早稲田大学 演劇博物館 演劇研究センター 21世紀COEプログラム 演劇の総合的研究と演劇学の確立
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演劇理論研究(西洋/比較)


日時

2007年3月19日(月) 16:00〜17:30

会場 西早稲田キャンパス 6号館318教室(レクチャールーム)
講演会

豪を代表する女性作家 ジョアンナ・マレースミス講演会

ジョアンナ・マレースミスは英語圏のみならず、日本、韓国などアジア諸国を含め国際的に評価の高い、オーストラリアの女性作家です。
日本では、マレースミスの作品は『オナー』(演劇集団円/文学座)、『ラプチュア』(ひょうご舞台芸術)、『ラブ・チャイルド』(千賀ゆう子企画)など、数多く上演されており、また『オナー』『ラブ・チャイルド』(ともにオセアニア出版社刊)など、戯曲も翻訳され出版されています。
このたびは、ドラマチック・オーストラリア参加作品・演劇集団円『ラプチュア』の上演を機に来日されたマレースミス氏に、世界中で注目される彼女の劇作について語ってもらいます。

通訳あり/予約不要・入場無料

主催 早稲田大学21世紀COE演劇研究センター  演劇理論研究(西洋/比較)コース
ドラマチック・オーストラリア
日本演出者協会

日時

2006年4月18日(火) 18:15〜20:30

会場 西早稲田キャンパス 8号館417号教室
研究会

発表者:丸本 隆(事業推進担当者)
テーマ:「オペラ/音楽劇における喜劇的要素とオペレッタ」


日時

2006年5月23日(火) 18:15〜20:30

会場 西早稲田キャンパス 8号館417号教室
研究会

発表者:森 佳子 (21世紀COE 研究協力者)
テーマ: オッフェンバックを中心とした初期オペレッター劇場史の視点から

レジュメ:オペレッタとは1850年代のフランスでオッフェンバックが創始したジャンルであり、その後ウィーンで花開いた。パリの劇場はナポレオン一世の時代(あるいはそれ以前)から続く規制によりそれぞれジャンルが限定されており、オペレッタの舞台となった二流劇場も同様であった。そのことは、後のオペレッタの本質にも大きな影響を与えた。例えば、1870年の普仏戦争以後オッフェンバックがディレクターを勤めたゲテ座はフェリー(夢幻劇)の伝統を引き継いだ劇場で、その影響は彼の作品にも現れている。今回の発表は、そのような初期オペレッタの諸様相をパリの劇場史の流れから浮かび上がらせることを目的としている

発表者プロフィール:国立音楽大学楽理学科卒業。パリ第四大学(ソル ボンヌ)音楽学修士号取得(専門はフランス劇音楽)。パリ・スコラ・カントルム和声対位法科ディプロム取得。帰国後、 地域発信型の文化活動を企画・プロデュースする。現在、日本大学その他で非常勤講師。主な著書に『笑うオペラ』『クラシックと日本人』(共に青弓社)などあり。


日時

2006年6月7日(水) 16:00〜18:00

会場 戸山キャンパス39号館第5会議室
研究会

少人数セミナー「ロシア演劇の20世紀」
(研究者、大学院生・学部生を優先しますが、一般の方の聴講も歓迎いたします)

ドイツと並んで、現代的意味での「演出」の祖国といえるロシア。視聴覚資料を用いつつ、20世紀のロシア演劇の大きな流れを、とりわけ1920年代と70年代に焦点を当てて、振り返ります。

※無料・日本語通訳付

早稲田大学21世紀COE演劇研究センターでは、日仏演劇協会との協力の下、フランス国立科学研究所よりベアトリス・ピコン=ヴァラン教授を迎えて、講演会およびセミナーを実施いたします。フランスを代表する演劇研究者であるピコン=ヴァラン教授は、ロシア・東欧演劇、とりわけメイエルホリド研究の第一人者として、世界的に名を知られています。その研究の幅はきわめて広く、20世紀以降における「東洋演劇」と「西洋演劇」との影響関係、演劇と映像との関係、演出(家)論、俳優教育論の領域でも、重要な著作や論文をたいへん数多く著してきました。フランス国立劇芸術コンセルヴァトワールでも教鞭を執られています。

申込 参加希望研究会名、日時、お名前、ご所属、当日連絡先を記載の上、
21coe-en-event@list.waseda.jp までお申し込みください。

日時

2006年6月10日(土) 17:00〜19:00

会場 学習院大学北2号館5階 フランス文学専修院生室
研究会

講演会「ヨーロッパとアジア 現代演劇における出会い」
(日仏演劇協会総会における講演ですが、一般の方の来場も大歓迎いたします)

