社会科学部
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コンペで発表した分析方法刑法研究経営科学荒井 慎哉2018年入学仲道 祐樹ゼミナール法学分野宮本 知哉2018年入学須子 統太ゼミナール商学分野判例をもとに検察・弁護側に分かれた議論で論理的思考力や説得力を身につける大学で法律を学びたいと思っていましたが、特に「刑法」を選んだのは、1年生の時に仲道先生の「公法入門」という授業を受けたのがきっかけです。仲道先生の授業は簡潔かつ面白く、もっと深く刑法について学んでみたいと興味をもちました。ゼミでは、裁判所の判例を分析して刑法の考え方を体得します。過去の判例をもとに検察官、弁護人、裁判官に分かれてそれぞれ報告を準備し、議論を通じて説得力のある論証とは何かを身につけていきます。毎回の議論を通じて、法的な思考だけでなく論理的思考力や説得力のある論証能力が鍛えられます。また、各回の報告に向けての準備段階で多い場合は10冊以上の文献を参照するので、リサーチ力や読解力も伸びます。2020年度には新たな取り組みとして、法制審議会で審議中である逃亡防止を素材に、最適な法案をチームで考え作成しました。アンケート調査における偏りを補正する手法について研究ゼミではデータ分析について学んでいます。2年次は統計解析の基礎を『統計解析入門』という本で学び、3年次は学内の「データサイエンスコンペティション」に出場するための研究をチーム単位で行いました。私たちのチームは、「アンケート調査における選択バイアスの補正」というテーマで出場。アンケートが適切に取れなかった場合に結果を補正する手法の効果についてプレゼンしました。入学当初はまったく関心のなかった分野ですが、1年次に統計解析の授業を受けて興味をもち、データサイエンスの重要性が高まっていることからも、このゼミを選びました。ゼミの魅力の一つは実践的な勉強ができること。また、先生が優しく教えてくださり、チーム単位での活動が多いのでゼミ生同士のコミュニケーションが深まります。今後は学内コンペで発表したテーマについて、引き続き卒論のテーマとして深めていきたいと考えています。早稲田大学法学部卒業。早稲田大学大学院法学研究科にて博士(法学)を取得。2010年に社学着任後、2017年より現職。一般向けの著書として、『おさるのトーマス、刑法を知る』(太郎次郎社エディタス、2014年)がある。指導教員 仲道 祐樹 教授当ゼミナールでは、ビジネス分野における諸問題を数理的なアプローチで解決する方法を学んでいきます。主に統計解析や機械学習などのデータ科学手法を用いて、実際のデータから有用な知識を抽出し問題解決の糸口を探ります。また、データ科学手法そのものの改良や開発も行います。3・4年生時には、経営科学系研究部会連合協議会が主催するデータ解析コンペティションへの参加や、研究成果の情報処理学会や日本経営工学会などでの発表など、学部生のうちから外部発表する機会をできるだけ多くつくるようにしています。刑法の条文は1907年(明治40年!)につくられてから、骨格は変わっていません。その一方で、社会は大きく変化し、それに応じて犯罪も変化しています。変化する社会と犯罪に刑法はどう対応すればいいのでしょう。新しい現象は処罰しない?それとも、法を広く解釈して処罰する?しかし、これまで処罰していなかった現象を解釈変更で処罰するならそれなりの理由が必要だが…このような葛藤のなかで、1つ1つの事件と向き合い、適切な解決を模索するのが刑法学です。ゼミでは実際の事件を素材とし、様々な解釈可能性について議論しながら、法的な問題解決の手法を学びます。早稲田大学理工学部卒、同大学院理工学研究科単位取得。博士(工学、早稲田大学)。早稲田大学メディアネットワークセンター助教等を経て、2014年より早稲田大学社会科学部専任講師、2016年より現職。指導教員 須子 統太 准教授刑務所見学にて8

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