男(研究家)
3)カストリ雑誌考/福島鋳郎(日本出版学会員)
4)林語堂「忠言」記事の意味――「メディアにおける知識人」に関する一考察
 /大井浩一(毎日新聞記者)
【資料紹介】
1)延安レポート/解説・訳:山本武利(早稲田大学)
2)SSUの日本での戦時秘密諜報工作計画案/訳:山本武利(早稲田大学)


戦後占領下の日本、米諜報網計画 CIA前身組織

 米中央情報局(CIA)の前身組織が終戦後、日本の再軍備や反米活動を探るため、多数の工作員と情報提供者らを主要都市に配置する極秘の諜報(ちょうほう)ネットワークづくりを計画していたことが、米国側の資料でわかった。戦後の対日工作の青写真ともいえる資料が明るみにでたのは初めて。研究者らは「今もベールに包まれている占領時期の米情報機関の極東工作を知る手がかりとして貴重な資料」と話している。
 資料の表題は「日本における戦後の秘密諜報工作プラン」。占領時期のメディア史に詳しい早稲田大学・山本武利教授(62)が米国立公文書館から見つけた。米国では第2次大戦の日本軍の真珠湾奇襲攻撃をきっかけに情報機関の組織化が進んだ。秘密工作を担う戦略諜報局(OSS)が生まれ、戦後に創設されたCIAにつながっていく。
 今回の資料はOSSがCIAに継承される戦後の過渡期、1年余り情報機関として存在した戦略諜報隊(SSU)が作成し、46年初めに最高幹部に提出したらしい。
 対日工作プランの全訳は近く発売されるメディア研究誌「インテリジェンス第2号」(紀伊國屋書店)に掲載される。
『朝日新聞』2003/03/02朝刊より 


対日諜報計画、山本武利・早大教授が米で発見--終戦直後にCIA前身組織が作成

 ◇「企業から引き抜き、全国に工作員17~20人配置」
 米中央情報局(CIA)の前身組織が、終戦直後に作成したと見られる対日諜報(ちょうほう)網の計画案が、米国で見つかった。軍国主義や反米の動きを監視するのが目的で、戦後の日本に対する諜報活動を明確に示す初めての資料という。
 この資料は「日本における戦後の秘密諜報工作計画」など。早稲田大の山本武利教授(メディア史)が今年1月、米メリーランド州の国立公文書館で発見した。陸軍省の戦略諜報隊(SSU)が46年前半ごろに作成し、幹部に提出したらしい。
 中国、韓国、ベトナムなど極東全域を記した総論と国別の各論からなる計約100ページの文書の中にあり、「最高機密」に指定されていた。
 計画案では、戦後の混乱が続く当時を秘密工作員が日本への浸透を行う「絶好の機会」と強調。「表面からは隠されているものの、反民主主義的、反米的な動きが潜在していることも否定できない」とみなしている。そのうえで諜報活動の重点項目として、政治、経済、宗教、陸海軍、国際関係を挙げた。
 具体的には、東京・横浜、神戸・大阪・京都、札幌、名古屋、長崎など日本全体で工作員は当面17~20人とし、日本を南北二つに分け配置を検討した地図や、予算案を作っていた。
 工作員には企業からの引き抜きが適当として、その候補として、戦前に拠点があった米国企業の所在地や代表者名を記したリストも付けていた。
 計画案の邦訳は、今月中旬発売されるメディア研究誌「インテリジェンス」(紀伊国屋書店)第2号に掲載される。

 ◇「対ソ」への過渡期--秦郁彦・日本大教授(現代史)の話
 米国の情報活動の一端を示す貴重な文書資料だ。ただ、マッカーサーは日本占領にSSUなどを関与させる気がなかった。占領政策はうまくいき、連合国軍総司令部(GHQ)は次第に対ソ政策へ重心を移した。この資料は、その過渡期に作られた実行困難な計画だったと思う。