20世紀のヨーロッパ演劇は、川上一座と貞奴の巡業がもたらした衝撃とともに幕を開けました。その20世紀演劇を締めくくったのは、文楽をはじめとするアジア演劇を独自に解釈しながら、アリアーヌ・ムヌーシュキンが演出した『堤防の上の鼓手』(太陽劇団)であったともいえます。ヨーロッパとアジアの間の文化的接触・交流が、演劇においてどのような形を切り結んだのかを、メイエルホリド、舞踏、太陽劇団を切り口にして考えます。

※無料・日本語通訳付

早稲田大学21世紀COE演劇研究センターでは、日仏演劇協会との協力の下、フランス国立科学研究所よりベアトリス・ピコン=ヴァラン教授を迎えて、講演会およびセミナーを実施いたします。フランスを代表する演劇研究者であるピコン=ヴァラン教授は、ロシア・東欧演劇、とりわけメイエルホリド研究の第一人者として、世界的に名を知られています。その研究の幅はきわめて広く、20世紀以降における「東洋演劇」と「西洋演劇」との影響関係、演劇と映像との関係、演出(家)論、俳優教育論の領域でも、重要な著作や論文をたいへん数多く著してきました。フランス国立劇芸術コンセルヴァトワールでも教鞭を執られています。

申込 参加希望研究会名、日時、お名前、ご所属、当日連絡先を記載の上、
21coe-en-event@list.waseda.jp までお申し込みください。

日時

2006年6月13日(火) 16:00〜18:00

会場 西早稲田キャンパス14号館801会議室
研究会

講演会「舞台とスクリーン 現代演劇における映像」

現代演劇における「演出」は、空間あるいは視覚性に関する強い関心とともに生まれました。演出家たちによって、舞台は「聴くもの」であるだけでなく「見るもの」と変わっていったのです。その傾向は、新しいテクノロジー(電気、映画、ヴィデオ、デジタル・メディア)の発見とともに強まっていきます。ロベール・ルパージュやピーター・セラーズをはじめとする演出家、そしてポリエリやスヴォボダなどの舞台デザイナーの仕事を通じて、映像によって演劇に開かれた可能性を考察します。

※無料・日本語通訳付

早稲田大学21世紀COE演劇研究センターでは、日仏演劇協会との協力の下、フランス国立科学研究所よりベアトリス・ピコン=ヴァラン教授を迎えて、講演会およびセミナーを実施いたします。フランスを代表する演劇研究者であるピコン=ヴァラン教授は、ロシア・東欧演劇、とりわけメイエルホリド研究の第一人者として、世界的に名を知られています。その研究の幅はきわめて広く、20世紀以降における「東洋演劇」と「西洋演劇」との影響関係、演劇と映像との関係、演出(家)論、俳優教育論の領域でも、重要な著作や論文をたいへん数多く著してきました。フランス国立劇芸術コンセルヴァトワールでも教鞭を執られています。

申込 参加希望研究会名、日時、お名前、ご所属、当日連絡先を記載の上、
21coe-en-event@list.waseda.jp までお申し込みください。

日時

2006年6月20日(火) 18:15〜20:30

会場 西早稲田キャンパス 8号館417号教室
研究会

発表者:関根 裕子 (21世紀COE演劇研究センター客員講師)
テーマ: 「ヴィーン・オペレッタ ―ワルツに投影された市民社会の変容―」

発表要旨:ヴィーン・オペレッタの成立と発展は、19世紀後半から20世紀初頭にかけて、このハ
プスブルクの帝都に起こった市民社会の変容と密接な関係にある。すなわちヴィーン会議後から三月革命以前の「ビーダーマイヤー」期、市壁の取り壊しによるヴィーン市の拡大、リングシュトラーセ文化の隆盛、普墺戦争の敗北、ハンガリーとの二重帝国化、バブル経済の崩壊、第一次世界大戦勃発と帝国崩壊など、歴史的出来事によってもたらされた市民社会の変化は、社会風刺的な音楽劇ジャンルであるオペレッタに直接投影されている。当初から需要と供給の法則に則っとり、文化産業的に発展してきたオペレッタは、観客層の変化やその趣味の変質を如実に捉えてきたからである。またオペレッタの中のワルツやチャルダーシュは、この多民族国家の衰退期に「ハプスブルク神話」と同様の文化アイデンティティー創造に寄与してきたとも言えるだろう。
ところで、いわゆる「クラシック音楽」の尺度を用いた従来の音楽学的研究においては、ヨハン・シュトラウス二世に代表される「黄金時代」はその価値が認められているものの、レハールやカールマンなどハンガリー系の作曲家の活躍した20世紀初頭の「白銀時代」の作品は軽視されがちだった。しかしこのオペレッタの「黄金時代」から「白銀時代」への流れの中にこそ、E−Musik(まじめな音楽)とU−Musik(娯楽音楽)の未分化状態から観客層の明確な住み分けが始まる過程が隠されている。本発表では、このような視点からオペレッタの中のとりわけワルツの使われ方の変化に着目し、以下の点について報告する。
1.オペレッタ受容の背景―19世紀ヴィーン社会の変化と劇場事情 
2.民衆劇、ジングシュピールからオペレッタへ
3.ワルツの変化にみる「黄金時代」と「白銀時代」の違い
−J.シュトラウス、レハール、カールマン、O.シュトラウス、シュトルツの作品を例にして−
4.ヴィーン世紀末文学とオペレッタ

