平成29年度(2017) 早稲田大学演劇博物館 演劇映像学連携研究拠点

若手研究者海外派遣事業の公募
公募要領

※募集は終了しました

1. 趣旨

演劇博物館が運営する演劇映像学連携研究拠点は、平成21年度から共同利用・共同研究拠点として認定を受け、研究チームを広く公募し、学内外の演劇や映像の研究者・研究諸機関とともに演劇・映像をテーマとする共同研究を行い、大きな成果を上げてきた。特に平成26年度に再認定されてからは、膨大な資料を収蔵するアジアで唯一の総合的演劇専門博物館が母体であるという利点を活かし、演劇博物館の貴重な未公開研究資料を公開して公募研究を推進し、成果の社会還元を図ることで、開放的で互恵的な研究交流を実現してきた。

平成28年度より、本拠点は文部科学省の補助事業「特色ある共同研究拠点の整備の推進事業(演劇映像学連携研究拠点)機能強化支援」を受け、膨大な学術資料を利用できる演劇映像学連携研究拠点ならではの国際的な学術交流及び国際的発信力の向上に努めている。

本事業は当拠点がその活動の一環として、「若手研究者海外派遣事業」により全国から若手研究者を広く公募し、海外での研究発表を支えることで国際的に活動する研究者の育成を目指すものである。

2. 助成対象

平成29年7月中旬~11月末に演劇学・映像学に関する海外での研究発表を予定している若手研究者

3. 助成内容

平成29年7月中旬~11月末に海外において、演劇学・映像学に関する研究発表を予定している若手研究者に、渡航費及び滞在費として研究費を助成する。
※発表前後に滞在を延長する場合、研究課題の遂行上必要と認められる範囲で一定額の助成を承認する場合がある。申請書に具体的な出張計画を明記すること。
※「海外における研究発表」とは、海外の演劇・映像学関連研究団体、または大学等の研究機関等が主催・協賛する催しにおいて行われる研究発表とする。

4. 助成額

上限25万円

5. 助成人数

1~2名

6. 申請資格

平成29年4月時点において35歳以下で、かつ下記のいずれかに該当する者。
(1)大学及び大学共同利用機関、研究所、博物館・美術館、劇場等に所属する研究者
(2)上記機関に在籍する大学院生、または大学院(海外の大学院を含む)を修了し博士の学位を得た者、またはこれに準ずる経歴、学識を有する者
※専任職(任期付を含む)を持つ者、および日本学術振興会特別研究員は助成対象から除く。

7. 申請書類

申請書
・研究発表要旨(主催者に提出したもの)
・上記の研究発表題目・及び研究発表要旨の日本語訳(様式自由、A4)
・研究発表の受理を証明する書類
※申請者自身の研究発表を含む催事プログラム、主催者HP、主催者からの招待メールの写しなど

8. 申請書等の提出

提出締切:平成29年6月22日(木)消印有効
※申請書等の提出は、下記要領により郵送下さい。
※提出した書類の差し替えや返却はできません。

郵送書類提出先
 〒169-8050
 東京都新宿区西早稲田1-6-1 早稲田大学演劇博物館 連携研究拠点宛
 ※封筒の表に「演劇映像学連携研究拠点 若手研究者海外派遣事業申請書類在中」と朱書し、簡易書留で郵送してください。
 ※締切り間近の場合は速達にしてください。

9. 成果報告義務

成果報告書の提出
 ※最終的に発表したペーパーの要旨や発表報告を含みます。出張後2週間以内に提出してください。
・2018年1月上旬に開催される当拠点事業の成果報告会における成果報告(10分程度、口頭発表)
・当拠点ニューズレターへの報告文の掲載
 ※成果報告書類は、当拠点の成果公開に使用する場合があります。
 ※この他にも、予算執行に必要な経理上の書類を提出していただきます。

10.審査

以下の諸点を中心に総合的に書類審査します。採択結果の通知は6月下旬頃を予定しています。
(1)申請者の研究の将来性
(2)研究計画・出張計画が実現可能な具体性を持っていること
(3)出張のための予算執行計画が妥当なものであること
(4)研究発表後も、国内のみならず国際的な研究成果の発信が期待できること

11.研究費の適正な執行について

(1) 執行にあたっては早稲田大学が定める規定にもとづきます。
(2) 研究費を適切に執行することを誓約して頂くため、交付時にしかるべき規定や要領に基づいて研究を行う旨の確認書を提出していただきます。
(3) 予算の使途や支出は、拠点事務局の承認を経て決定されます。予算執行計画に変更を要請する場合があります。
(4) 経費の管理・処理は拠点事務局が一元的に行います
(5)本事業の助成による成果を発表する場合は、拠点による助成を受けた旨を記載し、活字媒体の場合は成果物を拠点事務局に提出していただきます。

12.過去の助成実績

平成28年度の助成

13.問い合わせ

本公募事業に関する問い合わせは、拠点事務局までお願いします。
演劇映像学連携研究拠点事務局
住所:〒169-8050 
東京都新宿区西早稲田1-6-1 早稲田大学演劇博物館 
電話番号:03-5286-1829 (大学休業日を除く平日の9:00~17:00)
e-mail:kyodo-enpaku_atmark_list.waseda.jp
※_atmark_は@に変えて送信して下さい