『毎日新聞』2003/03/02朝刊より 


米、日本に諜報網を計画 早大教授、極秘文書を発見

 米中央情報局(CIA)の前身組織が終戦後、日本の再軍備や反米活動を探るため、多数の工作員と情報提供者らを主要都市に配置する極秘の諜報(ちょうほう)ネットワークづくりを計画していたことが、米国側の資料でわかった。戦後の対日諜報工作の青写真ともいえる資料が明るみにでたのは初めて。研究者らは「今もベールに包まれている占領時期の米情報機関の極東工作を知る手がかりとして貴重な資料」と話している。
 資料の表題は「日本における戦後の秘密諜報工作プラン」。占領時期のメディア史に詳しい早稲田大学・山本武利教授(62)が米国立公文書館から見つけた。
 米国では第2次大戦の日本軍の真珠湾奇襲攻撃をきっかけに情報機関の組織化が進んだ。秘密工作を担う戦略諜報局(OSS)が生まれ、CIAにつながっていく。
 今回の資料はOSSがCIAに継承される戦後の過渡期、情報機関として存在した戦略諜報隊(SSU)が作成し、46年初めに最高幹部に提出したらしい。極秘扱いで、東南アジア全域の活動を記した総論と、国別の各論からなる100ページほどの文書に入っている。
 資料によると、SSUは戦時中に日本国内に工作員を配置しなかったことを指摘し、「終戦の混乱期こそ、工作員を日本に浸透させる好機」と強調。「日本の領土拡張は天皇が全世界を支配するという理念に基づく。その『神権政体』を、連合国軍総司令部(GHQ)は変革できていない」などと分析している。
 収集する秘密情報の対象は宗教、政治、経済、陸海軍、外交団に及ぶ。日本を南北2方面に分けて将校が統括し、主要都市に秘密諜報ネットワークをめぐらせる。工作員は当面20人近くで、企業から引き抜き、派遣社員として日本に駐留させる。
 情報の聞き込み役や提供者も必要とし、日本に拠点があり、情報提供役になりうる外国系企業約50社の所在地、代表者名も記載されている。
 対日工作プランの全訳は近く発売されるメディア研究誌「インテリジェンス第2号」(紀伊國屋書店)に掲載される。

 ◇CIA実行か
 第2次大戦の情報戦略に詳しい吉田一彦・北星学園大教授の話 情報機関は政府の意図を具現化して活動する。資料には占領時期の米政府の本音が映し出されていて興味深い。戦後の対日工作の青写真ともいえる存在だろう。冷戦の激化に伴い、情報活動の拠点として日本の重要性に気づいたCIAは、この対日工作計画に沿って活動を広げたと考えていい。
 <米中央情報局(CIA)> 米国は諜報機関として1942年に戦略諜報局(OSS)を設置。終戦まもなくOSSは解散し、作戦部門の大半が陸軍省に移って戦略諜報隊(SSU)となった。SSUは1年余りで中央諜報部隊(CIG)に吸収され、47年9月創設のCIAに引き継がれた。人員や予算は非公開。

『朝日新聞』2003/03/01夕刊より 


『 Intelligence 』 創刊号

 ■21世紀は知性の時代、報道の時代、そして情報・諜報の時代、つまりインテリジェンスを掌握した個人、企業あるいは国家がこの世紀をリードすることになろう。

 ■しかし20世紀を振りかえらないで、今世紀を展望することはできない。20世紀にはじめてインテリジェンス現象が顕在化し、時代を大きく動かしたからである。

 ■20世紀メディア研究所が総力を結集して創刊する『Intelligence』は、内外の研究者、リサーチャーが寄稿した実証的、多角的なインテリジェンスの総合誌である。