プロフィール
関根裕子 国立音楽大学卒業後、高校の音楽教師を経て、ドイツ文学に転向する。筑波大学大学院博士課程文芸言語研究科(ドイツ文学専攻)単位取得退学、1996年〜1998年ウィーン大学留学。専門はウィーン世紀転換期の文学と文化。現在、早稲田大学教育学部、法学部非常勤講師および21世紀COE演劇研究センター客員講師。

主な論文:「ホーフマンスタールと非西欧的身体表現〜言語危機克服の試み〜」
『オーストリア文学』第17号 2002年、「新出 鴎外のホーフマンスタール宛書簡−『オイディプスとスフィンクス』と『エレクトラ』をめぐって―」『文学』岩波書店2005年1・2月号、「18世紀ドイツのメロドラマ《ナクソス島のアリアドネ》における音画」『初期オペラの研究』彩流社 2005年。翻訳:『ブラームス回想録集』全3巻(共訳)、音楽の友社 2004年〜2005年、『ゲーテと出版者』(共訳)法政大学出版局 2005年。


日時

2006年7月7日(金) 16:30〜18:30

会場 西早稲田キャンパス 6号館318号教室(レクチャールーム)
研究会

講師:一ノ瀬和夫(立教大学経済学部教授)
テーマ:『ミュージカルを分析する』

アメリカ演劇におけるミュージカルの位相とそこから生じる問題群を、演劇研究ならびに文化研究の視点から考察する。
※無料・予約不要


日時

2006年7月14日(金) 16:30〜18:30

会場 西早稲田キャンパス 6号館318号教室(レクチャールーム)
研究会

講師:一ノ瀬和夫(立教大学経済学部教授)
テーマ:『ミュージカルを分析する』

比較演劇の視点から、日本におけるミュージカル導入とその展開の実態を確認し、ミュージカル史のあり方について考察する。
※無料・予約不要


日時

2006年7月15日(土) 16:30〜18:30

会場  
研究会

シェイクスピア・ゼミ
講師:井出新(フェリス女学院大学教授)
テーマ:「奨学生の憂鬱−クリストファー・マーロウの学位取消事件とロバート・グリーン」


日時

2006年7月25日(火) 18:15〜20:30

会場 西早稲田キャンパス 8号館417号室
研究会

発表者:佐藤 英 (演劇研究センターCOE特別研究生)
テーマ:「 ナチス・ドイツ時代のラジオ放送におけるオペラ/オペレッタ番組
――ヨハン・シュトラウスのオペレッタ『こうもり』の放送用録音を例にして――」

発表要旨: ラジオやレコードなどのメディアがオペラ/オペレッタに及ぼした影響は大きい。特にラジオの果たした役割は計り知れず、その歴史のかなり早い段階から実施されたオペラ/オペレッタの劇場中継放送は聴衆層の拡大に貢献し、レコード会社の商業戦略から独立した録音計画ならびに録音技術の向上は、放送用スタジオ制作のオペラという新しい可能性を開拓した。この新しい可能性がもたらしたものは、新作オペラの誕生と、放送用録音による体系的なレパートリーの獲得という二点である。今回の発表は、この後者に着目するものである。

 さて、ナチス・ドイツ時代にラジオ放送が政治的プロパガンダとして利用されたことはすでに広く認知されているが、当時の音楽放送の実情はまだ十分に解明されているわけではない。当時のオペラ/オペレッタ放送に関しても、実証研究はほとんど行われていないのが実情である。それゆえこの種の放送史にまつわる研究は、基礎資料の収集から始めなければならない未熟な段階にあるといわねばならないが、さしあたり議論の端緒として、劇場が封鎖された1944年以降にラジオ放送がその代わりをつとめたことを考えてみるのは、意味のあることと思われる。なぜならこうした事例は、オペラ/オペレッタの上演史上、この時代にのみ認められる極めて特異な現象であり、オペラ/オペレッタの受容史研究にも寄与するものが多いと考えられるからである。

ラジオが劇場と役割を取って変えたことは、一見すると戦局の悪化による窮余の一策のようにみえるが、実際には1930年代から制作されていたオペラ/オペレッタのスタジオ録音の延長線上に位置付けられるものである。このことを立証するために今回の発表では、論者の作成した現存する録音のリストを参照しつつ、当時のオペラ/オペレッタ放送の大枠を把握することから話を始める予定である。そしてこの成果を踏まえたうえで、ドイツ放送資料館(DRA)に保管されている未発売の『こうもり』の録音を考察の対象としながら、ナチス・ドイツ時代の放送におけるオペレッタ放送の意味を考えたいと思う。

