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2015年度共同研究プロジェクト

1.中央銀行のコミュニケーション戦略

研究計画
 中央銀行は、市場と戦略的にコミュニケーションしている。本研究では、日本銀行の金融経済月報を対象に、談話分析を用いて日本銀行のコミュニケーションの特徴と景気との関係を調べたうえで、その背景にある行動原理や政策含意をゲーム理論を用いて明らかにすることを目的とする。
 本研究は、マクロ経済・金融政策だけでなく、言語解析およびゲーム理論にも関連する広く学際的なものである。

共同研究者
上田晃三、鎮目雅人(以上拠点メンバー)、小橋洋平(早稲田大学)、河村耕平(エディンバラ大学)

2.バブル生成・崩壊過程における公的警告の役割

研究計画
 本研究の目的は、実験を通じて、バブル生成・崩壊過程において公的な警告が果たす役割を明らかにすることである。すべての実験参加者に流される公的な警告が実験参加者の資産売却のタイミング、ひいては、バブルの存続期間をどのように変化させるのかを分析し、理論予測値との比較・検討を行う。

共同研究者
浅古泰史、上田晃三、船木由喜彦(以上拠点メンバー)、宇都伸之(早稲田大学)

3.Twitterデータの集積と政治経済分析への応用

研究計画
 近年、Twitter をはじめとするSNSのデータを活かして政治経済事象を分析する研究が増えつつある。本研究は、政治経済分析に資するTwitter データを集積する方法を検討し、分析に応用することを目標とする。具体的には、社会全体の縮図を構成することを目的としたランダムサンプリングによる集積方法、ならびに、アカウント間の関係をもれなく再現することを目的としたスノーボールサンプリングによる集積方法について検討を重ねる。集積したデータは、内閣支持や政党支持に関する分析、ソーシャルメディアの議題設定機能に関する分析、株価変動に関する分析、SNS空間におけるネットワーク、およびネットワークの分極化に関する分析など、様々な研究テーマに応用することが見込まれる。

共同研究者
日野愛郎、戸堂康之(以上拠点メンバー)、小橋洋平(早稲田大学)