■目次

発刊の挨拶/山本武利
特集:戦時期・占領期の一次資料による研究調査の現在
【特集1 プランゲ文庫】
占領期雑誌目次データベースの作成――プランゲ文庫の活用を目ざして/山本武利
プランゲ文庫漫遊――長谷川如是閑の告白と再生にふれて/堀真清
プランゲ文庫データベースと近代文学研究 ――武者小路実篤、志賀直哉の新出資料を中心に/宗像和重
占領期検閲雑誌の整理・保存事業について/山田邦夫
【特集2 アメリカ国立公文書館】
アメリカ国立公文書館のOSS資料ガイド ――リサーチャーのための概説
/ローレンス・マクドナルド 山本武利訳
アーキビストから見た公文書館資料とリサーチャー ――ジョン・テイラー氏に聞く
/聞き手・訳編 土屋礼子
ワシントン・リサーチガイド――DCで初めてリサーチをする方に/井川充雄
―――――――――
大恐慌回復期の『日刊民衆』――カナダ日本人労働者「キャンプミル労組」の日白提携・運動
/田村紀雄
幻の日本語新聞『ベルリン週報』を求めて――サイバー・メヂィアによるクラシック・メディア探索記
/加藤哲郎
『プレスアルト』(1937~43年)にみる戦時宣伝論/津金澤聡廣
1930年代「報道写真」のメディア構造とその表現――伊奈信男の報道写真論/原田健一
戦後日本の国民的メロドラマ/ミツヨワダ・マルシアーノ
【資料紹介】
オーストラリア陸軍の日本陸軍諜報機関分析 ――オーストラリア陸軍参謀本部/山本武利訳




米諜報活動の実態、紹介雑誌創刊

 第二次大戦中や敗戦後の占領期に、アメリカが日本に対して行った諜報活動の実態などを紹介する雑誌「Intelligence(インテリジェンス)」が二十三日、創刊された。これまで一部の研究者にしか知られていなかった資料を日本語に翻訳、一般読者にもわかりやすく解説しているのが特徴だ。
 戦中戦後のメディアや政治経済、文学を研究している「二十世紀メディア研究所」(東京新宿区)が企画、編集した。創刊号では、一九四五―四九年に連合国軍総司令部(GHQ)が検閲した日本の雑誌や新聞など、十万点以上を集めた「プランゲ文庫」と、米・CIA(中央情報局)の前身にあたるOSS(戦略諜報局)の機密解除文書を特集している。
 紀伊国屋書店から年刊で出版し、将来は季刊したい考えだ。問い合わせは同研究所(03-3205-1939)まで。
『読売新聞』(2002年3月24日)より



メディア研究誌『インテリジェンス』創刊

   多角的なメディア研究を行っている20世紀メディア研究所(代表、山本武利・早大教 授)が、このほど雑誌『Intelligence(インテリジェンス)』(発行 紀伊國屋書 店)を創刊した。「最低年1回」の刊行と頻度は少ないものの、人文・社会科学系の 研究誌が市販される例は珍しい。
 同研究会は昨年7月、山本氏を中心に発足。社会学、政治学、経済学、思想史など 幅広い分野でメディア、メディア史に関心を持つ研究者約100人が参加している。こ れまで3回、東京で研究会を開き、今後も隔月程度で開催する予定。『インテリジェ ンス』には研究会での発表に基づく論文を中心に、一般からの投稿も審査を経て掲載 するという。
 創刊号の特集は「戦時期・占領期の一次資料による研究調査の現在」。山本氏らが データベース化を進めている「プランゲ文庫」(連合国総司令部=GHQ=の検閲対象に なった国内出版物のコレクション)の資料に関する研究成果などを収めた。同文庫か ら見つかった作家の武者小路実篤や、評論家の長谷川如是閑らの全集未収録作品を紹 介した論文も含まれている。
 山本氏は「創刊号には予想を上回る反響があり、年内にも第2号を出したい。資料 ・データの発掘を基本に、開かれたメディア研究の場に育てていければ」と話してい る。
 誌名は、知性や情報、さらに軍事情報の諜報などの意味を持つ英語で、「多彩なメ ディア分析をめざす雑誌にふさわしい」(山本氏)。創刊号は1,800円。問合せは同 研究会事務局(電話03-3205-1939)
『毎日新聞』平成14年4月8日夕刊より

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