 今回の発表は、放送用のアーカイブ素材を元にしたものである。オペラ/オペレッタ研究にこのような記録の音声/映像を今後活用して行く手立てを考えるために、放送素材へのアクセスに関しても言及する予定である。

プロフィール
佐藤 英   早稲田大学文学学術院ドイツ文学専修助手。早稲田大学21世紀COEプログラム「演劇の総合的研究と演劇学の確立」(オペラ/音楽劇の演劇学的アプローチ)特別研究生。主な論文:「「テクストのないオペラ」としての『クライスレリアーナ』―ローベルト・シューマンとE.T.A.ホフマン―」(『比較文学年誌』第40号、2004年)、「ローベルト・シューマンのオペラ『ゲノフェーファ』における音楽的特徴とその問題点―『ゲノフェーファ』再検証―」(『演劇研究センター紀要』第6号、2006年)、「ローベルト・シューマンの音楽批評記事再読―ルイ・シュポーアの2つの交響曲批評をめぐって―」(『シェリング年報』第14号、2006年秋刊行予定)など。経歴の詳細は、以下の早稲田大学ホームページ内の研究者データベースをご覧ください。


日時

2006年8月23日(水) 18:00〜20:30

会場

大隈記念タワー(26号館)3階会議室

特別
講演会

知られざるスタニスラフスキー
〜後期スタニスラフスキー・システムについて〜

講師:セルゲイ・チェルカスキイ教授(ロシア国立サンクト・ペテルブルグ演劇大学副学長)

※通訳あり

講師
紹介
ロシア国立サンクト・ペテルブルグ演劇大学演技演出専攻教授、同大学副学長。演出家。レニングラード演劇映画協会(現・サンクト・ペテルブルグ演劇大学)より演出家として修士号を取得。博士論文では20世紀のロシア演劇における演出家教育を論じた。ドストエフスキー、オストロフスキー、グリボエドーフ、エルドマンといった古典・現代のロシア演劇をはじめ、シェイクスピア、シェイファー、ミュッセ、アヌイなど30以上の作品をサンクト・ペテルブルグやロシア各地の国立劇場で演出、またクラスヤルスクのプーシキン国立劇場の芸術監督、リテジーニ劇場(サンクト・ペテルブルグ)、モソヴィエットアカデミック劇場(モスクワ)の演出家などを歴任。イギリスのRADA(王立演劇アカデミー)をはじめ、アメリカ、韓国、スウェーデン、フィンランド、デンマーク、スペイン、オランダ、スイス、メキシコなど多くの演劇大学等で演出教育・講演などを行う。ヨーロッパ芸術学校連盟(ELIA)理事。日本でも今年8月、東京で2週間にわたる演出家育成ワークショップを行う。
http://www.k2.dion.ne.jp/~jda/other_top.html

日時

2006年9月26日(火) 18:30〜

会場

小野記念講堂


講演会

日豪交流年・早稲田−Dramatic Australia プログラム
共催:日豪交流年2006公式事業「ドラマチック・オーストリア」
オーストラリア国立演劇学校 、オーストラリア大使館
「世界をリードする演劇学校−NIDA」
講演者:オーブリー・メラー(豪国立演劇学校【NIDA】校長)
入場無料・予約不要、通訳あり

豪国立演劇学校(NIDA=National Institute of Dramatic Art)は、1958年創立の演劇の高等教育機関。演技、演出、舞台美術などの優れたコースを擁し、これまで、メル・ギブソン、ケイト・ブランシェット、ヒューゴ・ウィーヴィング、バズ・ラーマンなど、国際的に活躍する俳優やクリエーターを次々に輩出し、世界的に注目されている。
オーブリー・メラー氏はオーストラリアを代表する演出家の一人で、クィーンズランド・シアター・カンパニーやプレイボックス・シアター・カンパニーなどの主要劇団で芸術監督を歴任した後、母校NIDAの校長に就任。オーストラリア勲章を受け、またプレイボックスによる田中千禾夫『マリアの首』の演出で、内村直也賞を受賞している。


日時

2006年9月29日(金)〜10月1日(日) 

会場 早稲田大学国際会議場
主催 演劇理論研究(西洋/比較)コース
シンポジウム

国際サミュエル・ベケットシンポジウム 東京2006
”Borderless Beckett”

後援:独立行政法人日本学術振興会、アイルランド大使館、フランス大使館

参加登録など 詳細
http://www.waseda.jp/prj-21coe-enpaku/temp/samuel_html/

オランダのロドピ社から発行されている国際的ベケット研究誌Samuel Beckett Today/ Aujourd'hui が、「〈ボーダレス・ベケット〉:国際サミュエル・ベケットシンポジウム東京2006」の特集を組み、2008年に刊行することとなりました。シンポジウムの特別ゲストで2003年度ノーベル賞受賞者J・M・クッツェー氏の講演をはじめとして、多数の論考が収録される予定です。

日時

2006年10月14日(土)15:00〜16:30

会場 戸山キャンパス31号館311-312教室
講座

演劇論講座
題目:『リチャード三世』の魅力 (第1回)
講師:河合祥一郎氏(東京大学助教授、表象文化論)

内容 日本で何度も上演されることの多い『リチャード三世』の魅力はどこにあるのか。悪の誘惑といった心理的要因や悪の表象の問題のみならず、この作品の文体的特徴、歴史的背景など、さまざまな角度から作品の魅力を探る。来夏、野村萬斎主演で上演予定の狂言風『国盗人』(『リチャード三世』翻案)の作者として、翻案裏話も交えて語る。
参加 無料・予約不要

日時

2006年10月17日(火)18:15〜20:30

会場 西早稲田キャンパス8号館417号室
研究会

発表題目:ローベルト・シューマンのオペラ『ゲノフェーファ』考
―その成立からの再検証―
発表者:佐藤 英(COE特別研究生)

要旨 ローベルト・シューマンが完成させた唯一のオペラ『ゲノフェーファ』に接する機会は少ない。今年の6月に東京芸術大学がシューマン没後150年を記念して開催した「シューマン・プロジェクト」の一環として演奏会形式での上演が行われたものの、今のところこれに続く公演は予定されていないようだ。この作品を巡る状況は、研究面においても同じである。シューマン研究者でさえも『ゲノフェーファ』を論考の対象とすることは少ない現状では、この作品を「語る」土壌が形成されているとは言い難いのである。
 こうした現状を鑑み、今回は『ゲノフェーファ』に関する基本的な情報を共有しながら発表を行うことにしたい。信頼の置ける資料に基づく成立史が日本ではこれまで紹介されていないので、シューマンの日記と書簡の記述を踏査しつつ、その成立の過程を詳細に検討して行くことから発表を開始する。具体的にはテクスト選定の経緯、ヘッベルとの交友、台本作者ライニックとの共同作業、ワーグナーとの交友、作曲プロセスなどを紹介する予定である。そしてこの情報を踏まえながら、『ゲノフェーファ』の台本に関する考察、さらにシューマンの音楽観を念頭に置いた当該の作品評価も行いたいと考えている。
参加 無料・予約不要

日時

2006年10月28日(土)15:00〜16:30

会場 戸山キャンパス31号館311-312教室
講座

演劇論講座
題目:『リチャード三世』の魅力 (第2回)
講師:河合祥一郎氏(東京大学助教授、表象文化論)

参加 無料・予約不要

日時

2006年11月10日(金)14:00〜16:00

会場 戸山キャンパス39号館(第二研究棟)6階 第7会議室
講演

「Qu'est-ce que le theatre ? をめぐって ― 二人の著者を囲んで」

講師:クリスティアン・ビエ氏(パリ第10大学演劇科教授)
    クリストフ・トリオー氏(パリ第7大学助教授)
    佐藤康氏(学習院大学講師、モデレーター)

使用言語 フランス語(日本語要約つき)

内容 このたび、早稲田大学21世紀COE演劇研究センターと日仏演劇協会の共催により、パリ第10大学演劇科教授クリスティアン・ビエ氏とパリ第7大学助教授クリストフ・トリオー氏を迎えて、特別講演会を開催いたします。

クリスティアン・ビエ氏とクリストフ・トリオー氏は、ガリマール社より『 Qu'est-ce que le theatre ? 』(演劇とは何か?)という書物を共著で出版されています。フォリオ(ペーパーバック)でありながら1000頁を超えるという、怪物のような書物ですが、まさしくこれからのフランス演劇研究の必携書となっていくであろう、重要な一冊です。

この一冊の本をめぐって、この書物の誕生の経緯を伺うとともに、過去30年ほどの現代演劇を演劇史にいかに位置づけることが可能か、演劇は社会においていかなる場として成立しうるのか、さらにポストドラマ演劇という言葉も世界的に定着した今日、テクストと演劇との関係をいかに捉えるのか、演劇研究にとってのアクチュアルな問題を、佐藤康さんとともに議論したいと思います。

参加 無料ですが、会場準備の都合上、お名前、ご所属、参加希望講演会名をご記入いただき、COE事務局21coe-en-event@list.waseda.jpまでお申し込みください。

日時

2006年11月11日(土)15:00〜17:00

会場 戸山キャンパス31号館202教室
講座

シェイクスピアセミナー
「舞台のリズムについて ― シェイクスピアのテキストと翻訳 ―」
講師:大場 建治氏 (明治学院大学名誉教授)

内容 シェイクスピアを翻訳するためには、まず厳密なテキストの確定が必要であり、さらに原文のリズムを日本語に移すことが必要となる。つまり舞台のリズムを生かす、ということである。シェイクスピアの翻訳において、当時の劇場の上演を念頭に置きつつ、いかに劇的効果のある言葉を紡ぎだせるかを、具体的に示す。
略歴 大場 建治氏
略 歴:明治学院大学大学院修士課程修了後、同大学文学部英文科に勤務。
文学部長、学長を歴任し、現在は同大学名誉教授。
専門は、16・17世紀イギリス演劇。

著書:『ロンドンの劇場』(研究社)、『シェイクスピアへの招待』(東洋選書)、
   『エドマンド・キーン伝』(晶文社)、『シェイクスピアの贋作』(岩波書店)
   『シェイクスピアの墓を暴く女』(中公新書)、
   『対訳・注解 研究社シェイクスピア選集』(既刊6巻、刊行中)他多数。

参加 無料・予約不要

日時

2006年11月25日(土)14:40〜18:00

会場 西早稲田キャンパス6号館318室(レクチャールーム)
講座

S.E.ゴンタースキー氏レクチャー&セミナー
(使用言語:英語)

【14:40〜15:40】
"An Analysis of Irregularity in Quad"
発表者:片岡 昇(COE特別研究生)

【16:00〜18:00】
"Images of Beckett"
講師:S.E.Gontarski
(早稲田大学演劇博物館客員教授/フロリダ州立大学教授)

※入場無料・予約不要

内容 ゴンタースキー教授はベケットの草稿研究で名高く、数多くの著書はベケット研究を志すものに大きな影響を与えてきました。国際的なジャーナルJournal of Beckett Studiesの編集を長年務めており、先日早稲田大学で行われました”ボーダレス・ベケット:国際サミュエル・ベケットシンポジウム”のエグゼクティブ・ディレクターもお勤めいただきました。
今回はゴンタースキー氏のお話を聴くまたとないチャンスとなります。ベケット研究者のみならず、演劇研究者全般にとって刺激的なものとなること請け合いです。
また、ゴンタースキー氏の講演に先立ちまして、COE特別研究生でベケットゼミのメンバーでもある片岡昇氏の発表があります。若手研究者とヴェテラン研究者の対照的なアプローチが楽しめるかと思います。

日時

2006年11月25日(土)15:00〜17:00

会場 戸山キャンパス31号館311−312教室
講座

シェイクスピアセミナー
「シェイクスピアの異文化パフォーマンス」
講師:浜名 恵美氏 (筑波大学教授)

内容 異文化パフォーマンスとはどのような現象で、今何が問われているのかを、シェイクスピアの日本での上演の実例(蜷川、野村萬斉、ク・ナウカなど)を挙げながら考察する。またこうした現象面でのアプローチは、異文化同士の差異を見つめつつ、文化間の不平等な力関係の是正をめざす批判的異文化主義の発展をも目指すものである。
略歴 浜名 恵美氏
著書:
"Whose Body Is It, Anyway?: A Re-Reading of Ophelia," in Hamlet and Japan (New York: AMS Press, 1995). "The Wonder of the Virgin Queen: Through Early Colonial Discourse on Virginia," in Hot Questrists After the English Renaissance: Essays on Shakespeare and His Contemporaries (New York: AMS Press, 2000).
共編著『シェイクスピア大事典』(日本図書センター、2002)、
共編著『アメリカナイゼーション』(研究社、2004)
『ジェンダーの驚き―シェイクスピアとジェンダー』(日本図書センター、2004:福原賞受賞)
参加 無料・予約不要


日時

2006年12月5日(火)16:30〜18:30

会場 西早稲田キャンパス14号館801会議室
講演会

ブレヒトの夕べ
(使用言語:ドイツ語)※通訳あり
タイトル:ブレヒト劇を考える
講師:ヤン・クノプフ氏/ヨーアヒム・ルケージー氏

※入場無料・予約不要

内容 ヤン・クノプフ教授(カールスルーエ大学)は、ブレヒト30巻全集の編者、ブレヒト・ハンドブックの編著者であり、原題のブレヒト研究をリードする研究者です。1989年以降、カールスルーエ大学ブレヒト資料館の館長を務めています。また、ルケージー博士はハンドブックの共編著者であり、ブレヒト資料館を拠点に活躍する音楽学者です。
今回の講演会では、クノプフ教授はブレヒト劇の特質について、ルケージー博士は『三文オペラ』の1928年初版について、報告していただく予定です。通訳つきの講演会であり、研究者だけでなく、演劇や文学に関心を持つ多くの方々にご参加いただければ、と望んでおります。両講師と参加者のあいだに活発な意見交換のされる「ブレヒトの夕べ」を実現し、対話を好んだブレヒトに迫りたいと存じます 。

日時

2006年12月19日(火) 18:15〜20:30

会場 西早稲田キャンパス 8号館417号教室
研究会

発表者:山梨牧子 (21世紀COE演劇研究センター特別研究生)
テーマ: 寶塚歌劇のコスモポリタン・モンターヂュ
〜レヴュー全盛期 (1930年代)の残照〜
「TAKARAZUKA REVUE COMPANY」という認識とその様式を探る

発表要旨:92年の歴史を持ち、新作を創り続ける宝塚歌劇の演目は、初公演「お伽歌劇」以来、歌劇(オペラ)、オペレッタ、レヴュー、ミュージカル、ショー、バレエ、舞踊劇、などと多種多様に銘打たれてきた。その微妙な表記の違い同様、作品の定義は不確定で、むしろジャンルを越えてしまう流動性こそが宝塚の特徴であり、伝統ですらある。特に、新しい時代の象徴であった「レヴュー」は現在でも、英語の劇団名に明らかなように、宝塚の代名詞となっている。日本最初の本格レヴューとされている『モン・パリ(我が巴里よ)』(1927)と『パリゼット』(1930)の大成功を経て、西欧諸国で大流行していた舞台芸術を輸入し、独自に上演していく一方で、『ヂャブヂャブ・コント』(1934)では民俗舞踊を含む日本芸能と融合させてハイブリッドな日本レヴューの境地を開いていった。この和洋折衷の新奇な舞台形態は、複数のカットを編集してスピーディーに繋いで見せる一種のモンタージュであり、グローバルな同時性の感覚、つまりコスモポリタリズムを可視化しているといえる。
本発表では、外遊した座付演出家達をはじめ、中村秋一等による同時代の評論を手がかりに、古今東西の録音や映像資料を使いながら、「宝塚的なるもの」の源流を見つめなおし、その認識と様式がいかに今に続いているかを考察する。

プロフィール
英国立エディンバラ大学院博士後期課程在籍。早稲田大学COE2006年度特別研究生。

略歴:ロンドン大学UCL卒(美術史・哲学専攻)。 UCL美術史学部研究助手(Andrew Hemingway,Artist on the Left(2002))。デンマークでギャラリー勤務の傍ら、エディンバラ大学院で比較文化学のリサーチプロジェクトを進める。コペンハーゲン大学客員研究員(2004年日本文化研究講座(Populaerkultur i japansk kunst og samfund)担当:Takarazuka i historisk lys, Hanky$(D+e-konceptet,sammenligning med Kabuki :Takarazuka , the Dream Land of Past and Present: Its historical context and the ever lasting “pop”)
その他の発表:
Takarazuka since 1914 :The Land of Dreams and Dilemmas (The University of Edinburgh: School of Literatures, Languages and Cultures Centre for Japanese Studies Seminar, November 3, 2004)The Takarasienne and Moga: Modernity in the Prewar Girls' Culture(DIJ History & Humanities Study Group, March 2, 2005)URL:http://www.dijtokyo.org/?page=event_detail.php&p_id=403The Dream Factory of Takarazuka: Performative production and consumption of 'sweet girly dreams' : (The 11th International Conference of the EAJS in Vienna Austria, August 31? September 2, 2005; URL: http://www.univie.ac.at/eajs/sections/abstracts/Section_4/4_5a.htm)


日時

2007年1月23日(火) 18:15〜

会場 西早稲田キャンパス 8号館307号室
研究会

発表者:福中冬子 (演劇研究センター特別研究生)
テーマ: 「第二次大戦後のオペラ/ムジークテアターにおける「コミカルなもの」の射程」

発表要旨:「ホロコースト以降、詩を書くことは野蛮である(Nach Auschwitz noch ein Gedicht zu schreiben ist barbarisch)」といったのはアドルノだが、幾千万人にものぼる犠牲者を生み出した二つの世界大戦という現実を経て現代に生きる人々に、オペラ、とりわけコメディーとして意図されたオペラはなにを語りかけることが出来るのだろうか。当発表では第二次大戦後に作曲されたオペラ(ムジークテアター)における「コミカルなもの」の意味解釈をテーマとして、カタルシスの対極に位置するような笑いを上演する作品を、音楽史およびそれぞれの作曲家の創造思考の変遷、その両方から見てみたいと思う。
グルックのオペラ改革、ヴァーグナーが打ち出したGesamtkunstwerkの概念、あるいは20世紀初頭に見られるリアリズムへの傾倒など、オペラ史にはいくつもの重要な転換期があるが、その一方で第二次大戦に続く十数年ほど、オペラという「ジャンル」そのものへの根深い疑問――「今なぜオペラを作曲するのか」――が正当性を得た時期はないといえるだろう。そんな中ある者は伝統的オペラをオペラたらしめているもの(例えば過剰なロマンティシズムや非現実性を作り上げる枠組み)を解体し、ある者は題材ではなく上演プロセスに同時代性を投影しようとし、またある者はあえてオペラの伝統的基盤に立ち返るとを通じ、「オペラの可能性」を追求している。スタイルや構成は多彩だが、彼らの作品の多くに見出されるのが、グロテスクな事象としての「笑い」への問いかけだと言えよう。発表ではMauricio KagelのStaatstheater (1967-70)、Harrison Birtwistleの
Punch and Judy (1968)、Elliot CarterのWhat next?(1999)を中心に、その「笑い」の構成要素を見てみたい

プロフィール
国立(くにたち)音楽大学卒業、米国ニューヨーク大学人文大学院(New York University, Graduate School of Arts and Science)博士課程修了(MA, Ph. D.)。哲学博士(音楽学)。専門は20/21世紀音楽。ニューヨーク大学非常勤講師(Adjunct Lecturer)などを経て、現在慶応義塾大学非常勤講師。早稲田大学演劇博物館21世紀COEプログラム特別研究生。主な論文: “The Use of Symmetry in AlbanBerg’s Wozzeck,” in Wort und Musik, edited by Peter Csobadi (Anif-Salzburg, 1997); Wolfgang Rihm: Interpretive Examination of his Creative Sources (Ann Arbor, 2003); 「音楽を超えた音楽論:ブフォン論争が語るもの」(『初期オペラの研究』丸本隆編、彩流社、2005); “The Death of the Author? Rihm, Lachenmann, and Operatic (Un)truth,” in Classical Contemporary Music [working title] (Pretoria, forthcoming in 2007).


日時

2007年2月27日(火) 16:00〜18:00

会場 西早稲田キャンパス 8号館307号室
研究会

発表者:ジャンニ・クリスチャック
テーマ: 18世紀初頭のオペラを取り巻く社会状況

プロフィール
指揮者。イタリア・トリエステ市コンセルバトーリオにてピアノの最優秀賞受賞。スポレット実験歌劇場にてマエストロ・コラボラトーレを、トリエステ市ヴェルディ歌劇場にて指揮者兼マエストロ・コラボラトーレを務める。その後、来日、昭和音楽大学、東京芸術大学大学院、国立音楽大学大学院にてオペラ実習の講師を務める。またイタリア文化会館にてオペラ史を講義している。2006年度は札幌にて『コシ・ファン・トゥッテ』、船橋フィルハーモニー定期演奏会、『皇帝ティトの慈悲』等、指揮者としての活躍が目覚しく、今後の活動が大いに期待されている。また、2007年には9月に仙台オペラ協会にてベッリーニ作曲歌劇「カプレーティ家とモンテッキ家」(オーケストラは仙台
フィルハーモニー管弦楽団)を指揮、また12月には三重フィルハーモニー交響楽団にてベートーヴェンの第9番交響曲を指揮する予定である。東京国際楽友協会委員、日本プッチーニ協会副会長、トスカニーニ・オペラ・アソシエーションTOA芸術監督。.


日時

2007年3月13日(火) 16:00〜18:00

会場 西早稲田キャンパス 8号館307号室
研究会

発表者:袴田麻祐子
テーマ:「パリ」のイメージ:神話の形成・ペルソナージュとしての都市

要旨: 発表者はこれまで、昭和初期の日本におけるフランス・パリをテーマにしたレビューやシャンソンとその受容を分析することで、日本人にとっての西洋イメージの形成、その後の文化観への影響を考察してきた。当時の和製レビューやそれをめぐる言説には、同時代「パリのもの」としてはいってきたさまざまな情報が錯綜して含まれている。本場のミュージックホールやオペレッタ(多くはウィーンやイギリス起源の作品で、パリで上演され評価されたもの)・オペラが「元ネタ」として参照されていたのはもちろん、小説や雑誌のなかで語られたエピソード、写真やポスターから得られる視覚的印象などが日本人の演出家や観客のなかで消化され、現実の都市とは独立した「パリ」というイメージがひとりあるきしていたのだった。
 こうした和製の「幻想のパリ」イメージの独自性を分析するのが発表者のこれまでの研究であった。だが、パリという都市からうまれたこうした幻想は、ハリウッドで制作された「パリ」映画や、フランスにおいて綴られたイメージと重なる部分も大きい。現代でもある意味国際的に共有される神話性を持っているともいえる。
 日本語の言説だけを扱っていたこれまでの研究を反省し、昨年一年間フランスに留学し、当時のパリにおいて「パリ」が語られた資料に目を通す機会をつくった。1900年代初頭、ミュージックホールやモンマルトルが外国人観光客向けにどのように「名所」として発信されていたか。映画やレビュー、オペレッタのなかにパリ自身が、フランス視点で、またその他の諸外国視点でどのように描かれていき、他国へと伝播していったか。これまで扱ってきた「昭和初期の日本人」が参照した元のイメージ起源を探ることで、自らの考察に厚みを持たせていきたいと
願っている。

プロフィール
大阪大学文学部卒業。同博士前期課程修了、博士後期課程単位取得退学。音楽学専攻。現在、早稲田大学演劇研究センターCOE特別研究生。ロータリー財団2005-2006年度国際親善奨学生。日本音楽学会、ポピュラー音楽学会、美学会等会員。主な論文:「創出される異文化イメージ白井鐵造のレビューに見られる『パリ』を例に」『音楽学』第49巻2号、2003年。「寶塚少女歌劇にみる『西洋』の意味とその変化」『フィロカリア』第22号、2005年。


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